中小企業診断士に受からない時、あなたは?
中小企業診断士になあるのは大変です。一次二次の試験を突破しなくてはいけません。
特に二次試験は曲者(くせもの)です。
優秀な人でも落ちてしまうのが二次試験です。
二次試験は一次試験に合格した人の集合なので、試験に合格するのは難しくなるのは当然です。
私も苦労しました。
二次試験で止まってしまった場合どうするか。
当ブログ「中小企業診断士に受からない時どうする」では養成課程があることも忘れずに、と書きましたが、今日は中小企業診断士登録養成機関についてと、登録養成機関日本マンパワーの養成課程について書きたいと思います。
Contents
中小企業診断士に受からない時どうするその2
養成課程で中小企業診断士になる 中小企業診断士登録養成課程実施機関とは 中小企業診断士登録養成課程実施機関名 日本マンパワーと同社の中小企業診断士養成課程について |
養成課程で中小企業診断士になる
- 二次試験に受からなくても中小企業診断士になれます
中小企業診断士になるには、一次試験、二次試験に合格し、口述試験を経て、実務補修を受ける方法と一次試験に合格し、中小企業診断士養成課程実施機関(中小企業大学校東京校)、または登録養成課程実施機関の養成課程を経て中小企業診断士になる方法があります。
難関の二次試験を回避でき、ほぼ確実に中小企業診断士になれます。(出席率は90%以上ないとダメ等という条件はあります)
登録養成実施機関について
- 中小企業診断士養成課程実施機関は中小企業大学校だけでありません
従来は、中小企業大学校だけが中小企業診断士養成課程を開講できましたが、2005年8月から、中小企業診断士養成課程カリキュラムを実行できる機関がそれを提供しようとする場合は、経済産業省へ登録することによって開講できることとなりました。
これにより、次にあげる14機関が中小企業診断士登録養成実施機関となり、中小企業診断士養成課程を実施しています。
中小企業診断士登録養成課程実施機関名
- 全国各地にあるので、地方の方にも門戸が広がりました
中小企業診断士の登録養成課程実施機関は以下の14機関です。
法政大学、公益財団法人日本生産性本部、株式会社日本マンパワー、栗本学園(名古屋商科大学)、一般社団法人中部産業連盟、東海学園、東洋大学、千葉学園(千葉商科大学)、兵庫県立大学、城西大学、一般社団法人福岡県中小企業診断士協会、札幌商工会議所、日本工業大学、大阪経済大学
※東海学園については、同学園のホームページを確認したところ、大学院経営学研究科中小企業診断士登録養成課程の2019年度以降の学生募集を停止するとのことです。
東海学園大学は、この度、大学院経営学研究科中小企業診断士登録養成課程の2019年度以降の学生募集を停止することにいたしました。
これまで、本学経営学研究科中小企業診断士登録養成課程の設置・運営にご支援・ご協力を賜りました関係者の皆様方には、深く御礼を申し上げます。
なお、学生募集停止後も中小企業診断士登録養成課程に在籍している学生のすべてが修了するまで、現在の教育・指導体制を維持してまいります。
今回の決定について何とぞご理解賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
東海学園大学大学院 経営学研究科
https://www.tokaigakuen-u.ac.jp/news/detail.html?id=599より引用
日本マンパワーと同社の中小企業診断士養成課程について
- 日本マンパワーは老舗の中小企業診断士受験機関です
日本マンパワーは中小企業診断士の受験機関としては老舗です。
私も一次、二次とお世話になりました。
個人的には信用・信頼できる教育機関だと思っています。
同社の中小企業診断士養成課程の概要を以下の表にしてみました。
機関名 | 主な開催場所 | 期間 | 開催日 | 入学金 | 学費 | 定員 |
日本マンパワー | 東京都千代田区神田東松下町47-1 | 1年間 | 火・木 18:45~21:45 土 10:00~17:00 |
40万円+消費税 | 210万円+消費税 | 24名 |
http://www.nipponmanpower.co.jp/ps/choose/smemc_rtc/ |
日本マンパワー中小企業診断士養成課程の特徴
- 働きながら通えます
開催日は平日夜と土曜日です。
特徴は、開催日です。平日は火曜日・木曜日の18:45~21:45と、土曜日の10:00~17:00となっています。
普通の勤め人なら、なんとか働きながら通えるスケジュールとなっています。ただし実習もあるため、有給などを使ってうまく調整する必要はあるかと思います。
でもなんとか切り抜けられるのではないでしょうか。
1年間で中小企業診断士になれます
- 1年間頑張ってください
登録実施機関によっては、2年間のところもあります。日本マンパワーでは1年間で中小企業診断士になれます。そのぶん、中小企業診断士として長く活動できることになります。
また、1年間だったら、なんとか踏ん張れるのではないかと思います。
二次試験に2回失敗しても受講できる
- 二次に2回失敗してからも申し込むができます
第1次試験合格者の方は、2年後の3月開講予定の登録養成課程の受講資格があるとのことです。
同社のQ&Aのページに以下の記載があります。
Q:2017年度に1次試験を合格しました。もし2018年度に2次試験を受験して万が一落ちた場合は申し込み資格はあるのでしょうか。
A:2017年度第1次試験合格者の方は、2019年3月開講予定の第13期弊社登録養成課程の受講資格がございます。
http://www.nipponmanpower.co.jp/ps/choose/smemc_rtc/faq/より
講師に私が習った先生がいる
- 講師陣も強力
講師陣には、大学教授、大学院教授がいて強力な布陣ではないでしょうか。
個人的には明星大学教授の片野浩一先生の講義を受けたこともあります。素晴らしく頭の切れる先生です。片野先生の本も購入し勉強させてもらいました。
ということで、日本マンパワーの中小企業診断士養成課程はお勧めです。
まとめ
二次試験に受からなくても中小企業診断士になれます
中小企業診断士養成課程は中小企業大学校だけでありません
14機関あります
(※私は日本マンパワーとは何の利害関係もありません。) |