中小企業診断士と中小企業は経営環境の変化に対応することが必要

環境変化に対応することが、生き残りの秘訣!

企業は経営環境の変化に対応することが不可欠です。それが生き残りの秘訣です。

それは企業だけでなく、個人にも言えると考えます。

 

中小企業診断士は企業をサポートするのが仕事です。中小企業診断士も自らを経営環境の変化に対応させいかなければ、企業に良いアドバイスをできないと考えています。

 

今日は、こうした経営環境の変化に対応するために、自分がすることと、企業へのアドバイスについて考えていきたいと思います。

 

中小企業診断士と中小企業は経営環境の変化に対応することが必要

記事の内容

中小企業診断士が自ら変化すること(3つあります)

中小企業に変化を促すため行うこと(3つあります)

 

中小企業診断士が自ら変化すること

①自分を変化させるように努める

②新しい考え方を勉強する

③新しい取り組みにチャレンジする

①自分を変化させるように努める

  • 自ら変化するように努める

人間は、変化したくないものですが、中小企業診断士は変化する必要があります。

人間は、あまり変化したくないものです。時代はどんどん変わっていくのに、今までのやり方に慣れてしまうと、そのやり方を捨てて、また新たなやり方を学んでやっていくというのは、面倒臭いと感じます。

 

私も、もう良い年齢になってきているので特にそう感じるのかもしれません。

 

例えば、パソコンのOSやオフィスソフトもどんどん変化していきますが、別に昔のままでいいじゃん、などと思ってしまいます。一度やり方に慣れてしまうと、新しいものは、操作方法がまた異なってくるので、覚え直すのが面倒臭いのですね。

 

でも、中小企業診断士の私がそんなことを言ってはいけない、と思います。中小企業診断士は企業の一歩先を行っていないと、新しいことも提案できないからです。

 

例をあげると、最近は、中小企業でもマーケティング活動に動画を使うことが多くなっていますが、中小企業診断士もその分野もちゃんとわかっていて、中小企業者に支援できることが必要だと思うからです。

 

②新しい考え方を勉強する

  • 常に学ぶ姿勢が必要

経営環境の変化に対応するために、自ら変化することが必要ですが、そのためには常に学ぶ姿勢が大切です。

 

中小企業診断士は中小企業診の一歩先を進んでいることが必要ですが、そのためには自ら学ぶことがポイントだと考えています。

何事も学ばなければ、進歩しません。

 

上で、『中小企業でもマーケティング活動に動画を使うことが多くなっている』、と書きかましたが、中小企業診断士は、そのような新しいマーケティング手法が現われたら、それを学び、中小企業に提案できるようにならないといけないと思っています。

 

自分がよくわからないと、提案もできません。インターネット動画の進展は経営環境の変化にも大きく影響しています。ユーチューブ動画上で、大手企業のCMががんがん流れるようになってきたことは、あなたも気がついているはずです。

 

中小企業診断士もその変化にもついていく必要があるのです。そのためには勉強です。

 

③新しい取り組みにチャレンジする

  • 自らを変化させるためにも新しい取り組みにチャレンジすることが大切

考え方を変えて、学び実行することが大切です。

自ら、変化していくためには、考えを変えて学んだだけではダメです。学んだこと実行していかないと意味がありません。いくら学んでも自分が実行しないとわからないことが多いものです。

 

自分でやってみると、思った通りに運ばないこともあり、それも含めて勉強だと思っています。

 

私の例でいえば、中小企業者に、「情報発信のためにHPを作ってください」と言ったとしても、今までは、「ワードプレスが良く使われています。」と続けることはできても、それ以上のことはわかりませんでした。

 

過去に自分でホームページを作ってはいましたが、別のソフトで作っていたのです。

 

このブログはワードプレスを利用していますが、これも勉強を兼ねてのことで、私にとっては新しい取り組みです。

ここまで続けてきて、ワードプレスについても基本的なことはわかるようになってきたので、これからは自信を持ってアドバイスできるようになるはずです。

 

やってみないとわからないのでやってみることが大切で、新しいことにチャレンジすることが大切だということです。

 

