中小企業診断士の視点:明日は中小企業診断士2次試験日です

明日は中小企業診断士2次試験

明日の10月20日は中小企業診断士の2次試験の日です。

試験に合格できれば、ほぼ中小企業診断士になることができます。

受験される方も多いと思います。

明日の出発では間に合わない方は、すでにホテルに前泊して明日に備えていることと思います。

 

KAZUTOYOも昔3回受験しました。

 

いずれの時も相当な決意をもって臨んでいたと思います。

でも相当な決意をもっていても、凡人のKAZUTOYOは簡単には合格はできませんでした。

それが2次試験です。

 

自分ながら今から思えば、よく頑張っていたと思います。

今日は、中小企業診断士2次試験を受験される方に向けての話です。

興味のある方は読んでみてください

 

中小企業診断士の視点:明日は中小企業診断士2次試験日です

記事の内容

  • 一貫性を持った解答を心掛けましょう
  • 説得力のある解答を心掛けましょう
  • 解答は丁寧に書きましょう
  • ギリギリまで粘りましょう
  • 受験したくてもできなかった人もいます

 

一貫性を持った解答を心掛けましょう

  • 事例問題は一貫性が大切

事例問題は、解答に一貫性が大切です。例えば店舗の問題などで付加価値をつけて低価格路線から脱却する方向で考えていたのに、戦術面での設問に対して、人員削減のためセルフによる販売を進めていくなどととすると戦略に一貫性が保てなくなります。

 

明らかな矛盾は分かると思いますが、試験中のような環境の中では、頭がいっぱいで気が付かないこともあります。戦略と戦術が相互に矛盾していないか意識して解答することが大切です。

 

そのようなことは現実でもあります。安売りから脱却しようとしているのに、安売りのチラシを撒いている店もあるのです。昔の習慣が抜けきられないのです。

 

戦術面の解答を書くときは、戦略と戦術が相互に矛盾していないか確認する必要があります。

通常の精神状態であれば気が付きますが、極限状態の時は気がつかないこともあるのです。

自分ではそう感じていなくても、受験している時間は極限状態におかれているのです。

 

説得力のある解答を心掛けましょう

  • 合格者は説得力のある解答をしています

合格者の2次試験の再現解答を見ると、なるほどなと思ってしまうような解答がほとんどです。ほとんどが説得力ある解答を書いているのです。合格するはずだ、と思わせるような解答です。

コンサルタントはクライアントに対して、「なるほどな」、と思ってもらうような提案でないとクライアントは「やってみよう」という気にはなりません。

試験でも同じです。

 

ひょっとして出題者の意図には合っていないような解答であったとしても、「なるほど」と思わせるような解答を組み立てていくことが大切です。

「このような理由で〇〇をやります」や「〇〇をやります。理由は〇〇だからです」というように、解答の仕方を工夫して説得力のある解答になるようにしましょう。

 

解答は丁寧に書きましょう

  • 下手なのはしようがありません。丁寧に解答しましょう。

KAZUTOYOが書く字は汚いです。KAZUTOYO同様、字が汚い人はせめて丁寧に書くようにしましょう

二次試験は、人間が解答を読んで判断します。

字が汚いからといって、読んでくれないことはありませんが、印象は悪くなります。字のきれいさによって差はつけないようにしようと採点者は心がけているはずですが、相手は人間です。気持ちがあるのです。

書いてある字が読めない場合、厳しい判断をされることもあるかもしれません。

 

また、KAZUTOYOも汚い字の人と比べれば、きれいな字を書く人は、なんとなくちゃんとしているような印象を持ってしまいます。(自分は汚い字をかくにもかかわらずです)

人間はそんなものです。

 

これから字を練習してもすぐには上手になるわけはありません。でもせめて、字は丁寧に書くようにしましょう。採点者の印象もかわります。

採点者は人間です。ひょっとしてそれで、数点がかわる可能性もないとはいえません。

 

ギリギリまで粘りましょう

  • 時間が余ってもギリギリまで粘りましょう

むしろ時間が足りないはずですが、それでも早く解答し終えた人も試験時間いっぱい粘って見直すようにしましょう。

計算問題が出題される可能性も高く、計算ミスをすることもあります。

今の時代、計算はほとんとパソコンまかせ、もしくは電卓ですることが多く、小学生の時のように紙に書いてすることはないはずです。

でも中小企業診断士の試験では、パソコンも電卓も使用できません。

計算方法や考え方があっていても計算ミスをすることもあるのです。計算ミスで点を落としたらかなり悔やむことになります。ミスはしないように解答を見直すことが必要です。

 

その他、誤字脱字もあるので、必ずギリギリまで粘って見直すようにしましょう。

せっかくここまで頑張ってきたのです。最後の最後まで粘りに粘って合格を勝ち取るようにしましょう。

 

ここまで来たら、あとは気持ちの強さです。「絶対、合格する」という気持ちで受験し、最後までその気持ちを持ち続けるようにしましょう。

 

受験したくてもできなかった人もいます

  • 毎年、申し込んでも受験しない方も一定数います

中小企業診断士の一次試験は、申し込んで受験しないというのはなんとなくわかります。結局勉強不足で受かる見込みがないと、などということがあるからです。

ですが、二次試験のチャンスは2回しかないのです。それに知識を問われるということではあまりないので、受験すれば、受かる可能性は誰にもあるのです。

 

ですから、受験しない理由がKAZUTOYOにはよくわかりません。

ですが、人にはいろいろな事情があって、多分やむなく受験しないという判断になっているのだと思います。

 

ただ、今年は例年とまた状況が違います。

申し込んでいたものの台風19号で被災したため、受験できるような環境ではない方もいるかもしれません。そのような人はさぞや無念かと思います。

 

そう考えると、今年中小企業診断士2次試験を無事受験される方は、ある意味幸せかもしれません。

受験される方は、せいいっぱい自分の力を発揮していただくことを願っています。

 

まとめ

  • 一貫性を持った解答を心掛けましょう

事例問題は一貫性が大切

  • 説得力のある解答を心掛けましょう

合格者は説得力のある解答をしています

  • 解答は丁寧に書きましょう

下手なのはしようがありません。丁寧に解答しましょう。

  • ギリギリまで粘りましょう

時間が余ってもギリギリまで粘って解答を見直すようにしましょう

  • 受験したくてもできなかった人もいます

今年無事受験できるのは、ある意味幸せなことです

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。