中小企業診断士の視点:2019年度中小企業診断士二次試験合格発表の結果を受けて

中小企業診断士二次試験(筆記)の合格発表がありました

中小企業診断士二次試験(筆記試験)の合格発表がありました。

この結果により、次の口述試験を受ける資格を得た人の数と率が判明しました。

口述試験は、よほどのことがないと落ちることはないので、実質的には筆記試験に合格した人が中小企業診断士になることがほぼ決まったと言えます。

あとは実務実習をなんとか乗り切るだけです。

今回は、今年度の中小企業診断士二次試験の結果を受けて、KAZUTOYOが思ったことを書きたいと思います。

来年の予想も含みます。

興味のある方はお読みください。

中小企業診断士の視点:2019年度中小企業診断士二次試験合格発表の結果を受けて

記事の内容

  • 令和元年度の中小企業診断士第2次試験の筆記試験の結果
  • 中小企業診断士KAZUTOYOの予想を振り返る
  • 今年は、多くの中小企業診断士二次合格者を出した
  • 中小企業診断士二次試験来年の予想

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。

令和元年の中小企業診断士第2次試験の筆記試験の結果

  • 二次試験(筆記)合格率は18.3%

今年の中小企業診断士二次 筆記試験の結果は以下のようになりしました。

5954人が受験し、1091人が合格しました。合格率は18.3%です。

込者数 筆記試験の受験者数(A) 口述試験を受験する資格を得た方の数(B) (B)/(A)
6,161人 5,954人 1,091人 18.30%

出典:https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_h31_shiken/R01_2ji_hikki_goukaku.html より

中小企業診断士KAZUTOYOの予想を振り返る

  • 9月3日の予想

2019年の9月3日のブログ記事「2019年度中小企業診断士一次試験の合格発表・二次はどうなる?」では次のように予想していました。

  • 受験者数:約6000人

こちらはほぼ的中です。

  • 合格者と合格率は次の4パターンを予想

実務補習のキャパから二次試験合格率を予想する

以下のようなケースが考えられます。

  1. キャパ900人(二次合格者数900人)の場合 :二次試験合格率15%
  2. キャパ1,000人(二次合格者数1,000人)の場合:二次試験合格率16.7%
  3. キャパ1,100人(二次合格者数1,100人)の場合:二次試験合格率18.3%
  4. キャパ1,200人(二次合格者数1,200人)の場合:二次試験合格率20%

この中の3番目のパターンとなりました。

合格率もズバリ的中(自分の予想とは言え、よく的中したものです)

ただ、1100人の合格者は意外でした。

想定していたとはいえ、過去の実績から言えば、合格者数は900人から1000人ぐらいだと思っていたからです。

今年は、多くの中小企業診断士二次合格者を出した

  • 今年は合格者が多かった

今年は、1100人の二次試験合格者を出しました。

これは、過去の例から言えば、多いと考えられます。

下の表のように1000人以上の二次試験筆記合格者をだしたのは、たった2回です。今回は例外的なものだったと考えられます。

出典:https://www.j-smeca.jp/attach/test/suii_moushikomisha.pdfより切りとり

中小企業診断士二次試験来年の予想

  • 合格者は900人~950人程度となると予想

上の表を見ると、1000人以上の合格者を出した翌年には、二次試験受験者が増加しているのにもかかわらず、合格者を絞っていることがわかります。合格率も低くなっていることがわかります。

KAZUTOYOは来年の中小企業診断士二次試験(筆記)合格者は、900人~950人程度だと予想します。

でも、一次試験受験者が大幅に増加もしくは、一次試験の合格者数が大幅に増加すると、多少変わってくるかもしれません。今年のようになることも考えられます。ただしその場合でも、今年のように約1100人の二次試験(筆記)合格者を出すとは思えません。せいぜい、ぎり1000人程度ではないでしょうか。

理由は、2年続けて1100人以上の二次試験(筆記)合格者を出すとは考えられないからです。

したがって二次受験者が多い場合は、合格率はかなり低くなると予想します。

中小企業診断士受験者は増加する

KAZUTOYOは来年以降、中小企業診断士受験者が増えると思っています。中小企業診断士になるのもますます厳しくなっていくと思っています。

理由は当ブログ「中小企業診断士は今のうちに合格しておきましょう」に書いています。

興味のある方はお読みください。

ひょっとして、今年二次試験合格された方は、今年受かっておいて良かったということになるかもしれません。

まとめ

中小企業診断士の視点:2019年度中小企業診断士二次試験合格発表の結果を受けて

  • 令和元年の中小企業診断士第2次試験の筆記試験の結果

5954人が受験し、1091人が合格しました。合格率は18.3%です。

  • KAZUTOYOの9月3日の予想

キャパ1,100人(二次合格者数1,100人)の場合:二次試験合格率18.3%、の予想が的中

  • 今年は、多くの中小企業診断士二次合格者を出した

今年は、1100人の二次試験合格者を出しました。

  • 来年の二次合格者数の予想

合格者は900人~950人程度となると予想

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。