中小企業診断士試験に合格する考え方

楽をして中小企業診断士に合格する方法ってないのかな?

人間誰でも楽をして生きていきたいと思っています。私もそうです。

難易度の高い試験に、なんとか自分だけ楽をして合格できないものか、と考えることもあります。

 

そんな方法がないのかと、妄想します。

話は変わって、勉強ではないですが、ダイエット関連の商品は世の中にあふれています。

単純に考えれば、ダイエットは簡単です。

「食べない」、「運動する」。

これだけです。

これを守れば、ほぼほぼダイエットできます。

難しいことはありません。

ですが、それを実行するのは辛いものです。

なんとか楽をしてやせる方法はないかと、いろいろ考えます。

そんな方法は、そうそうあるはずはないのですが、「楽してダイエットができそうな商品・サービス」が次々に生まれては消えていく、ということがくり返されています。

 

試験に合格する方法も同じだと思います。

 

今回は、「難易度の高い試験に、なんとか自分だけ楽をして合格できないものか」というあなたの願望に応えます。

 

あなたが期待する内容でないかもしれません。

そのあたりはご了承ください。

 

中小企業診断士試験に合格する考え方

記事の内容

  • 中小企業診断士試験に合格する基本的な考え方(3つあります)
  • 知識のインプット・アウトプットについて(3つあります)

 

この記事は私の体験と中小企業診断士試験に対して考えていることを基に書いています。

中小企業診断士試験に合格する基本的な考え方

①楽して合格できる魔法はない

②王道を行くのみ

③工夫の余地はあります

①楽して合格できる魔法はない

  • 残念ながら楽して合格できる魔法はありません

ダイエット同様、楽して中小企業診断士試験に合格する方法というのは結局ありません。そのような魔法はないのです。

ただし、合格する可能性が高まる適切な勉強法というのはあります。それは「皿回し勉強法」などに代表されますが、どの人にも当てはまる適切な勉強法というのがあるのです。

 

そのような適切な方法で勉強していく、というのが魔法と言えば魔法と言えるかもしれません。

でも、楽ができる魔法ではないのです。

 

②王道を行くのみ

  • コツコツと毎日積み上げていくことです

楽して中小企業診断士試験に合格する魔法はないので、毎日コツコツとやっていくしかありません。それが合格する「コツ」です。

王道を行くしか方法はないのです。

 

中小企業診断士では、経営ではPDCAを回すことが重要だと勉強します。PDCAとは「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の頭文字をとったものです。

 

勉強にも、PDCAを導入することが必要です。あらかじめ、ちゃんと勉強の計画(スケジュール)を立て(P)、実行し(D)、チェックし(C)、改善(A)していくという流れを作って勉強していくのです。

中小企業診断士を目指すのですから、勉強も中小企業診断士らしく臨むことが必要です。

 

③工夫の余地はあります

  • モチベーションの維持や健康面などについては工夫の余地はあります。

勉強には気持ちや精神面が大きく影響します。とくに長期に亘る試験勉強では、モチベ―チョンの維持が大切です。試験の合否にも影響します。

 

やる気になって勉強している時と、やる気がなく、なんとなく本の字面だけを追うような読み方になっている時とでは、まったく異なるはずです。

高いモチベーションを維持して勉強していくことが大切です。

 

また、病気になってしまうと勉強も計画通りには進みません。健康にも気をつけていくことが大切です。

 

まずモチベーション維持から考えていきます

 

モチベーション維持の方法

  • 自分を褒める

まず自分を褒めるようにしましょう。自分以外に褒める人はそういないからです。頑張っている自分を自分が認め褒めるようにしましょう。「今日は、ここまで進んだ。計画通り。おれは偉いなあ。頑張っているなあ」などと自分を褒めるのです。

 

  • 褒美を与える

自分に褒美を与えることも重要です。「ここまで頑張ったのだから、今日はビール二本飲んで良いことにしよう。自分へのご褒美だ」などというようにです。

不思議なもので、それが積み重なると、ビール二本飲むためにも頑張れるようになります。動機は不純ですが、勉強する気になるのだったら、何でも良いのです。

 

  • 中小企業診断士試験に合格した自分を想像する

中小企業診断士試験に合格した自分を想像するのも良い方法です。

一次試験に合格し、祝杯をあげている場面を想像するのです。二次試験勉強中の方は二次試験に合格した時のことを想像してみるのです。わくわくしませんか?

