間違っていませんか?あなたの資格試験勉強法

今の勉強方法で良いのかな?このやり方で合格できるのかな?

資格を取りたいと思っているが、失敗したくない。失敗しない勉強法ってあるのかな?

頭はあまりよくないのか、勉強しても頭に入ってこない。

なので良い勉強方法について知りたい。

 

そんな悩みにお答えします。

 

間違っていませんか?あなたの資格試験勉強法

記事の内容

  • こんな勉強を続けていると失敗します。(3つあります)
  • お勧めする資格試験の勉強方法はこれ(3つあります)
  • 最近はeラーニングもお勧めです(4つあります)

 

私は地頭の出来には自信がありませんでした。

出身大学も日東駒専です。

でも以下に書く勉強方法で、中小企業診断士に合格しました。勉強にはセオリーがあり、そのセオリーに従って勉強すると良い結果につながると思います。

 

こんな勉強を続けていると失敗します。

①理解できるまで、先に進まない。(進めない性格)

②1回で完璧に覚えようとしている

③インプットが終わらせてから、アウトプット(過去問練習)をやろうとしている。

①理解できるまで、先に進まない。(進めない性格)

  • 理解できないと、先へ進めない性格

わからないことがあると、理解できるまで先に進まない(性格的に進めない)人がいます。

 

一つのことにこだわり、何時間も考えてしまい、わかるまで先に進んでいかないのです。性格的なものが多分に影響していると思われますが。

 

そのようなことを続けていくと、勉強が進んでいきません。結局試験は失敗ということになります。

 

私も、そのような性格で、はるか昔、大学受験はうまくいきませんでした。私立文系で3科目やらなくてはいけないのに、2科目を終わった時点で、試験日まであとちょっと。

結局社会科は日本史で受験しましたが、後半はほとんど勉強できずに試験日を迎えてしまいました。明治時代以降はほとんど無勉でした。

 

中小企業診断士を勉強したときには、資格学校に行きました。その際に、勉強にはセオリーというものがあることを知りました。その方法で勉強していったら合格しました。

 

勉強法にも正しい方法と間違ったやり方があるのです。大学受験の時に知っていればと思いました。

 

②1回で完璧に覚えようとしている

  • 完璧に覚えないと納得しない

とにかく、勉強をしたところすべて完璧に覚えてから、次に進むというようにやっていると失敗します。

一部を完璧にしてから次に、というように勉強していっても、試験範囲はその一部だけではありません。

 

例えば、一部を完璧にしたと思って、次に進みます。でも次に進んで勉強している最中に、ふと前の部分を忘却しているとこに気がつきます。だめだ!とまた前の部分を勉強していきます。

 

こんなことを繰り返し、一向に勉強が進んでいかないのです。 自己嫌悪に陥り、どうしてこんな自分はバカなんだと思ってしまいます。かつての私のことですが。

 

そもそも凡人は一回やっただけで、すべて覚える・理解できるわけはありません。頭の良い人はできるのかもしれませんが、私には無理でした。

 

また、資格にもよりますが、中小企業診断士の1次試験は7科目あります。完璧に覚えてから、次に進むというようにやっていたら、7科目終了前にタイムアップとなります。

 

1回で完璧に覚えるのは無理だとあきらめ、その上で勉強していくと精神的にも楽です。

あまり自分を責めないようにしてください。

 

③インプットを終わらせてから、アウトプット(過去問練習)をやろうとしている。

  • インプットだけに力を入れる

とにかくインプットを終わらせてから過去問練習をやろうなどと思って、インプットだけ一生懸命にやって、アウトプットをおろそかにしていると失敗します。

 

資格試験にチャレンジしようとしている人は、時間に余裕がある方は少ないと思います。

インプットを終わらせてからアウトプットなどと考えて、インプットだけの勉強をしていたら、いつの間にか試験直前ということになってしまいます。

 

アウトプット(過去問練習)をろくにしないで本番の試験を受けたら、たいてい失敗します。

受かる人もいますが、それはもともと賢い人だと思います。

 

お勧めする資格試験の勉強方法はこれ

①ひとつのことにこだわらず、どんどん先に進む

②とにかく繰り返し、勉強する

③インプットと平行してアウトプット(過去問練習)をおこなう。

①ひとつのことにこだわらず、どんどん先に進む

  • 先に進めることを優先する

わからないところ、理解できないことが出てきても、どんどん先に進めていくようにします。これが大切です。

とはいっても性格により、なかなか難しいことがあるかもしれません。

でもあえて、そうしてください。

どんどん進めてください。

あとで、なんとなくわかってくることもあります。

とにかく進めていきます。そうすると、その科目の全体像がわかってきます。この科目はだいたいこういう内容なのだ、となんとなくわかってくるのです。それが大事なのです。

 

最初は科目の目次を見ても、どんな内容なのか全くわかりませんが、一回りしてから目次を見ると、ここはこんな内容だったな、とわかってくるようになります。

 

当然一回しただけだと、目次を見ても、どんな内容だったのか忘れていることもあります。それはそれでよいのです。

気にしないようにします。まあ、ちらっと振り返ってみるのも良いですが。

とにかく、わかってもわからなくてもどんどん進めていくとことが大切です。

 

私も、中小企業診断士の勉強をし始めた頃は、訳もわからず進めていましたが、だんだん慣れてきます。

勉強も慣れなのです。

 

