インフルエンサーの時代が来た
最近、インフルエンサーという言葉を良く聞くようになりました。
インフルエンサーとは、回りに大きな影響を与える人、与える力や能力を持つ人のことです。
最近、インフルエンサーと思われる人が多くなってきた、と感じています。
とはいっても、昔もインフルエンサーはいました。そのような言葉がなかっただけで、世間に大きな影響を与える人はいたのです。
インフルエンサーはビジネスにも影響します。
今回は、そんなことを考えてこの記事を書いています。
この記事を読むと、インフルエンサーになるとどうなるのかわかるようになります。
Contents
中小企業診断士の視点:個人が光るインフルエンサーの時代が来た
記事の内容
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この記事は、中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
過去のインフルエンサ―
- ジョン・レノンはインフルエンサー的存在でした
インフルエンサーという言葉は最近使われるようになったのですが、過去にも今で言うインフルエンサーのような存在の人はいました。
KAZUTOYOがすぐ頭に思い浮かんだのは、元ビートルズのジョン・レノンです。彼は多くの名曲を残していますが、それだけでなく考え方や思考の面で世間に大きな影響力を持つ人でした。
まさに、インフルエンサーと言われる存在だったと思います。
平和運動にも力を入れていて、そのためかどうか謎ですが、ファンと称する人に銃殺されてしまいました。
高校生の頃「God」という曲を聴いて、考え方に衝撃を受けた思い出があります。
現在のインフルエンサ―
- 話題のグレタさんもインフルエンサ―
現在のインフルエンサーは誰かというと、旬なのは環境問題の発言で注目されているグレタさんでしょう。
発言だけでなく、行動まで注目されています。
日本人では、KAZUTOYOはホリエモンがインフルエンサーだと思っています。
その他個人として影響を受けている人は複数いて、その方たちはKAZUTOYOにとってはインフルエンサーと言えます。
誰をインフルエンサーと思っているかは人それぞれです。
インターネット上でのインフルエンサー
- フォロアー数が多い人はインフルエンサーと言えます
インフルエンサ―は周囲の人に与える影響が大きい人のことです。インターネット上でのインフルエンサーはSNSなどでのフォロアー数の多い人のことを指していっているようです。
10万人以上のフォロアーがいるとインフルエンサーと言えるのではないでしょうか。
フォロアーが多いということは、多くの人がその人の発言や動向に興味や関心があるということで、その人には影響力があるということです。
インフルエンサーになるとビジネス上有利なのか
- ビジネス展開に有利です
インフルエンサーは、限られた世界の中では、いわば芸能人のような存在です。ファンがいるのです。
インフルエンサーの発言や行動には、ファンは従うようになります。
インフルエンサ―がこの商品は使ってよかったといえば、ファンも影響され使ってみることになるのです。
当然それはインフルエンサー自身が行うビジネスついても同じです。
インフルエンサ―が何か商品を作れば、彼や彼女のファンは購入するにようになります。
商品はモノだけとは限りません。ホリエモンは有料メルマガを配信しているそうです。一月あたりの料金は安いのですが、登録者が多いのでかなりの売上になるはずです。メルマガですからほとんど費用もかかりません。まるまる利益です。
また、ホリエモンは会員制の有料オンラインサロンも開催しているようです。
このようにインフルエンサーになると、ビジネス面でも有利なのです。
組織から個人が重視される社会になっていくのか?
- 組織から個人へ
インフルエンサーは個人です。これからは個人が重視される社会になっていくでしょう。
理由は、社会的な環境が変化したからです。
現在の日本の社会は転換点を迎えているのだと考えています。
企業は日本的経営を断念
従来の日本的経営を企業が放棄し始めたことも後押ししています。
今までは、日本の会社は終身雇用、年功制(年功賃金、年功的な昇進・昇格)があったので、いったん会社に入った人は、会社を辞めるということはあまり考えませんでした。
大企業ほどそのような傾向はあったと思います。
その結果、従業員の会社に対する忠誠心がはぐくまれ、会社のために嫌なこと、理不尽なことがあっても耐えて頑張る、ということがあったのです。一人一人の頑張りで組織の力が発揮できたのです。
今までの、日本企業の成長はそのような背景があったと考えています。
ですが、大企業も終身雇用や年功制はやめる方向で動いています。また、大企業でもあっけなく潰れるという現実も目にしてきました。
ということは、今後は従業員も自分のことは自分で責任を持たないといけないということです。もはや会社や組織に依存することはリスクとなったのです。
今後は、一人一人が自分のリスクは自分で背負う覚悟が必要となりました。いままでは、リスクは会社や組織に背負ってもらっていたのです。
個人が生き残る方法
今後、個人が生き残るポイントは、
- 独特な技術を持つことや高度な専門性があること、
- 高度な意思決定や判断ができること
- 人間にしかできない優れたアイデアを生みだすことができること
と、いったような存在の人間になることが必要な気がします。
近い将来、工場での単純な作業はロボットが、定型的な事務はAIが、ほとんど担うようになっていくと考えられます。
今、そのような仕事しかできない人は、いずれはじかれていくと思います。
会社は守ってくれないので、自分の能力は自分で高めていく必要があるのです。
これからは、いつ会社や組織を辞めても、いつ会社や組織がなくなっても、外に出たときに何か自分自身に価値を持っていて市場に受け入れられるような存在になっていないと、まずいことになると思っています。
そうなっても、インフルエンサー的な存在なら、なにも困ることなく生きていけるような気がします。
まとめ
ジョン・レノンはインフルエンサーだったと思っています。
ホリエモンやグレタさん
フォロアー数が多い人はインフルエンサーと言えます
ビジネス展開に有利です |