中小企業診断士の勉強法のポイント

中小企業診断士の勉強法、これでいのかな?

ゴールデンウィーク真っ最中です。

でも、今年中小企業診断士の試験を受けようとしている方はそれどころではないでしょう。

この期間に、勉強時間を確保して実力をつけようと勉強しているのではないでしょうか。

 

この時期には、さすがにもう勉強スタイルは決まっていると思いますが、まだ迷いがある方もいるかもしれません。

 

そんな方のために私の経験した勉強法をお話しします。

 

既に、自分の勉強スタイルがある方は無視してくださってかまいません。

 

中小企業診断士の勉強法のポイント

記事の内容

  • 急がば回れ勉強法
  • 何度も繰り返し勉強する
  • ノートを作る

 

急がば回れ勉強法

  • 急がば回れ勉強法をお勧め

私は、中小企業診断士の勉強には「急がば回れ勉強法」をお勧めしています。「急がば回れ勉強法」は中小企業診断士の勉強を本格的に始める前に、関連する資格をとっておき、ある程度の知識を付けた上で、中小企業診断士の勉強を開始するというものです。

 

なぜかというと、中小企業診断士の試験科目は7科目あり、しかも相互に関連性はあまりありません。覚えることも多くあり、短い期間で全部を覚えていくというのは、なかなか難しいと思うからです。

 

しかも、試験科目には、財務・会計のように単に覚えただけでは解答できない、深い理解を必要とするものもあります。財務・会計の基本となる簿記の3級でも簿記学校では数か月をかけて勉強していく内容です。

 

ですから、あらかじめ試験科目に関連した資格を勉強しておき、これらの科目について、ある程度アドバンテージを持った状態で中小企業診断士の勉強をしていく方法をお勧めしているのです。このやり方なら、中小企業診断士の勉強の理解も早く、余裕をもって進めていくことができると考えるからです。

 

一つの例ですが、私は日商簿記を勉強していたため、財務・会計の科目を苦手意識なく進めていくことができました。もし簿記の勉強をしていなかったら、苦手科目となっていたと思います。

また、販売士も勉強していたので、関連する科目の勉強はすんなりと進めることができました。

 

今となっては、この方法が私には適していたと思っています。

 

何度も繰り返し勉強する

  • 中小企業診断士の試験科目は何度も繰り返し勉強

何度も繰り返し勉強する、というのは私が言い出したのではなく、昔から提唱されていたらしいですね。

私は中小企業診断士の勉強を始めたときに、資格予備校の学習ガイドに「皿まわし学習法」として書いてありました。要するに勉強したことは、月日が経つにつれて忘れていきます。ですから忘れないように、各科目を皿回しのように交互に何度も繰り返し勉強するのです。

 

一度学習したことは、忘れていても2回目は短時間で覚えることができます。人間の脳は不思議です。さらに繰り返すことで、頭に定着していき、忘れにくくなっていきます。

 

何度も繰り返すことがポイントです。私は、特に昔から覚えるのが苦手だったのでこの方法は有効でした。(誕生日も自分以外の家族のは覚えていません。何度も覚えようとしましたが、すぐ忘れてしまいます。)

大学受験の時にこの方法を知っていれば良かったと思います。

 

ノートを作る

  • ノートを作って繰り返し見直す「皿まわし学習法」がお勧め

「皿まわし学習法」が試験勉強には有効だとわかりましたが、その実践方法です。テキストを何度も繰り返し見返すのは効率が良くありません。

 

私は、最初は大変でしたが、各科目ごとにノートを作って、ポイントを整理して記入していきました。

 

ルーズリーフ式のノートで、左側のページにテキストのポイントを書いていって、右側のページには、左のページの補足となる、テキスト以外で勉強した内容等について書いていきました。

 

繰り返し勉強する「皿まわし学習法」は、このノートを使って行いました。テキストを繰り返し復習するのは効率が悪いと思ったからです。この方法だと短時間で1科目を見直すことができます。

 

試験直前には、このノートを試験会場に持ち込んで勉強していました。

 

最近は、動画の講義で学習している方も多いと思いますが、動画を繰り返し見るのは効率が悪いと思います。

 

やはり最初は面倒ですが、動画内容のポイントをノートに書いていって、ノートを「皿まわし学習法」で繰り返していくのが良いと思います。動画は理解できなかったところを再度見直すといった使い方が良いのではないでしょうか。

 

このページも関連します。

ぜひご覧ください。

中小企業診断士の勉強方法

 

まとめ

  • 「急がば回れ勉強法」をお勧め

急がば回れ勉強法は中小企業診断士の勉強を本格的に関連する前に、関連する資格の勉強をしておき、ある程度の知識を付けた上で、中小企業診断士の勉強を開始することです。お勧めです。簿記は特に効果がありました。

  • 何度も繰り返す

中小企業診断士の試験科目は皿回しのように交互に何度も繰り返し勉強します。この勉強法が効果的だと実感しました。

  • ノートを作る

ノートを作って繰り返し見直す「皿まわし学習法」がお勧め。最初は大変ですが、要点をまとめたノートなら短時間で1科目の復習できます。

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。