副業って何をやったら良いのかな?
経団連の会長もトヨタ社長も終身雇用制を維持できなくなっていることを示唆しました。
大会社で45歳頃からリストラをするという話もよく耳にします。
金融庁の報告書から、年金だけだと生活していくうえで足りないという事実が発表されています。
はっきりしたのは、自分の身は自分で守っていかなくてはいけない時代になったということです。
いままでは、なんとなくあいまいにしてきたのがそろそろ隠せなくなってきたので、ようやく公に出してきたということでしょう。
年金の話などはずいぶん前から分かっていたことです。
ということで、死ぬまで働かなくてはいけない時代となったのです。年金だけだと月5万円足りないならその分働いて稼いでください、ということなのです。
ただ、80歳になっても働き続けるのはしんどいと思います。
ですから、早いうちから年金で足りない分を副業で稼ぐようにしていくのが賢いやり方です。
今日は、これからの時代を生き抜くために必要となる副業について書いていきます。この記事を読むと副業の種類によっては良い環境になったとわかるはずです。
Contents
中小企業診断士の視点:副業で稼がないといけない時代に何をやる?
記事の内容
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この記事は私の経験と見聞きした事実を元に書いています。
副業の環境は整いつつある
①社会環境の変化 ②IT環境の進化 ③物流システムの高度化 |
①社会環境の変化
- 副業容認から副業勧めの社会になりつつあります
まず、社会環境が大きく変化していることが挙げられます。いままでは普通の会社だと副業を禁止していることが多かったのですが、いまでは副業を容認する会社が増えています。
本業では所得が少ないため、という理由が大きかったと思うのですが。しかし、環境はまた変わってきました。副業を認めるというものから、副業をしましょう、というように変化しているのです。
世の中が変化して、副業にダメ出しされることが少なくなったのは、副業を考えている方には良い環境になったと言えます。
②IT環境の進化
- IT環境が進化し、集客・営業にITを使えるようになった
商売・ビジネスで一番の課題は集客・営業です。いままでは、仕事をするには営業力が必要で、それを担うのは多くは人間でした。
ですが、小規模な副業では人を使って営業をしてもらうのは困難です。こうしたハードルが副業にはありました。
また、副業で物販をやりたくても実際に店舗が必要になり、これも固定費がかなりかかるのでできないということになっていました。
でも今はIT環境が進化して、集客・営業をITにやってもらうことができるようになっています。
店舗はネットショップで代用ができるようになります。ネットショップは今までネックとなっていたカード決済等にも対応できるようになっているのがほとんどです。
ホームページやネットショップを作って情報発信、SNS等で情報発信をすることで、存在を知ってもらい、集客ができ、取引先を見つけることができるようになります。
③物流システムの高度化
- 物流システムが進化し、個人でも物販事業ができるようになっています
物流システムの進化は、あなたも実感していると思います。そのシステムは個人でも利用できます。いままでは販売した商品の配達・配送がネックとなって、なかなかできずにいた個人での物販事業も可能な時代となっています。
ネットショップは決済(多くはカード決済含む)も対応できるようになっているので、入金や集金の問題で悩むことも少なくなっています。
お客様への配達も物流業者にすべて任せることで、わずらわしい作業は梱包だけとなります。
お勧めの副業は何?
①副業の基本的な考え方 ②IT環境の進化を利用した副業 ③製造小売り事業 |
①副業の基本的な考え方
- 副業ではリスクが低く、利益率の高いビジネスがお勧めです
ホリエモンは「儲かる商売の4原則」を提唱しています。
それは以下のようなものです。
- 小資本で始められる。
- 在庫がない(あるいは少ない)
- 利益率が高い
- 毎月の定期収入が確保できる
副業を始める際にもこのような考え方を基本に進めていくのがお勧めです。
②IT環境の進化を利用した副業
- これからも進化するIT関連の副業が良いでしょう
まずは、IT関連の副業が良いでしょう。IT業界は今後も伸びて行くはずだからです。その波にいっしょに乗っかっていくのが良いのです。
例えば、ユーチューブ、ブログで広告収を稼ぐのが、ほとんどお金をかけずできる副業といえます。だれもがヒカキン的な存在になれる可能性はあるのです。
もし、ユーチューブがなくなっても、ユーチューブ動画を作ってアップしたスキルは身につくので、それは他の事業でも役立つはずです。インターネット通信が5Gに進んでいく環境の中、動画はこれからも情報発信の重要な要素となることが想定できるからです。
③製造小売り事業
- 個人でもモノづくりをして販売できる世の中です
IT環境や物流環境が整ってきたため、個人でも物販がきる世の中となっています。店はネットショップで代用できます。また、アマゾンなどへの出品もできます。
物販は趣味で何か作っている方などに向いています。自分で作ったものをネットショップで販売していけば良いのです。
決済はネットショップが機能として備えているし、物流環境も整っています。個人でも物販ができる環境は整っているのです。
ただ、ネットショップ単独では集客が難しいので、SNSやブログ、ユーチューブ動画等も併用して情報発信していくことが必要となると思います。
お金がかかるのは初期のみで、あとはそれほどかからないのでモノづくりができる方にはお勧めです。
月0円から数千円の費用でネットショップは運営できます。
うまくいかないな、と思ったら撤退も簡単にできます。
まとめ
副業するのに必要な環境は整いつつある
副業容認から副業勧めの社会になりつつあります
IT環境が進化し、集客・営業にITを使えるようになっています
物流システムが進化し、個人でも物販事業ができるようになっています
お勧めの副業は何?
副業ではリスクが低く、利益率の高いビジネスがお勧めです
これからも進化するIT関連の副業が良いでしょう
個人でもモノづくりをして販売できる世の中です |