中小企業診断士一次試験に合格したい!!
中小企業診断士一次試験に落ちて、立ち止まっている方もいるかと思います。
中小企業診断士の一次試験の特徴は、広く浅いといわれますが、理解しないといけない科目もあり、単純にはいきません。
ということで、そんな方に向けての話です。参考にしていただければ幸いです。
この記事を読むことで、中小企業診断士一次試験に合格する勉強の考え方がわかります。
Contents
中小企業診断士一次試験に合格する秘訣
記事の内容
苦手科目を作らない(3つあります) 皆ができる問題を落とさない(3つあります) |
中小企業診断士の試験は、あらかじめ大枠の合格者数が決まっている試験です。落とす試験です。そのことを意識した勉強法が大切です。
何点以上ならみんな合格する試験ではなく、上位〇〇名の枠に入ることを競う試験だということを忘れてはいけないと思います。
苦手科目を作らない
①苦手科目を作らないことが重要な理由 ②苦手科目ができてしまう理由 ③苦手科目を克服する方法 |
①苦手科目を作らないことが重要な理由
- 苦手科目は嫌々勉強し、はかどらない
苦手科目はあまり勉強したくありません。嫌々勉強することになります。何が問題かというと、嫌々勉強していると、勉強していてもなかなか頭に入ってこないことです。
また、疲労感も大きくなります。これが問題で、結局勉強の効率が悪くなるのです。それに引き換え自分の好きな科目は、好きなので興味も持てて、すんなり頭に入ってきます。勉強していても疲れはあまり感じません。
できれば、この科目をずっとやっていたくなります。けっこう楽しく勉強できるからです。
でも、苦手科目を作ってしまうと、勉強の効率が悪くなってしまいます。ですから苦手科目を作らないことが大切なのです。
②苦手科目ができてしまう理由
- 分からないと嫌になる
苦手科目ができてしまう理由は、その科目を勉強していてもよくわからないからです。わからない科目を無理やり勉強するのは苦痛です。続けていると嫌になってしまいます。
苦手意識を持つようになり、苦手科目ができることになります。
例えば、英語をわからない人が、無理やり英語の本を読んでいるようなものです。字面だけ追っていても、意味がわからず、話の内容も全くわかりません。
それはとても苦痛を伴うことです。続けられたものではありません。これと同じようなことです。理解できないことを勉強していると、嫌になり苦手科目になるのです。
③苦手科目を克服する方法
- 苦手科目を克服する方法はわかるようになること
苦手科目を克服する方法は、簡単です。その科目がわかるようになることです。上で「苦手科目ができてしまう理由は、その科目を勉強していてもよくわからないからです。」と書きましたが、その逆になれば良いのです。
わかるようになれば、勉強が苦痛ではなくなり、嫌でなくなり、勉強内容が頭に入ってくるようになります。
私の例でいえば、頭脳に自信がなかったので、財務で絶対わからなくなるに違いないと思い、そのために財務の土台となる簿記をまず勉強しました。
その結果、テキストを読んでも内容に疑問を感じることなく進めることができ、この科目を苦手とすることなく済みました。
苦手科目を克服するには、その科目を勉強している時もわかって勉強している状態でいることが重要です。
皆ができる問題を落とさない
①皆ができる問題を落とさないことがポイントな理由 ②基本を押さえること ③深入りする必要はない |
①皆ができる問題を落とさないことがポイントな理由
- 皆が落とさない問題は皆得点できる問題
あたり前ですが、皆が落とさない問題は皆が得点できる問題です。皆が得点できるということは、自分ができないとそこで点差が開くということです。
中小企業診断士の試験は競争試験です。でも一番になる必要はありません。とにかく合格者の枠内にいかにして滑り込むかが重要です。
そのためには、皆が正解できる問題は絶対自分も得点する、ということです。一次試験で不合格になる人は、ここができていないと考えます。皆ができる問題で自分も落とさないことができれば、中小企業診断士一次試験は突破できるものと考えます。
②基本を押さえること
- 皆ができる問題は、基本的な問題
皆ができる問題は、基本的なことです。
ほとんど人が何らかのテキスト教材にしろ、動画教材にしろ、どこかの中小企業診断士関連の教材を使って勉強しています。皆ができる問題というのは、ほとんどの教材の中にあった内容が問われたからです。
教材にないことは、ほとんど人はわかりません。教材に取り上げられていた、ということはそれが基本的なことだったらからです。その基本的なことを問われた場合には、絶対に得点することが合格する上ではポイントとなります。
中小企業診断士一次試験は試験範囲が広いですが、受験される方はほとんどが何らかの教材を使って勉強しています。その教材の中に出ている問題が出題されたら、得点できることが大切です。
基本は押さえる、ということです。
③深入りする必要はない
- 深入りはかえって危険です
中小企業診断士一次試験のある科目の特定の項目を深入りして勉強すると危険です。あとでやってください。
中小企業診断士一次試験は出題範囲が広い試験です。そして、競争試験です。ほとんどの人が得点できる問題で落とさないことが重要だということは、書きました。
でも、勉強しているとついつい特定の項目で突っ込んで勉強したくなりこともあります。でもあまり、深入りすると他の科目の勉強時間がなくなることもあります。また、その項目が試験で出題されればまだ良いのですが、出題されないことも多いにあります。
例えば、勉強していて、マズローの欲求階層説に興味が沸くとします。もっと深く知りたいと思います。時間をかけて勉強するとより深く理解でき、満足はできますが、試験でマズローの欲求階層説が主題されたら良いのですが、出題されないことも多いのです。
中小企業診断士一次試験の勉強は、まんべんなく勉強することが重要で、皆ができる問題は自分も得点できる状態に持っていくことが重要です。ほとんどの人がわからない難しい問題は自分も得点できなくていいのです。
皆ができる基本的な問題は自分も得点できるようする、ということが合格する上での考え方です。
中小企業診断士一次試験は、一定の枠内に入ることが重要で、一番になることは必要ないのです。
深入りは危険です。気を付けて勉強してください。
中小企業診断士一次試験に合格する秘訣、のまとめ
苦手科目を作らないこと
分からないと嫌になるから
皆ができる問題を落とさない
皆が落とさない問題は、皆得点できる問題だから
皆ができる問題は基本的な問題で、自分もできることがポイント
深入りはかえって危険 |