中小企業診断士になりたいけど、自信がない
中小企業診断士になりたいけど、試験で合格する自信がない。と思っている方もいるでしょう。
自分に自信をつける方法はいろいろあると思いますが、わかりやすいのは「成功体験」を積み重ねることです。この方法はあなたも良く聞く話だと思います。
中小企業診断士の試験を受ける上で、自信をつける具体的な方法は関連の資格試験・検定試験を受験し、合格することです。
既にいくつかの検定試験などで合格を手にしている方は、ある程度自信がついているでしょうが、何の資格もない人はやはり自信を持ちたくても持てないものです。
関連資格の試験で合格すると、それは客観的な事実ですから「やれば、できる」という自信に結び付きます。
自分に自信のない方にはお勧めの方法です。
今回は、中小企業診断士試験に対して、自信をつけ、かつ一次試験に役立つ方法をお伝えしていきます。
この記事を読むと、中小企業診断士試験に対して自信を持って取り組むことができる具体的な方法がわかります。
Contents
成功体験で自信をつけ中小企業診断士試験に備えよう
記事の内容
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中小企業診断士にチャレンジする前、私は運転免許証ぐらいの資格しかもっていませんでした。
それまでは自分に自信が持てなかったのですが、いくつかの資格試験にチャレンジし合格していくと、次第に自分自身に自信がついていきました。成功体験があるとやはり気持ちの面で、ずいぶん違うと感じています。
成功体験で自信をつけることは、難しい試験にチャレンジする上で有効だと思います。
勉強すれば合格できると信じて勉強を続けるのと、勉強しても合格できないかもしれない、と思って勉強するのとでは、知識の吸収度はかなり違うのではないでしょうか。証明できることではありませんが。
成功体験で自信をつける具体的な方法
①中小企業診断士一次試験に関連する資格試験にチャレンジし合格する ②お勧め資格はこれ ③お勧めする資格の理由 |
①中小企業診断士一次試験に関連する資格試験にチャレンジし合格する
- とにかく関連資格で合格という現実を手に入れる
中小企業診断士に関連する資格試験に挑戦し、合格という事実を手に入れます。一つより複数合格したほうが自分への自信は強固になります。
できれば2つ以上の資格試験に合格するとよいでしょう。
ただ、中小企業診断士に合格するというのが目標となりますから、関連資格を全部取ろうというのも悪くはないのですが、非効率です。
1年で2つから3つの資格試験にチャレンジして、すべて合格という結果になるのが一番良いと考えます。
②お勧め資格はこれ
- お勧めは、簿記とITパスポート、ビジネス実務法務検定です
中小企業診断士一次試験に関連する資格試験は次の表にまとめました。
お勧めは、日商簿記の2級、ITパスポート、ビジネス実務法務検定、さらに加えれば販売士2級でしょうか。

③お勧めする資格の理由
- 単独でも通用する権威性・知名度で選びました
簿記などは日本商工会議所主催ではないものもありますが、最も権威があるのが「日商簿記」です。税理士受験資格のない方でも「日商簿記1級」に合格できれば、受験資格が得られるほどです。
日商簿記の2級がお勧めなのは、
- 中小企業診断士になってからも役立つ(簿記講師等の仕事が自信をもってできる)
- 中小企業支援機関への登録時、保有資格として記載できるレベル
- 原価計算の知識は中小企業診断士1次試験でも役立つ
からです。
ITパスポートは国家資格で、情報系の専門学校でも取得が奨励されていて、知名度の高い資格です。
法律系の資格も他にありますが、ビジネス実務法務検定は商工会議所が試験を実施しているので知名度がある資格となっています。
販売士は公的な資格です。2級なら保有資格として記載できるレベルだと考えます。ただし、資格を継続するには5年に1回の更新研修に出席する必要があります。
一般に商工会議所の検定試験は公的な資格と言えますから、権威性も高いと考えます。
具体的な効果
①中小企業診断士一次試験の勉強がはかどる ②苦手科目になりそうな科目を得意科目にできる ③自信がつく |
①中小企業診断士一次試験の勉強がはかどる
- 中小企業診断士一次試験の勉強の進度が早まり、より忘れにくくなる
一度勉強しているので、二回目の勉強となって理解が早くなり、早く進めることができます。また、復習したことは忘れにくくなります。
中小企業診断士一次試験は7科目あり、時間がいくらあっても足りなくなるのが現実です。その中で、数科目でも勉強したことがある科目があると、勉強も早く進むし、安心できます。
「皿回し学習法」の回転数も多くすることができるようになり、より知識も定着していきます。
②苦手科目になりそうな科目を得意科目にできる
- 多くの受験生が苦手科目とする科目を得意科目にできます
これは、財務・会計が代表です。
私は中小企業診断士受験当時、自分に自信がなく、財務で絶対つまずくと感じていました。そのこともあり、あらかじめ簿記を勉強してから財務を勉強し始めました。
今でもその選択は正しかったと考えています。あらかじめ簿記を勉強していたおかげで、財務を得意科目にできたのです。
一次試験勉強当時、財務で苦しんでいる診断士受験生仲間がいました。自分も簿記を勉強することなく財務に入っていったら、同じように苦しんでいたと思います。
多くの人が苦しむ財務で苦しまなかったので、本当に簿記を勉強していて良かったと思っています。
関連する資格試験にチャレンジし合格すると、このような効果もあるのです。
③自信がつく
- 自分に自信が持てるようになる
いくつかの資格試験・検定試験にチャレンジし、合格すると次第に自分に自信がつくようになります。中小企業診断士もなんとかなるかも、という気持ちになっていきます。
勉強するなら自信を持って勉強したほうが絶対良いと思います。潜在意識も味方になってくれます。
自信を持って勉強することが大切です。
潜在意識の話については、当ブログページ「潜在意識の力は強力。誤った使い方をするとどうなるのか?」の「③間違ったイメージトレーニングで失敗する」のところを読んでみてください。
否定的な気持ちで取り組むと否定的な結果につながることがわかります。
まとめ
成功体験で自信をつける具体的な方法
とにかく関連資格で合格という現実を手に入れ、自分に自信をつける
お勧めは、日商簿記2級とITパスポート、ビジネス実務法務検定です
単独でも通用する権威性・知名度で選びました
具体的な効果
中小企業診断士一次試験の勉強の進度が早まり、より忘れにくくなる
多くの受験生が苦手科目とする受験科目を得意科目にできます
複数の関連資格に合格すると次第に自分に自信がつくようになります。 |