中小企業診断士の視点:新しい技術の性能が必ずしも良いとは限らない

新しい技術の性能が良いわけではない

新しい技術の性能が必ずしも良いは限らないというと、何か高度な技術のことと思うかもしれないですが、そうではありません。

誰もが目にしたことがある保温ポットの話です。先日保温ポットを購入しようと調べたら、意外な事実に気が付いたのです。

今回は、その話です。既に知っている方もいるかもしれないですが、KAZUTOYOは知りませんでした。

この記事を読むと、新しい技術で作られた商品の性能が、昔のものより必ずしも良いとは言えないことがわかります。

中小企業診断士の視点:新しい技術の性能が必ずしも良いとは限らない

記事の内容

  • 保温ポットを購入しようとしたときのことです
  • サーモスのタンブラーは画期的だったのです
  • 魔法瓶の意外な事実に気がつきました
  • 新しい技術の性能が必ずしも良いとは限らない

この記事は中小企業診断士・一級販売士(登録講師)のKAZUTOYOが体験に基づいて書いています。

保温ポットを購入しようとしたときのことです

  • 魔法瓶にはステンレスタイプのものと従来のガラス瓶タイプのものがあります。

先日、保温ポットを購入しようと思ったときのことです。

保温ポットには新しい技術のステンレス魔法瓶と昔からあるガラス製の魔法瓶タイプのものとがあります。これは常識として知っていました。

最近売れているのはステンレス製魔法瓶タイプで、軽くて清潔、ガラス製のものより小型にできているのが特徴です。ただし、その分ガラス製の魔法瓶より、価格は同容量のもので2000円~3000円高くなります(アマゾンで見ると)。

この時は、今時ガラス製の魔法瓶なんて買う人いるのかな、と思っていてステンレス製のポットを購入しようと思っていました。

サーモスのステンレス製タンブラーは画期的だったのです

  • サーモスのタンブラーの印象が強かった

もう何年も前になりますが、アマゾンでサーモスのステンレスタンブラーの評価が高かったので、KAZUTOYOも物は試しと、購入してみました。

画期的だと思いました。冷えたものを入れても、タンブラーの周りに水滴がつくこともないし、置いたところが水浸しになることもありません。冷たさも長時間保持します。

また、熱い飲み物を入れても、回りは熱くなりません。当初は持っても熱くないので冷めたと思って、口にして唇がやけどしそうになったほどです。

新しい技術は凄いなあ、と感じました。ステンレス製のものでもここまでできるのだ、と感心していたのです。

魔法瓶の意外な事実に気がつきました

  • 方向転換しました

上のような体験をしていたので、保温ポットも当然ステンレス製の魔法瓶のものにしようと思っていました。

でもアマゾンで、購入者のレビューを読んでいくと、あれっと思うことが書いてあります。

それは、ステンレス製の魔法瓶はガラス製魔法瓶より保温性能が劣るということです。

以前、ガラス製の魔法瓶を使っていて、ステンレス製のものに代えたところ、保温性は昔のガラス製の魔法瓶のほうがよかったというレビューが結構あるのです。

本当かな、と思って性能を見ると、確かにそうです。

保温性能はガラス製の魔法瓶のほうがステンレス製のものより良いことがわかりました。

数値を見れば、すぐわかります。

なるほどと思いました。そこまで読んでいませんでした。

ステンレス製のポットがほうが、価格も高いので性能も良いものと勝手に思い込んでいました。

ということで、方向転換し、昔からあるガラス製の魔法瓶を使っているポットを購入することにしました。

ポットは持ち運ぶわけでもないので、重さや大きさはどうでもよいからです。持ち運ぶとなったら重さや大きさの面でステンレス製の魔法瓶がよいかと思いますが、そのような用途ではありません。

新しい技術の性能が必ずしも良いとは限らない

  • 古くても性能が良い技術があるのです

今回のことで、昔の技術でも意外とよいものがあることがわかりました。

先入観で決めつけるのはよくないですね。

必ずしも新しいものが全ての点で過去のものを上回るとは限らないのです。

しっかり調べることが大切だと改めて感じた出来事でした。

まとめ

  • 魔法瓶にはステンレスタイプのものと従来のガラス瓶タイプのものがあります。
  • ステンレス製の魔法瓶はガラスの魔法瓶より保温性能が劣ります。
  • 新しい技術の性能が必ずしも良いとは限りません。

古くても性能が良い技術があるのです

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。