中小企業診断士に合格すると満足感・充足感が得られます

中小企業診断士に合格するとハッピーになれます

すでに中小企業診断士以上のランクの資格を持っている人はどうかわかりませんが、中小企業診断士に合格すると嬉しいものです。

 

中小企業診断士は人気資格で難易度も低くはないため、努力が実ったと思うからです。

 

中小企業診断士を目指す理由は様々だと思います。実質的なメリットのみを目的として方もいるでしょう。

でもそうはいっても合格すると、やはり、嬉しいものです。

 

皆さんにも、その嬉しさを味わって欲しいと思います。

 

今回は、中小企業診断士に合格すると得られる満足感や充足感の理由について書いていきます。

 

中小企業診断士に合格すると満足感や充足感が得られます

記事の内容

  • 中小企業診断士は簡単には合格できない資格です(2つあります)
  • 勉強していると力がついてくることがわかります(2つあります)
  • 社会的な評価も高い資格です(2つあります)

この記事は私の体験も含めて書いています。

 

中小企業診断士は簡単には合格できない資格です

①一次試験と二次試験があり合格率は4%~5%前後です

②受験者層は大企業の方や金融機関の方など、もともと勉強ができる人が多いのが特徴です

①一次試験と二次試験があり合格率は4%~5%前後です

  • 合格率は4%~5%前後

中小企業診断士の試験は一次試験と二次試験があり、試験だけで中小企業診断士になるには両方の試験を突破する必要があります。

トータルでの合格率は4%~5%前後となり、簡単には合格できない資格です。

勉強の途中で離脱していく方も実際に見ています。

もともと超優秀な人でもない限り、そう簡単には合格できない資格です。だから一次試験に続き二次試験にも合格した瞬間は、中小企業診断士にやっとなれると思い、嬉しさがこみあげてくるのです。

 

②受験者層は大企業の方や金融機関の方など、もともと勉強ができる人が多いのが特徴です

  • 受験者層は多くが優秀

中小企業の方には中小企業診断士の存在はそれほど知られていません。

商工会や商工会議の方といっしょに中小企業に訪問することも多いのですが、中小企業診断士のことを知らない人がほとんどです。

ですが、逆に大企業の方には中小企業診断士の資格はよく知られています。むしろ知らない人が少ないと感じます。

 

中小企業診断士を目指す方は、もともと大企業に勤めていて、経営のことをもっと勉強したいとかスキルアップを目的としている方が多いのではないでしょうか。(最近は将来に備えて、何か通用する資格を身に着けておきたいという理由も多くなっているようです。)

 

一方、中小企業に勤めていて中小企業診断士を目指している方は決して多くないと経験からも感じます。先ほど書きましたが、中小企業の方は中小企業診断士を知らないから当然です。

 

大企業や金融機関に勤めている方は、中小企業と比較すれば優秀な方が相対的に多いのは否定しようがない事実で、そのような人達が目指すのが中小企業診断士なのです。受験者層は多くが優秀なのです。

 

勉強していると力がついてくることがわかります

①あやふやだった知識が確かなものになります。

②勉強していると経営の原理がわかってきます

あやふやだった知識が確かなものになります

  • 中小企業診断士の勉強をすることによって、あやふやだった知識が確かなものになっていきます。

私は家電量量販店の店員でしたので、何か勉強するといっても取扱商品を売るための商品知識について勉強するだけで、経営の勉強はしたことはありませんでした。

 

ですので、例えば商品回転率というと、なんとなく売れている商品は商品回転率が良く、売れていない商品は商品回転率が悪い、という本当にアバウトな知識しかありませんでした。では商品の回転期間は?と言われても何のことか分からないという状態でした。

 

それが、中小企業診断士の勉強をすることで、「そうか、商品回転率は1年に商品が何回回るのかということなんだ。3回回れば、商品回転期間は4か月ということなんだ」とようやく理解できた次第です。

 

このように、中小企業診断士の勉強をすることで、なんとなくの知識が確かな知識になっていったのです

 

