中小企業診断士になる方法
中小企業診断士は独占業務らしい仕事がほとんどないのに人気がある資格です。
このブログを読んでいる方の中にも、中小企業診断士になりたい方、現在中小企業診断士を目指して勉強している方もいるでしょう。
あなたはどうですか。
今回は中小企業診断士について、どうやってなるのかよく知らない方の為に「中小企業診断士になる方法」を書くことにします。
参考にしていただければ幸いです。
Contents
中小企業診断士になる方法
記事の内容
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この記事はフリーランスのおじさん中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
自分自身の分析をしましょう
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①動機の確認
- 動機を明確にしましょう
まず、どんな理由で中小企業診断士を目指すのか、中小企業診断士になりたいのかその動機を今一度自分に問いかけます。
どんな動機でもかまいません。中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格です。経営コンサルタントってかっこ良さそうとか、そんな理由でもOKです。
もてたいでも良いです。人に自慢したい、などでも大丈夫です。
他の職業、例えば芸能人やミュージシャンになった人も、そもそも根源的な動機はそんなものです。
高尚なことを思って、目指した人は少ないはずです。例えば人々を音楽で癒したいと思ってミュージシャンを目指す人は、多くはないはずです。たいていは自分がなりたいから目指すという、自己中心的な動機です。でもそれで良いのです。
夢がかない実際にプロになって安定してくると、初めて人々を励ますような曲を作りたいというように気持ちが変化してくるのです。そんなものです。
ですから、最初は不純で自己中な動機でもよいのです。思いが強ければ、中小企業診断士になれる可能性が高くなります。
②適性の確認
- 勉強嫌いはダメです
適正の確認といっても、たいしたことではありません。
中小企業診断士になるためには相当な勉強が必要になります。
だから、勉強が好きだったらベストですが、最低でも勉強が嫌いな人には向きません。
無理なことをしていると苦しくなります。避けたほうが無難です。
中小企業診断士になっても、勉強はずっと続くので勉強嫌いな人は中小企業診断士には向きません。
KAZUTOYOの知っている中小企業診断士は勉強好きが多いです。そのような人が中小企業診断士になれるのです。
最低でも、勉強が嫌いではないことが条件となります。
KAZUTOYOも勉強は特に好きではないですが、それまでの仕事(家電量販店に長年勤めていました)を続けることを考えたら、勉強のほうがずっとましでした。店ではクレーマーの相手などもあり、神経をすり減らすことが多く毎日精神的にも肉体的にもきつかったのです。
そのことを思えば、一人机に座って勉強するのは天国のように思えたのです。
③中小企業診断士の仕事を知る
- 中小企業診断士の本を読んで仕事をイメージする
自分が中小企業診断士になった時に、どんな仕事をするのか理解すると、自分に合っているかどうかわかります。
中小企業診断士の仕事内容を書いてある本を読んで、仕事内容をイメージするようにします。
そしてイメージした仕事内容が自分に合っているか、嫌ではないか判断します。わくわくするようだったらかなり適正があると思います。
別に嫌な仕事ではないな、と感じたらOKだと考えます。
中小企業診断士になる2つのコース
- 試験だけでなるか、養成課程も併用するかを選択できます。
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①一次試験、二次試験両方合格して中小企業診断士になるコース
- 試験と実務補習で中小企業診断士になる
中小企業診断士になるには、2つのコースがあります。まずは、一次試験、二次試験両方合格して中小企業診断士になるコースです。
一つ目は一次試験に合格し、二次試験に合格、その後15日間の実務補習を受けて中小企業診断士になるコースです。二次試験は、一次試験に合格した人しか受けられないので、かなりの難関になります。
一次試験合格率は約20%で、二次試験はその20%の人の中での戦いになるからです。二次試験の合格率もただいたい20%なので、20%×20%=4%で、試験だと最終的に100人中4人程度しか合格しないことになります。難関なのです。
②一次試験合格後、養成課程を経てなるコース
- 二次試験に二回落ちたら考えましょう
二次試験の受験機会は2回です。2回落ちたら、もう一度一次試験から再出発となります。
二次試験は捉えどころのないところがあり、もう一度受けても受かるか自信がない人もいると思います。
また、二次試験に2回落ちると、自信も喪失します。
でも救いの手が用意されています。
一試験合格後、二次試験を回避して養成課程を経る事で中小企業診断士になれる道があるのです。(費用はかなり高くつきますが)
どうしても中小企業診断士になりたい人は養成課程の利用を検討しても良いと考えます。
中小企業診断士試験のための勉強法
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①完全な独学
- 書籍などを購入して独学
アマゾンを見ていると、中小企業診断士受験に関する書籍類は充実しています。過去問題集などもあります。
受験科目の書籍や問題集を購入し、独学で中小企業診断士試験に合格して、中小企業診断士になることも不可能ではありません。
かかる費用も安く抑えることができます。
自分で粘り強くコツコツ努力できる人向けの勉強スタイルだと考えます。
②資格予備校を利用
- 資格予備校を利用するのが無難なスタイル
中小企業診断士の多くは、どこかの資格予備校を利用して中小企業診断士になっているはずです。
また中小企業診断士の資格予備校のほとんどは二次試験まで面倒を見てくれるので、安心できます。
資格予備校にはTAC、資格の大原、LEC、資格スクール大栄 、日本マンパワー等があります。
これらの資格予備校は、昔から中小企業診断士の講座を開講していて、中小企業診断士の勉強をした経験がある方なら、なじみのある資格予備校といえます。
通学講座に加え、通信講座も開講している資格予備校もあります。
上記の資格予備校は長年の実績もあるので、安心して勉強に専念できます。
ただ、通学講座は費用がかなりお高い場合もあります。
ちなみにKAZUTOYOは日本マンパワーの通学講座(現在は通学講座はなくなったようです)を利用していました。
③eラーニングを利用
- 今は時期的に最適
eラーニングで中小企業診断士の試験勉強をするのは、今の時期最も賢い選択と言えると考えます。
講座内容や教材も充実しているようです。
KAZUTOYOも試しにある講座の無料体験コースを申しこみましたが、eラーニングの進化の凄さを感じました。
でも費用は資格予備校の通学講座と比較するとかなり安いです。
eラーニングで中小企業診断士の受験対策ができるのは、資格★合格クレアール
、スタディング、診断士ゼミナール、一流講師が教えるフォーサイトの中小企業診断士講座
などです。
この時期、eラーニングで勉強するのは最適かもしれません。
ちなみに、KAZUTOYOがeラーニングで無料体験コースを受講した件については、当ブログ「中小企業診断士に合格する勉強法」の最後のほうにも書いていますので、興味がある方は合わせてご覧ください。
まとめ
中小企業診断士になる方法 自分自身の分析をしましょう
どんな理由で中小企業診断士を目指すのか、中小企業診断士になりたいのかその動機を今一度自分自身に問いかけます。
勉強嫌いな方は中小企業診断士に向いていません
中小企業診断士の本を読んで仕事をイメージしましょう 中小企業診断士になる2つのコース
一次試験と二次試験を突破し、その後実務補習を受けて中小企業診断士になることができます。
一試験合格後、二次試験を回避して養成課程を経る事で中小企業診断士になれるコースです。 中小企業診断士試験のための勉強法
受験科目の書籍や問題集を購入し、独学で中小企業診断士試験に合格して中小企業診断士になることも不可能ではありません。
資格予備校を利用するのが無難なスタイルです。
今は時期的にeラーニングで中小企業診断士の受験対策するのが最適かもしれません。 |