中小企業診断士の視点:近況報告、事業継続力強化計画、産廃診断等

中小企業診断士KAZUTOYOの近況報告です

寒くなってきましたが、このブログを読んでいただいている方はいかがお過ごしでしょうか。

今日は、中小企業診断士KAZUTOYOの近況報告です。

中小企業診断士になって独立すると、どんな時間の過ごし方をするのだろうと疑問に思う方もいるかもしれません。

今日は、そんな方の疑問に応える内容です。

この記事を読むとフリーランス中小企業診断士の時間の過ごし方が多少ともわかっていただけると思います。

中小企業診断士の視点:近況報告、事業継続力強化計画、産廃診断等

記事の内容

  • 事業継続力強化計画の仕事
  • 産廃診断の仕事
  • 顧問先に訪問

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが自分自身のことについて書いています。

事業継続力強化計画の仕事

  • 企業さんの簡易BCP策定を支援

現在、中小企業さんに「事業継続力強化計画」を作ってもらう仕事を仲間と一緒に取り組んでいます。

事業継続力強化計画というのは、簡易なBCPです。普通BCPというとページ数にして30ページ以上の書類を作成しないといけません。

また、作成する前にはBCP作成のマニュアルを読むことから始めないといけません。これがまた結構は分量になります。

例:中小企業庁のBCP策定運用指針(要するに作成マニュアル)のページ数369ページ

中小企業庁のBCP書式(記入用紙)のページ数37ページ

以上、中小企業庁中小企業BCP策定運用指針のページより

https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/bcpgl_download.html

策定するのに、ハードルが高いと思いませんか?

国では、規模が小さい中小企業でもBCP策定を推進していますが、なかなかうまくいっていません。

中小企業相手にBCPを作りましょうと言って、いきなり369ページあるマニュアルを取り出し、37ページもある記入用紙を出して、これに記入していくのです。となったらどうでしょう。「うわー」と思うのではないでしょうか。

ということで、国はもっと簡単に取り組めるように考えて作ったのが、簡易BCPといえる「事業継続力強化計画」です。

「事業継続力強化計画」の記入書式(正式には申請書式ですが)は、5枚です。5枚には多分収まらないのでA4で7~8ページになると思います。

「事業継続力強化計画」については、当ブログ「中小企業診断士の視点:事業継続力強化計画とは」のページに書いています。興味のある方はご覧ください。

ということで、現在BCPの簡易版といえる「事業継続力強化計画」を中小企業に作ってもらう仕事を仲間と行っています。

産廃診断の仕事

  • 産廃診断の仕事の依頼が来る

中小企業診断士の独占業務である、産廃診断の仕事も先日依頼がきて現在取り組んでいるところです。産廃診断は、産業廃棄物の収集運搬許可に関わる診断です。

産業廃棄物の収集運搬は建設業なら、ほぼ全企業が関わっている業務となります。建設現場で発生したゴミ(産業廃棄物)は自分たちで処理業者に運んで処理してもらうのが普通なのですが、その収集運搬には行政の許可が必要なのです。

5年ごとに許可の更新手続きがあるのですが、経理的に問題があると、許可を再度受けるために中小企業診断士の診断書が必要になるのです。

今回依頼があった企業さんは、5年前にも依頼を受けたところでした。

中小企業の7割は赤字です。同じ企業から再度依頼があることはよくあるのです。KAZUTOYOにとってはありがたいのですが、企業さんにとっては、早く抜け出したい状態といえます。

ということで、現在こちらの仕事も取り組んでいるところです。

産廃診断についての詳細は当ブロブ「中小企業診断士の独占業務」のページで書いています。

興味があったら、ご覧ください。

顧問先に訪問

  • すぐに訪問日が来る

上記の2つの仕事に取り組んでいると、いつのまにかすぐに顧問先訪問日がきています。

ああ、明日はあの企業に行く日だとなっています。

顧問先に訪問するときには、今後の取り組み事項について提案するようになります。それを考えておく必要があります。

社長によっては、自分でこうしたい、ああしたいと前向きに考えている人もいます。その場合は、結構楽です、

社長がやりたいことが決まっていれば、見当違いなことでなければ、そのやり方などについていっしょに考えていけば良いのです。

人間は人から「ああしろ、こうしろ」と言われると、素直に従わないことが多いのですが、自らやりたいと思っていることは、やるのです。自分で決めたことだからです。

中小企業診断士はその支援ということで、アドバイザーの役割に徹すれば良いのです。

KAZUTOYOの場合は、こんな日々を送っています。一口に中小企業診断士といっても様々な業務があります。

KAZUTOYOも以前は、講師の仕事をメインにしていたこともあります。

人それぞれなのです。

まとめ

中小企業診断士KAZUTOYOの近況報告

  • 事業継続力強化計画の仕事

企業さんの簡易BCP策定を支援

  • 産廃診断の仕事

中小企業診断士の独占業務である、産廃診断の仕事も先日依頼がきて現在取り組んでいるところです。

  • 顧問先に訪問

いつのまにかすぐに顧問先訪問日がきています。

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。