中小企業診断士のメリット【自己満足編】
今回は、中小企業診断士のメリット【自己満足編】というテーマでちょっと書いていきます。
中小企業診断士になるとメリットはいろいろありますが、その一つとして、企業活動で起こっていることについて、学んだ言葉を使って自分の頭の中で説明できることがあります。
自分の中での問題解決なので、単なる【自己満足】ですが。
なんだそれ、といわれるかもしれませんが、これから書いていくので興味がある方はご覧ください。
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中小企業診断士のメリット【自己満足編】
本記事の内容
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- この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
- KAZUTOYOは家電量販店店員(パソコン売り場も担当)として10年以上の経験があります。
- パソコン売り場にいたこともあり、IT関連の知識も多少あります。
- 中小企業診断士としての活動歴も10年以上です。
オワコンをマーケティングで説明すると
- 製品ライフサイクル理論
中小企業診断士を勉強していると、製品ライフサイクル理論を学びます。
製品ライフサイクル理論は製品にも人間と同じように誕生から死に至るまでの一生があるとする理論です。
製品のステージを
- 導入期
- 成長期
- 成熟期
- 衰退期
の4段階に分けて考えます。
KAZUTOYOは製品ライフサイクルは製品だけでなく、サービスにも当てはまると考えています。
例えば、KAZUTOYOが今書いているこのブログは情報発信のツールとしはオワコンだと考えられています。
かつてブロガーと言われている人たちはそれを察知して、現在は動画市場などに流れています。
ブログは製品ではなくサービスなのですが、今は衰退期だと思われます。
でも一時期は芸能人などもこぞってブログをやりだした繁栄した時期もあったのです。
今は、ブログではなく動画やインスタグラムなどで情報発信することが多くなっています。
サービスにもライフサイクルはあるのです。
というように、中小企業診断士で勉強したことを使って現実世界の現象を説明できるようになるのです。
自己満足が得られます。
ヤマダ電機が大塚家具を子会社にした件はマーケティング的にどうなのか
- ストアコンセプトが異なるが
ヤマダ電機が大塚家具を子会社にして、コラボした売り場を作ってやっているようです。
でも、そもそも両者のストアコンセプトはもともと大きく異なります。
ストアコンセプトとは、一般に「誰に何をどのように販売するのか」を明確にすることです。
KAZUTOYOが考えるヤマダ電機のストアコンセプトは「一般消費者に(家電)製品をどこよりも安く提供する」ということです。ヤマダ電機はその考え方を実践し、大きくなった会社です。
ですが、大塚家具のストアコンセプトは「ある程度裕福な顧客層に、厳選された高級家具を専門知識を持った販売員が丁寧な接客で販売する」だったはずです。
両社の従業員も最近はわかりませんが、以前はそのような考え方で仕事をしてきたはずです。
以上のようにストアコンセプトが全く異なるのです。
これでうまくいくのかな、と思います。普通は相いれないストアコンセプトです。
スルガ銀行がノジマと提携した件はマーケティング的にどうなのか
- スルガ銀行とノジマの提携では相乗効果が期待できる
中小企業診断士では、相乗効果(シナジー)についても勉強します。
シナジーには
- 同じ生産設備や生産管理システムを共用する生産シナジー
- 同じ販売経路や販促手段を共用する販売シナジー
- 同じ経営管理システムが共用できる管理シナジー
- 製品技術を共用する技術シナジー
などがあります。
スルガ銀行の筆頭株主はノジマです。
最近、スルガ銀行が家電のノジマとの提携業務を具体化するため推進会議を設置して検討を始めています。
スルガ銀行とノジマとの提携では、販売シナジーや技術シナジーが期待できると考えられます。
KAZUTOYOは金融機関と家電店との提携は相性が非常に良いと思っています。
しかもノジマはインターネットプロバイダー大手のニフティも子会社にもっています。
金融業務とIT、家電(当然通信機器なども扱っています)の組み合わせは非常に相性が良く、相当シナジー効果もあると考えられます。
こちらは、何かおもしろいことをやってくれるのではないかと期待しています。
このように、中小企業診断士になるにはいろいろ勉強しますが、勉強した用語などを使って今起きている事象を説明することができます。
自分が賢くなったようで、【自己満足感】が得られます。
それが、どうした。と言われると、特になにもないのですが。
まとめ
中小企業診断士のメリット【自己満足編】
製品ライフサイクル理論で説明できます
両社のストアコンセプトはかけ離れているのが気になります。
スルガ銀行とノジマの提携では相乗効果が期待できます。 |