NHKが映らないテレビ裁判の結果

NHKが映らないテレビ裁判の結果

NHKが映らないように細工を施したテレビを設置した女性が、NHK相手に起こした訴訟の判決が下されました。

今回は、NHKが映らないテレビなら受信料を払わなくても良いか?というテーマです。

このブログを読むと、地裁の段階では、NHKが映らないテレビならNHKと受診契約を結ぶ義務はないと判断されたことがわかります。

 

NHKが映らないテレビ裁判の結果

本記事の内容

  • どんな裁判なのか?
  • NHKが映らないテレビとは?
  • 裁判の結果
  • 簡単にNHKが映らないテレビにする方法
  • この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
  1. KAZUTOYOは家電量販店店員(サラリーマン)として10年以上の経験があります。
  2. 中小企業診断士としての活動歴も10年以上です。
  3. アマチュア無線2級を取得していて、電波についての知識も多少あります。

 

どんな裁判なのか?

  • NHKが映らないテレビでも受信契約を結ばないといけないのか?

今回の裁判は、NHKが映らないテレビであっても、テレビを設置した場合、NHKと受信契約を結ぶ義務があるのかを問う内容となっています。

NHKが映らないテレビなら設置しても、NHKと「受信契約を結ぶ義務がないことの確認」を求めています。

NHKの受信料制度にもともと批判的な考えを持つ女性が起こした訴訟です。

 

NHKが映らないテレビとは?

  • フィルターを取り付けて、NHKの電波だけ通さないようにします

都内に住む女性が、NHKの電波だけを減衰するフィルターを作っていた大学准教授に連絡したところから話は始まります。

准教授はインターネットオークションで手に入れたテレビにフィルターを取り付けて、NHKが映らないようにして女性に販売したとのことです。

アマチュア無線2級のKAZUTOYO

フィルターを作るのは専門家ならできます。

地上波のNHKはUHFの電波で放送しています。地域によって周波数は異なりますが、周波数は特定できます。

特定の電波の周波数帯だけ、減衰(カット)するようなフィルターを作ることは専門家なら可能なのです。理論的にはそれほど難しくはありません。

 

裁判の結果

  • 契約義務なしとの判決

東京地裁はNHKが映らないテレビなら設置しても「受信契約を結ぶ義務がない」ことを認めました。

NHKはこれに対して、電波を増幅するブースターを取り付けたり、工具を使って復元したりすれば、NHK放送を受信できると主張しました。

しかし、地裁裁判長は「ブースターがなければ映らないのであれば契約義務はない。自分で加工をしたわけではなく、専門知識のない女性に復元は困難」とNHK側の主張を退けました。

NHK広報局は「判決の内容を精査し、今後の対応を検討する」としています。

NHKにはお金がたんまりあるでしょうから、この判決をこのままにしておくことはないでしょう。

今後のこともあります。

優秀な弁護士を使って控訴するのではないかと思います。

 

簡単にNHKが映らないテレビにする方法

  • フィルターを作っているメーカーがあったのですが在庫なし・入荷未定

このニュースを見て、「NHKの電波をカットするフィルターをアンテナケーブルに接続すればNHKは見られなくなるはず」と思って、そのような製品がないかアマゾンで調べました。

調べたらありました。

次の製品です。

 

でも、今は在庫なしだそうです。

また、「商品の再入荷予定は立っておりません。」となっています。

 

まとめ

NHKが映らないテレビ裁判の結果

  • どんな裁判なのか?

NHKが映らないテレビでも受信契約を結ばないといけないのか?という裁判です。

  • NHKが映らないテレビとは?

フィルターを取り付けて、NHKの電波だけ通さないようにして映らないようにします。

  • 裁判の結果

NHKが映らないテレビなら受信契約義務なしとの判決です。

  • 簡単にNHKが映らないテレビにする方法

フィルターを作っているメーカーがあったのですが在庫なし・入荷未定となっています。

   

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。