中小企業診者に新しいことを提案するのななら、自分も新しいことをやっていないと説得力がでません。

 

中小企業に変化を促すため行うこと

①変化の必要性を説く

②新しい取り組み方を提案する

③新しい取り組みの支援をする

①変化の必要性を説く

  • 経営環境が変化しているので、企業も自ら変化する必要があることをわかってもらう

中小企業には環境の変化に対応して、従来とはやり方を変えなくてはいけないことをわかってもらう必要があります。

 

私もそうですが、中小企業者もずっとやってきたことを変えたくはないと思っています。でも環境の変化に対応して、生き残っていくためには、変わっていくことが必要です。それを中小企業者にもわかってもらわないといけません。

 

でも、悲しいかな人間はなかなか変われません。自ら変化するのはなかなか難しいのです。

 

経営環境の変化はいやおうなしに進んでいくので、自ら変化していかないと未来はありません。

 

私は、もともと家電の量販店に勤めていたこともあって、小売業の支援をすることもあるのですが、物販の企業は今、大変厳しい経営環境の中にいます。

 

インターネットで物を購入する人が圧倒的に多くなっているからです。私も例にもれず、アマゾンを良く利用しています。

 

インターネットでは価格訴求で商品を販売していることが多いのですが、同じように価格訴求の売り方をしていた実店舗は、今後やり方を変えていかないと将来はないと考えられます。

でもなかなか変化するのが難しいようです。昔のやり方を変えたくないのですね。

 

でも変えていかないと、生き残っていくのは難しいので、変化を促していくように話しています。

 

②新しい取り組み方を提案する

  • 新しい取り組みを提案し、実行してもらう

中小企業者には新しい取組み方を提案し、実行してもらうことが必要です。

例えば、情報入手の変化です。

お客さんの情報入手の方法は変化しています。小売業では、以前から新聞に折り込みチラシを挟んで、配布する販売促進を行ってきました。

 

ですが、最近は、新聞をとらない家庭も増え、新聞折り込みチラシの効果もどんどん薄くなっています。若い世代の家庭ほど、新聞をとっていないようです。

このような環境変化の中で、どのような宣伝をおこなっていけばよいかを提案し、実行してもらうことが必要になっています。

 

中小企業の中には、まだ自社のホームページすらないことも多いのが現状です。

零細な企業ほどできておらず、ただ、従来の商売のやり方を繰り返していることが多いのです。

 

このような企業には、新しいことを提案し、実行してもらうように心がけています。

 

③新しい取り組みの支援をする

  • 新しい取り組みをやってもらいその支援をする

中小企業者にはずっとやっていたことについては、こちらが支援することはありませんが、新しい取り組みに対しては、支援していくことが必要です。考え方とやり方を理解してもらい実行していくようにするのです。

 

例えば、情報発信として、ブログををやってもらうことにします。その際、どのようなことを書けば良いのかきちんとアドバイスすることも必要になってきます。

 

基本はお客様の役に立つ情報を書く」ということです。従業員のプライベートなことを書いても集客には結びつきません。お客様が来店したくなるようなことを書くことが大切ですが、それに気が付かないことも多いのです。

 

新しい取り組みをやってもらい、それについても支援をしていくことが大切です。

 

経営環境の変化に対応することが必要、のまとめ

中小企業診断士が自ら変化すること

  • 自分を変化させるように努める

自分を変化させるように努める

  • 中小企業診断士が自ら変化すること

経営環境の変化に対応するために、自ら変化することが必要ですが、そのためには常に学ぶ姿勢が大切です。

  • 新しい取り組みにチャレンジする

自らを変化させるためにも新しい取り組みにチャレンジすることが大切です。

 

中小企業に変化を促すため行うこと

  • 変化の必要性を説く

経営環境が変化しいるので、企業も自ら変化する必要があることわかってもらいます。

  • 新しいやり方を提案する

新しいやり方を提案し、実行してもらいます。

  • 新しい取り組みの支援をする

新しい取り組みをやってもらいその支援をします。

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。