どうも脳には、勉強した内容の成熟期間のようなものがあるようです。

最初は知識を詰め込むだけで、よくわからないのですが、時間がたつと脳の中でこなれてきて、この前のここは、この部分と関係があるな、などと気が付くように変化していきます。

ただ、そうなるには、ある程度時間がかかるような気がします。

 

②とにかく繰り返し、勉強する

  • 反復するのがポイント

中小企業診断士の勉強をしていた時は、資格学校に通って(とは言っても2週間に1回ですが)いました。

そこで配布している教材には勉強方法についても書いてありました。

 

そこに書いてあったのは「皿回し勉強法」というものでした。皿回しがなんであるかわからない方は、ちょっとググってください。

要するに、何度も繰り返すというものです。

 

テキストなども何度も繰り返し読んで覚えるというやり方です。

絶対一回で覚えるぞ、などと力むことなく何度も繰り返していくのです。

重要と思ったところをラインマーカーなどでチェックしておいて、その部分を繰り返して覚えるということでもよいと思います。

 

何度も繰り返していると、覚えるようになります。一回読んで全部覚えなければいけないというプレッシャーはないので、気分的にも楽です。

 

そのような勉強法は、別にその資格学校だけが言っているのではなく、いろいろな人や教育機関も同じようなことを言っています。何度も繰り返し勉強するのが結局はうまくいく方法といえます。

 

③インプットと並行してアウトプット(過去問練習)をおこなう。

  • インプットとアウトプットは並行して行う

例えば月の前半はインプットを集中的に行い、後半はアウトプットを集中してやるという方法よりも、インプットとアウトプットを並行してやっていくほうが効率は良いようです。この方法のほうが頭に定着します。

 

ある程度まとまった項目について学習したら、その部分に該当する問題を解いていくというようにすると、問われ方もわかってきます

また、数年分の過去問を準備しておくと、どんなところがよく出題されるのかわかってきます

 

重要なところがわかってきますから、そのような部分は自然と頭に入ってくるようになります。

 

逆に月の前半はインプットを集中的に行い、後半はアウトプットを集中的に行うというようなやり方だと、重要なところとか、ポイントなどはわからずに勉強を続けていくことになって非効率です。

 

最近はeラーニングもお勧めです。

①eラーニングも試す価値あり

②昔は独学、資格予備校の通信講座、資格予備校の通学講座の三択でした

③eラーニングのメリット

④eラーニングでは申し込まなくても体験できる業者もあります。

①eラーニングも試す価値あり

  • 最近のeラーニングはかなり進化しています

独学で勉強していて、十分勉強したつもりでも不合格になってしまうと、勉強のやり方が悪いのではないかと不安に思うこともあります。

また、同じ環境で同じような勉強スタイルで勉強を継続するのも、マンネリになってモチベーションの維持が困難になることもあります。

一方、初めて資格試験の勉強をする方は、どのように勉強していっていいかわからない方も多いと思います。

上のように思っている方は、一度eラーニングを試してみると良いと思います。

進化していることが体験できるはずです。

体験した上で、自分の勉強スタイルを決めていくとよいのではないでしょうか。

 

②昔は独学、資格予備校の通信講座、資格予備校の通学講座の三択でした

  • 今はeラーニングが熱い

資格試験の勉強というと、以前は書籍での独学か資格予備校の通信講座や通学講座を利用するしかなかったのですが、今は違います。

インターネットやITの進化で、eラーニングで資格試験の勉強をすることができる世の中になっています。パソコンやスマホでも勉強できるのです。

 

しかも時代を反映して最近はeラーニングで資格試験合格に向けてチャレンジする方も増えているようです。

 

今の自分の勉強方法に自信がない方や、これから新たに資格試験の勉強をしようと考えている方は、eラーニングでの勉強も考えてみてはいかがでしょうか。

 

③eラーニングのメリット

  • eラーニングにはいろいろなメリットがあります。

例えば、

  1. 一般的に価格が安い。(教室維持費や人件費などの固定費を抑えているから可能となっています)
  2. 自分のペースで勉強を進められます。(資格予備校だと講師のペースで授業が進んでいきます)
  3. いつでもどこでも何度でも授業が視聴できます(資格予備校だと、それはできません)
  4. オンラインなので、インターネットにつながったパソコンやスマホがあればいつでもどこでも勉強できます。

などです。

 

④eラーニングでは申し込まなくても体験できる業者もあります。

  • 登録や体験は無料のところが多いです。

eラーニングをまだ経験したことのない人もいるかもしれません。

勉強にもなるし、一度試してはいかがでしょうか。

資料の請求だけでも良いと思いますし、登録(申し込むわけではない)すれば、講座の一部を体験できるところもあります。

社労士など法律関連のeラーニング業者は 資格試験のオンライン学習サービス「資格スクエア」中小企業診断士だったら、スタディング診断士ゼミナールなどがよさそうです。

一度覗いてみてはいかがでしょうか。

行動しないと何も始まりません。思い立ったが吉日、今すぐ行動しましょう。

最初の一歩が肝心です。

 

まとめ

間違っていませんか?あなたの資格試験勉強法

 ×理解できるまで、先に進まない。(進めない性格)

 ひとつのことにこだわらず、どんどん先に進む


 ×1回で完璧に覚えようとしている

 とにかく繰り返し、勉強する


 ×インプットを終わらせてから、アウトプット(過去問練習)をやろうとしている。

 インプットと並行してアウトプット(過去問練習)をおこなう


 ×従来の勉強スタイルだけをずっと継続しているが結果がでていない。

 最近はeラーニングもお勧めです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。