②勉強していると経営の原理がわかってきます

  • 中小企業診断士の勉強をしていると、自分のいる会社の組織のこともわかってきます。

中小企業診断士の勉強をしていると、経営の理論と実際の姿が理解できるようになります。

「あれ、うちの会社組織の原点はこの組織形態なのか」とわかるようになります。

また、会社にはいろいろな制度があり、それらはもともと経営の本に書いてあるものが元となっていることもわかるようになっていきます。

 

人事制度の仕組みなども、テキストに書いてあり、「なるほど書いてあることを実際にこうしてやっているのだ」というようにわかってきます。

 

実際の会社の様子を見ていると、テキストに書いてあることの確認になり、経営の原理がなんとなくわかってくるようになっていきます。

例えば、大企業でも中高年層を対象にリストラをし始めている傾向にありますが、今後の展開は

  1. 希望退職者募集
  2. 退職勧奨
  3. 指名解雇(整理解雇)

上のように進んでいくことが推察されます。

これは、勉強していればわかることです。

このように経営に関する原理原則が学べるのが中小企業診断士の勉強なのです。

 

社会的な評価も高い資格です

①大企業に勤めている方、金融機関に勤めている方はほぼ中小企業診断士の存在は知っています

②商工会や商工会議所、その他の中小企業支援機関でも知られています。

①大企業に勤めている方、金融機関に勤めている方はほぼ中小企業診断士の存在は知っています。

  • 大企業、金融機関での知名度や評価は抜群

大企業に勤めている方、金融機関に勤めている方はほぼ中小企業診断士の存在は知っています。また簡単には合格できないことも知っています。

勉強中の方も多いです。また、過去に勉強し、断念した方も多くいます。

 

私の義理の兄(早稲田大学卒業)も誰もが知っている大会社を経て今に至っていますが、中小企業診断士の勉強をしたことがあるそうです。資格は取得していないので途中で断念したのだと思います。

 

また、金融機関の方とはいっしょに仕事をすることも多いので、ほぼ知られています。

 

金融機関によっては中小企業診断士の資格取得が推奨されている場合もあるようです。私が二次試験の資格予備校に通っている時に大手都銀の方もいました。私の出身大学(日東駒専)からでは学歴フィルターで行けない金融機関です。こんな優秀な人と競争するんだ、と自信をなくすことにもなりましたが。

 

中小企業診断士になってからも金融機関内で中小企業診断士の資格を取得されている方を結構多く確認してきました。名刺交換したとき中小企業診断士の肩書が書いてあるのでわかります。

中小企業診断士は中小企業診断士協会、中小企業診断協会に入ってなくても名乗れるのが良いところです。

 

②商工会や商工会議所、その他の中小企業支援機関でも知られています。

  • 中小企業支援機関でも当然よく知られています。

中小企業支援機関はいろいろあります。誰もが知っているのが商工会や商工会議所でしょう。これらの機関の人達とはいっしょに仕事をすることもあるので、中小企業診断士の存在はほぼ100%の確率で知られています。

 

中小企業診断士ってどんな仕事をしてるの?Ⅱ」のページも参考になります。

 

また、中小企業の組合を支援する中小企業団体中央会も中小企業支援機関で、当然中小企業診断士を知らない人はいません。

 

ちなみに、中小企業支援機関の中にも中小企業診断士の資格を取得している方が多くいます。これらの方は、中小企業診断士の養成課程を経て中小企業診断士になっている人が多いのが特徴です。

 

以上のように、中小企業診断士は中小企業支援機関での認知度は抜群です。

 

まとめ

中小企業診断士は簡単には合格できない資格です

  • 一次試験と二次試験があり合格率は4%~5%前後です

もともと超優秀な人でもない限り、そう簡単には合格できない資格です。

  • 受験者層は大企業の方や金融機関の方など、もともと勉強ができる人が多いのが特徴です

 

勉強していると力がついてくることがわかります

  • あやふやだった知識が確かなものになります。
  • 勉強していると経営の原理がわかってきます

中小企業診断士の勉強をしていると、自分のいる会社の組織のこともわかってきます。

 

社会的な評価も高い資格です

  • 大企業に勤めている方、金融機関に勤めている方には中小企業診断士の存在は知れわたっています。
  • 商工会や商工会議所、その他の中小企業支援機関でも知られています。

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。