中小企業診断士一次試験勉強中の方に向けて

中小企業診断士一次試験合格に向けて頑張っていますか?

中小企業診断士一次試験まであと一ヵ月半となりました。勉強ははかどっていますか?

 

まだ、7科目終了していない方もいるでしょう。既に7科目終了し、あとは7科目を「皿回し勉強法」で復習している方もいるでしょう。

 

今回は、この時期になり、中小企業診断士一次試験受験にあたって、これからの勉強法や考え方などについて書いていきます。

 

本記事を読むと、この時期での勉強方法・考え方等がわかります。中小企業診断士受験生で賛同できる方は参考にしていただければ幸いです。

 

中小企業診断士一次試験勉強中の方に向けて

記事の内容

この時期の中小企業診断士一次試験対策の考え方

気持ちや体調面での考え方

この記事は、私の過去の経験と学んだことを元に書いています。

 

この時期の中小企業診断士一次試験対策の考え方

①基本を確実にする

②苦手科目の克服

③二次試験もあることを念頭に

①基本を確実にする

  • 基本を繰り返すこと

中小企業診断士一次試験では、基礎的な問題は必ず得点できるようにしておくことが大切です。中小企業診断士の一次試験は100点満点を狙う必要はありません。

 

すごく余裕がある方は別ですが。

 

合格点を取ることができれば良いのです。そのために大切な考え方は、「誰もができる問題を落とさない」ことです。これが7科目できれば合格できます。多くの受験生は皆時間が限られた中で、勉強しています。

 

細部を深く勉強しているわけではありません。広く浅い勉強です。また、出題者も細部にわたって深い知識を受験生に求めているわけでもありません。

 

ですから、多分7割から9割は誰もが勉強しているような内容からの出題となります。聞いたこともない、見たことがないような問題はほぼみんなできないので、できなくても心配する必要はないのです。

 

そこで、点数の差がでるのは「誰でもできる問題で点数を取れない」ことです。それをなくすためには基本を繰り返すことです。

 

基本を繰り返して、「誰もができる問題を落とさない」ようにしましょう。

 

②苦手科目の克服

  • 苦手科目があると、一発合格は難しくなります。

中小企業診断士一次試験は、一科目でも不合格点をとると、合格することはできません。一次試験を突破するには苦手科目を克服することが必要となります。

 

ですが、高得点を取らなくても最低のラインである40点は取れるようにすれば良いのです。ここでも考え方は「誰もができる問題を落とさない」ことです。

 

しかし、「財務・会計」を苦手にしている場合は基礎ができていないと、なかなか克服できないと思います。少し遠回りでも、簿記の基礎的なものを勉強してからのほうが結果的には良いかもしれません。

 

③二次試験もあることを念頭に

  • すぐあとに二次試験もあることを忘れないようにしましょう

これは、かなり難しいのですが、一次試験合格の後は二次試験もあるので、これについても本来なら事前に対応しておくことが望ましいでしょう。

 

私は、とにかく初年度は一次試験突破に全精力を使ってしまい、(一次合格の安ど感もあり)二次ではふぬけのようになっていました。こんな状態では1年間二次試験の勉強をしてきた人にかなうわけはありません。

 

とはいっても、一次試験でも簡単には突破できないので、二次試験に対応できる余裕(精神的な面も含めて)をもって一次試験を終了することは難しいとは思います。でも一次試験で全精力を使い果たすことのないようにしたいものです。

 

気持ちや体調面での考え方

①自信を持って勉強する

②合格するように暗示をかける

③体・健康に気をつける

①自信を持って勉強する

  • 勉強するのにも自信を持つことは重要です

自分に自信を持って勉強することは重要です。自分は馬鹿だ馬鹿だ、と思いながら勉強しても良い結果にはならないでしょう。自分の頭にも自信を持って、そのような気持ちで勉強していくのが大切なことだと思います。

 

不思議な話かもしれないですが「自分は馬鹿だ馬鹿だ」と思っていると、潜在意識がそれを受け入れてしまいます。馬鹿なんだから、勉強しても良い結果は出ないようにしてしまおう、と潜在意識がするのです。

 

反対に、自分は利口だ、勉強したことはどんどん吸収できる。、というように心から思っていれば、潜在意識はそれを受け入れて、よい結果に導いてくれるのです。

 

自分に自信をもつことは大切なのです。

 

では、いったいどうやったら自信を持つことができるのか、当ブログの以下のページなどを参考にしてください。

これは次の項の「合格するように暗示をかける」にも共通する考え方です。

 

ダメ人間で自分に自信がない人が自信をつける方法」 

プラス思考とマイナス思考ってどんな人生なの?

