5人の中小企業診断士の背後には1,000人の中小企業診断士になりたかった人がいた?

実は5人の中小企業診断士にはなりたかった人が1,000人背後にいた?

中小企業診断士のストレート合格率は4%~5%と言われています。

確かにその通りだと思います。

でも、それは実際に試験を受けた人の合格率です。中小企業診断士になろうとして途中で挫折してしまった人も多くいます。でもこれらの人達は受験していないので合格率には表れないのです。

潜在的に中小企業診断士になりたかった人はかなり多いのです。

今日はそんなことを考えて、この記事を書いています。

この記事を読むと、実際に中小企業診断士になれるのは合格率以上に大変なことだとわかります。

ただし、数値は検証されたものではなく、あくまで仮説ですのでご了承ください。

 

5人の中小企業診断士の背後には1,000人の中小企業診断士になりたかった人がいた?

記事の内容

  • 中小企業診断士になりたい人が1,000人いて、その中でなれる人は5人

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが自分の体験を含め書いています。

 

中小企業診断士になりたい人が1,000人いて、その中でなれる人は5人

数値はあくまでKAZUTOYOの仮説です。ご了承ください。

①実際は中小企業診断士になりたい人の0.5%前後しか中小企業診断士になっていない

②実際に行動を起こす人は多くても半数

③教材を見てあきらめる人も半数

④勉強を継続できない人も半数います

⑤中小企業診断士一次試験にたどりつくのは10%前後

 

①実際は中小企業診断士になりたい人の0.5%前後しか中小企業診断士になっていない

  • 中小企業診断士になりたい人は、受験者数の10倍前後はいます

中小企業診断士の合格率はストレート合格で4%~5%と言われています。

その通りだと思います。

でもそれは、実際に試験を受けた人の合格率です。

中小企業診断士になりたかったけれでも、受験にまでたどり着くことなく途中で挫折した人が実際には多くいます。KAZUTOYOもそのことは自分の体験を含めて感じています。

 

実際のところ、中小企業診断士になりたい人が少なくとも1,000人いて、その中でなれる人が5人程度だと思っています。率にすると0.5%です。

 

②実際に行動を起こす人は多くても半数

  • 半数の人は行動しません

中小企業診断士になりたいと思い立って、何か行動を起こす人は多くても半数程度と考えます。

残りの人は、中小企業診断士になりたいとは思っても行動を起こさないのです。

インターネットでちょろっと調べてみるというのは、行動には含みません。

ちょっと調べてみて、難しそうだと思ってあきらめてしまう人も多いと思いますが、それは行動を起こしたことには含めせん。

具体的な行動とは、中小企業診断士になりたいと思って書籍を買ったとか、資格予備校の講座に申し込んでみた、というようなことです。

このような行動をとる方は、多く見積もっても約半数程度ではないでしょうか。

 

要するに、1000人の中小企業診断士になりたいと思っている人がいたとして、実際に行動する人は多くても500人いるかどうかということです。

 

③教材を見てあきらめる人も半数

  • 教材を確認して、あきらめる人もいます

教材がきて、それを見てあきらめる人も半数はいるでしょう。

KAZUTOYOもその中の一人だったのです。

実は、KAZUTOYOは中小企業診断士を受験する4~5年前にも中小企業診断士になろうとして、ある資格予備校の中小企業診断士の通信教育講座に申し込んだことがありました。

しばらくして、教材が段ボールの箱で届いたのですが、その量の多さにビビッてしまいました。テキストだけでなくなんたらガイドみたいな副教材も各科目ごとにあって、見た瞬間「こんなにできない、無理だ」と思ってしまったのです。

 

そこで、まず挫折しました

 

このような人も多いと思います。半数はいると思います。

この段階で当初の1,000人が⇒500人⇒250人になるのです。

 

④勉強を継続できない人も半数います。

  • 勉強を継続できない人もいます。

中小企業診断士の勉強は長期に亘ります。最初は意気込んで勉強していても、その熱は次第に冷めていきます。

中小企業診断士の勉強は科目も多いので大変です。

また、半分くらいの科目を勉強する頃には、最初に勉強した科目の内容は忘却の彼方です。

またやり直さないといけないことに気づき、だんだん無理なんじゃないかと思いはじめます。あきらめの境地になっていきます。

当初の勉強熱も冷め、あきらめの気持ちが増していき、勉強の進捗も計画通りいかなくなります。予備日を設けていて、遅れた分は予備日で取り戻すことを考えていても、もう予備日では後れを取り戻すことはできなくなっていきます。

 

ここまで頑張ってきていても、挫折することになります。

 

KAZUTOYOは一次試験の時、資格予備校に通っていたことがありましたが、やはり途中で来なくなった方が多くいました。

かなりのお金を払って、相当の覚悟をもって資格予備校に通って勉強したきた人でも途中で来なくなる人は結構いるのです。

 

この段階で当初の1,000人が⇒500人⇒250人⇒125人になるのです。

 

⑤中小企業診断士一次試験にたどりつくのは10%前後

  • 毎年、一次試験に申し込んでも30%前後は受験していません

なんとか、勉強を継続してきて、一次試験の受験申込日までたどり着き、とりあえず受験申込はします。

ですが、試験近くになってくると、勉強が不足していることは自覚しているため不安になってきます。資格予備校の模試などを受けると自分の実力もはっきりします。

今の自分の実力では受験しても到底合格できそうにないと思うと、今年はあきらめようかという気持ちになってきます。

本試験で一科目も合格していなかったら自信を失うことにもなります。それは自分にとっても避けたいことです。

たぶん、こんな心境になって一次試験を申し込んだもののやはり回避、ということになるのだと思われます。

 

この段階で中小企業診断士一次試験を受験する人は

1,000人が⇒500人⇒250人⇒125人⇒100人 ということになります。

 

結局、中小企業診断士になりたい人が1,000人いて、一次試験にたどり着く人は多くて100人ということです。

 

一次試験に合格された方は、ほとんどが二次試験を受験するはずです。二次試験を突破すれば、中小企業診断士になれるのがほぼ確実だからです。

そして100人のうち一次試験に合格できるのは20人、そのうち二次試験に合格できるのは4人~5人ということになるのです。

 

まとめ

  • 実際は中小企業診断士になりたい人の0.5%前後しか中小企業診断士になっていない

中小企業診断士になりたい人は、受験者数の10倍前後はいます

  • 実際に行動を起こす人は多くても半数

半数の人は行動しません

  • 教材を見てあきらめる人も半数

教材がきて、それを見てあきらめる人も半数はいます

  • 勉強を継続できない人も半数います
  • 中小企業診断士一次試験にたどりつくのは中小企業診断士になりたい人の10%前後

  

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。