中小企業診断士を目指して勉強中だが計画通りにいかない
中小企業診断士の一次試験まで、あと一ヵ月とちょっとになりました。
ここにきて、当初の計画通りに勉強が進んでいない方もいるでしょう。
焦っているかもしれません。
この時期、余裕のある方はごく少数だと思います。過ぎた日々は取り返すことはできませんから、勝負はこれからと信じて、勉強をしていってください。
そもそも当初に立てた計画は、自分にとって理想の計画だったと思います。どんな計画も理想通り、計画通りにいくのはまれです。
計画はそういうものだと捉え、「やっぱり、計画通りにいかないな。修正して仕切り直しだ」というようにあまり深刻にならず考えるのが精神衛生上良いと思います。
今回は、あなたも当初勉強の計画を立てたと思いますが、その計画について書いていきます。
この記事を読むと、計画通りにいかなくても心配することはないこと、そして今後どうしていったらよいのかわかります。
Contents
中小企業診断士の勉強が計画通りに進まない時、どうする?
記事の内容
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この記事は私の体験を元に書いています。
計画通りにいかない主な理由
①そもそも無謀な計画であった ②自分でコントロールできないことで計画が進まなかった ③モチベーションを保つのが難しい |
①そもそも無謀な計画であった
- 当初は経験がないため、理想の勉強計画になりがちです
中小企業診断士を目指す決意をし、教材も揃えたら、まずいきなり勉強していく人は少ないでしょう。教材などにも書いてありますが、まず勉強の計画を立てるのが普通です。
計画を立てて、その計画に従って勉強をしていくというのが通常のやり方です。
これはこれで正しいのですが、当初は経験がないので自分にとって無理な計画を立ててしまいがちです。
一教科2週間で終わらせるので、一日〇〇ページやる、というように決めるのです。
ですが、勉強し始めるとなかなか計画通りに進めるのがしんどいことがわかってきます。
計画通りに進まない日々が重なり、仮に土日に取り返せる日を別に設けていたとしても、とても挽回できないほど進度が遅れてしまうということもあります。
もともと自分の能力に見合わない計画を立てるとそうなります。でもそれは勉強し始めてからわかることなので、ある意味しようがないことなのです。
②自分がコントロールできないことで計画が進まなかった
- 自分の思い通りにいかないのが人生です。計画も思い通りにはいかないのです
仮に無謀な計画であっても、それだけの理由で計画通りにいかないなら、根性のある人ならなんとかするかもしれません。
でも自分の人生は、すべて自分でコントロールできるわけではありません。
まして、中小企業診断士の勉強をしている人は、多くが社会人で会社に勤めている方が多いのです。
終業時間がきても、残業などですぐに帰れない日もあるでしょう。当然計画どおりに勉強できないことになります。
また、病気になる、体調が悪い日もあるでしょう。いくら健康に気をつかっていても病気になるときはなります。自分でコントールできるわけではないのです。
③モチベーションを保つのが難しい
- 当初の情熱は長期間継続しません。そして気持ちの面も勉強には大きく左右します。
当初は張り切って勉強していても、長期に亘っていくと最初の勢いはなくなってくるのが普通です。だんだんマンネリになってきます。
勉強しなければいけないという強い気持ちが弱くなっていくのです。
これは、誰しもそうだと思います。
鉄は熱いうちに打て、といいますが、当初は真っ赤だった鉄も時間の経過とともに冷えていくのです。人間の気持ちも同じです。
当初の情熱は永遠ではないのです。
そうなってくると、勉強しないといけないがやる気がでない、ということになっていきます。
今後の対応策
①無理のない計画に修正する ②コントロールできないこともあると、割り切る ③モチベーションを高める工夫をする |
①無理のない計画に修正する
- 現状の環境と自分に合った計画に修正します
勉強を重ねてくると、現実が見えてきます。当初は欲張った計画を立てているのが普通です。私もそうでした。一日にテキスト20ページ制覇とか、やっていました。
でも無理なのです。一日だけだったらできますが、継続するのは困難です。
陸上競技に例えると、100mダッシュのスピードでマラソンをしなさい、と言っているようなものです。それは無理なのです。
無理な計画の実行は続きません。
無理のない計画に修正して、仕切り直すのが賢明です。中小企業診断士の試験は二次もあります。二次の勉強もできる状態で、一次試験を終わらせるようにしましょう。
私は、一次突破に全精力を使い果たし、二次試験の頃は腑抜けでした。できればそのような事態は避けて欲しいと思っています。
②コントロールできないこともあると、割り切る
- 自分がコントロールできないことはできません。割り切りも大切です
自分のことは自分でなんとかコントロールできますが、人のことはコントロールできません。また、自分のことであっても病気や体調はコントロールするのは難しいのです。どんなに気をつけていても病気になるときはなります。
人生には自分でコントロールできないことが多いのです。
そう思って割り切ることも大切です。
帰ろうと思ったら、残業をいきなり頼まれることもあるでしょう。それが会社です。いちいちカッカするのではなく、そういうものだと、割り切っていくことが精神的にも良いのです。
会社の同僚に言わないで中小企業診断士を目指している方も多いでしょう。会社の中で公にしない限り、残業をいきなり頼まれることもあり、それはしようがないのです。
③モチベーションを高める工夫をする
- モチベーションを長期間維持できないのが人間です。モチベーションを高める工夫が必要です
人間は情熱ややる気を長期間維持できません。それが普通です。中小企業診断士の勉強も同じです。中小企業診断士を目指し、実際に勉強を始める人も多いですが、多数は途中で棄権します。勉強を継続できないのです。
当初のモチベーションが続かないのです。途中で、「やっぱり仕事が忙しく勉強できない。あきらめよう」などと自分を納得させ、棄権する人が多いのです。
これは、勉強のできる人、そうでもない人でも関係ありません。
では、どうするか。モチベーションを高める工夫をするのです。私は中小企業診断士になって活躍している人の本を買って、読んでいました。本を読んでいると、中小企業診断士になりたいという当初の気持ちがよみがえってきます。
モチベーションの向上につながり、勉強を再開する。といったようなことを繰り返していました。
現在だったら、インターネットで中小企業診断士のブログ(私のも含め)などがあり、それらを読んでモチベーションを高めるのも一つの方法だと思います。
まとめ
計画通りにいかない主な理由
当初は経験がないため、理想の勉強計画になりがちです
自分の思い通りにいかないのが人生です。計画も思い通りにはいかないのです
当初の情熱は長期間継続しません。気持ちの面も勉強には大きく左右します。
今後の対応策
当初は欲張った計画を立てているのが普通です。現状の環境と自分に合った計画に修正します
自分がコントロールできないことはできません。割り切りも大切です
モチベーションを長期間維持できないのが人間です。モチベーションを高める工夫が必要です。中小企業診断士の本を買って読む、中小企業診断士のブログを読むなどしてやる気の炎を復活させましょう。 |