マイナス思考の方にお勧め! 勉強に潜在意識を味方につけよう

潜在意識の力は強力。誤った使い方をするとどうなるのか?

 

②合格するように暗示をかける

  • 自己暗示を自分にかけましょう

よく勝負事で言われのが、最終的には「より勝ちたいものが勝つ」ということです。中小企業診断士の試験で合否ラインには、多分多くの人がひしめき合っているはずです。

 

合否を決める1点、2点をしぶとく取っていく人が最終的には合格していくと考えます。1点でも多く得点するという気持ちが大切だと思います。

 

合否すれすれで受かっている人は最終的には気持ちで受かっているように感じています。「絶対合格」という思いが強ければ、最後の最後まで粘って解答を見なおすということに気持ちになり、それは実際の行動になります。

 

私も、見直すことで失点を防げたことが何度かありました。

 

非科学的かもしれませんが、試験には「絶対合格」「執念」といった気持ちの面も必要かと思います。私が2次試験に合格したのも、「絶対合格」「執念」の気持ちが強くて、いわゆる「火事場の馬鹿力」が出たのでは、と内心思っています。

 

私は「情報セキュリティ」試験には3回落ちて結局あきらめましたが、そのときは「絶対合格」「執念」という気持ちが弱かったと思っています。

 

その時には中小企業診断士になっていたので、「情報セキュリティ」試験は別にいいや、という気持ちがどこかにあり、気持ちのゆるみがあったのかもしれません。

 

今でも「情報セキュリティ」に落ちたことについて、それほど惜しいとも感じません。だからだめだったのですね。

 

合格に対して強い「執念」を持つことは大切だと思います。

 

③体・健康に気をつける

  • 体が健康でないと頑張れません。最後は結局体が物を言います

体調が悪いと、それは精神面にも影響します。「健全なる魂は健全なる肉体に宿る」のです。中には多少体調が悪くても頑張れる人もいますが、多くはないはずです。

 

プロスポーツ選手などで、ケガをしていても優勝できた、とかいうニュースを見ますが、そんな人はまれでしょう。だいたい体調が悪くなれば、消極的な気持ちになるのが人間です。そうなれば、本来の力も発揮できないのが普通です。

 

プロスポーツ選手などで、ケガをしていても優勝できた、とかいうニュースは、その人が普通ではないからだと思います。プロスポーツ選手になれるような人は、もともと強い精神力があったので、同じような才能を持つ人が周りにいても勝ち残ってプロになれたのです。

 

でも一般人は体調が悪いと元気は出ません。力も発揮できません。例えば、私は頭痛がするときなどは、とても勉強する気にはなりません。根性のある人ならできるかもしれませんが、私は根性なしなので、真似できません。

 

普通の人は体調が悪くなったら、勉強はできないと思いますのでくれぐれも体調を崩さないようにして勉強していって欲しいと思います。

 

まとめ

この時期での中小企業診断士一次試験対策の考え方

  • 基本を確実にする

基礎的な問題は必ず得点できるようにしておくことが大切です。

  • 苦手科目の克服

苦手科目があると、一発合格は難しくなります。

  • 二次試験もあることを念頭に

すぐあとに二次試験もあることを忘れないようにしましょう。一次で燃え尽きないようにしましょう。

 

気持ちや体調面での考え方

  • 自信を持って勉強する

自分は馬鹿だ馬鹿だ、と思いながら勉強しても良い結果にはなりません。自分に自信を持って勉強しましょう。

  • 合格するように暗示をかける

最終的には「より勝ちたいものが勝つ」のです。「絶対合格」という暗示を自分にかけましょう。

  • 体・健康に気をつける

「健全なる魂は健全なる体に宿る」のです。最後は結局体が物を言います

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。