中小企業診断士にはどんな価値があるのかな?
中小企業診断士には自分自身と他の人達にとってどんな価値があるのか、考えたことがありますか。
今回はそんなことについて書いていきたいと思います。
この記事を読むことで、中小企業診断士の価値の一部がわかるようになります。
Contents
中小企業診断士の価値
記事の内容
- 自分自身が感じる価値
- 中小企業支援機関にとっての価値
- 一般企業での価値
- 提供できる価値が重要
- まとめ
自分自身が感じる価値
ブランド価値
- 中小企業診断士にはブランド価値ある
本人は中小企業診断士の資格自体に魅力があると思っているため、大いに価値があると感じています。
中小企業診断士は価値があると信じて、かなりの努力で簡単とは言えない道のりを経て中小企業診断士になったのです。しかも中小企業診断士は経営コンサルタントの唯一の国家資格です。価値は大いにあると思っています。
早い話、自分自身では大いにブランド価値があると思っています。
ただ、日本人の性質なのか、自分では「食えない資格」「足の裏の米粒」とか卑下して言うことがありますが、それは謙遜です。
スキルアップとしての価値
- スキルの証明としての価値がある
中小企業診断士の勉強を通じて、経営に関してかなりの知識を身に着けることになります。経営を分析でき、経営戦略や経営戦術についても理解でき、実際の経営に生かせるようになります。
中小企業診断士の勉強をすることで、自分自身のスキルが向上します。それを自分自身だけでなく外部にも客観的に証明するという価値があります。
コンプレックス解消としての価値
- コンプレックス解消の価値がある
中小企業診断士になろうとする人は、多くは現状の自分に満足できないから資格を取得しようとしてきた人達です。少なからず、何がしかのコンプレックスを抱えていた人もいたはずです。
中小企業診断士になることでそのコンプレックスを解消しようしたのです。私もその一人です。
中小企業支援機関にとっての価値
専門家としての価値
- 支援機関に専門家登録される価値
中小企業支援機関にとって、中小企業診断士は国家資格であり、中小企業の支援をしてもらう専門家(実働部隊)という意味で価値があります。
- 価値が認められている
中小企業支援機関にも中小企業診断士がいることが多いため、支援機関内部でもその存在は認知されていて、価値は認められています。
一般企業にとっての価値
大企業の場合
- 大企業ではその価値を認めている人が多い
中小企業診断士は大企業の中では、その存在はよく知られています。
近年は、取りたい資格ランキングの上位に中小企業診断士は常にランクしているほどです。
取得目的は、現実の仕事に役立つから、または出世のため、希望の仕事がしたい(経営企画室などへの異動)ため、将来の独立などを考えて、などです。
実際に、中小企業診断士の勉強をしている人や過去に勉強をしていた、という方がよくいます。
中小企業診断士になりたい人が多いということは、その価値は十分認知されているといえるでしょう。
中小企業の場合
- 中小企業診断士のブランド価値はない
中小企業診断士は中小企業を支援する専門家ですが、残念ながら、中小企業者には中小企業診断士の存在はあまり知られていません。ですからありがたがることもありません。
実際に役立つことによって始めて価値を認めてもらえることになるのです。
価値は提供できないと意味がない
- 価値は提供するもの
中小企業診断士になろうとする人は、中小企業診断士そのものに価値を感じているかもしれないですが、それは単なる自己満足です。
現実では意味がありません。
中小企業診断士は中小企業者に実際に価値を提供できるのか、ということが大切です。価値とは相手の役に立つことができることです。中小企業者に役立つことができて、初めて価値を提供できたということになります。
まとめ
- 価値は提供してこそ意味がある
中小企業診断士は自分にとっては価値のある資格かもしれません。なりたい人が多いのも事実です。
でも、相手に価値を提供できないと、それは単なる自己満足です。
中小企業診断士は中小企業者に実際に価値を提供できる(役に立つ)ことが重要です。あたりまえですが。