私は、二次試験合格の通知をもらった時のことは忘れません。なんともいえない気持ちでした。

長年の努力が報われた思いでした。

 

次に健康面です

  • 健康食品を利用する。サプリを飲む

病気になったら大変なので、健康にも気を使うようにしてください。青汁を飲んだり、栄養サプリをとることも考えると良いでしょう。

 

  • 頭に良いサプリをとる

DHAのサプリメントも積極的にとるようにします。多少は違うかもしれません。プラシーボ効果も期待できます。

 

  • 運動する

適度な運動も健康を維持するのには必要です。体も動かすようにしましょう。

 

知識のインプット・アウトプットについて

①知識のインプット

②知識のアウトプット

③(インプット+自分の考え)を更に加工してアウトプットする

①知識のインプット

  • まずは勉強して知識をインプットします

勉強するのは知識を身につけるためです。そのために勉強します。教材を使って中小企業診断士試験に合格するための知識を学ぶのです。

 

0からスタートする人が多いと思います。スタート時点は皆同じ状態です。あとはその人の努力です。

地頭の良さも影響します。地頭の良い人は実力も早くつきます。それはどうしようもありません。受け止めるしかありません。その地頭でやれ、と神様が言っているのです。文句の一つも言いたくもなりますが、我慢しましょう。

(地頭に問題のある日東駒専出身の私は、そう思って現実を受け止めていました)

 

②知識のアウトプット

  • 身に着けた知識を正確にアウトプットできるようにします

特に中小企業診断士の一次試験は覚えた(覚えているべき)知識を正確にアウトプットできることが求められます。あやふやだと通用しません。

ですから、勉強した知識が正確かどうか確認するために、練習問題等があるのです。

 

なんとなく聞いたことがある、程度の知識では試験に通用しません。中小企業診断士の一次試験では正確な知識が問われます。

 

③(インプット+自分の考え)を更に加工してアウトプットする

  • 二次試験ではインプットを単にそのままアウトプットするのではなく、自分なりの加工が必要です。

二次試験は、一次試験で覚えた知識を総動員して、自分の考えを加えて加工し、アウトプットすることが必要になってきます。応用力がないと対応できません。

この応用力は、一次試験のインプットしたことを単にアウトプットできる能力とは異なると私は考えています。

一次試験にかろうじてパスした直後では身についていないのが普通です。

だからストレート合格する人は超優秀なのです。

 

一次試験の知識を応用するのは、ある程度時間の経過が必要かなと思っています。頭の中で知識が醸成されるというような段階を経ていかないと応用ができないと思います。

 

資格予備校によっては、解答パターンのような型を提供してくれる場合もありますが、無理やり解答パターンに押し込むと、無理が生じることもあります。設問に応じた解答をすることが大切です。

 

二次試験で合格者がどのような解答を書いたかという、再現答案を見る機会が資格予備校にありました。合格者の答案を見ると納得したことが思い出されます。

 

合格者の答案には説得力があったのです。人により異なる回答もありましたが、私からすればどれも正解のように思えてしまうのです。

 

基本的にコンサルティングには正解は一つだけではありません。複数あるのです。社長が納得できるような提案だったら良いのです。従来の試験では正解は一つだけでした。二次試験はそうでもないのか、と感じた瞬間でもありました。

二次試験では知識を基に説得力のある回答が書けるかが問われます。説得力をつける要素の一つが論理的思考です。そんなこともなんとなくわかりました。

 

まとめ

中小企業診断士試験に合格する基本的な考え方

  • 楽して合格できる魔法はない

楽して中小企業診断士試験に合格する方法は結局ありません。

  • 王道を行くのみ

コツコツと毎日積み上げていくことです

  • 工夫の余地はあります

モチベーションの維持や健康面などについては工夫の余地はあります。

 

知識のインプット・アウトプットについて

  • 知識のインプット

まずは勉強して知識をインプットします

  • 知識のアウトプット

身に着けた知識を正確にアウトプットできるようにします

  • (インプット+自分の考え)を更に加工してアウトプットする

二次試験ではインプットを単にそのままアウトプットするのではなく、加工が必要です。

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。