販売士手帳って?
小売業に従事している方に取得が推奨されている資格です。
流通・小売り分野で我が国唯一の公的資格です。
販売士(リテールマーケティング)には、専用の手帳が用意されています。「販売士手帳」といいます。
私は一級販売士を取得していて、日本販売士協会の会員でもあり、販売士手帳も持っています。
今日はその、「販売士手帳」についてご紹介します。
販売士手帳
記事の内容
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1.中小企業診断士の診断士手帳を入手できる条件
- 販売士でないとダメとか、そのような条件は特にないようです。
販売士協会のホームページがあり、販売士手帳申し込みのページから申し込み書をダウンロードして、FAXまたは郵送で申込書を送付するようになっていま
わたしは、販売士協会に入っていますので、手帳は年度初めに送ってもらっています。
手帳の価格は770円 (税込・送料別)となっています。
2.販売士手帳の画像
販売士手帳の写真を撮りました
2019年度の販売士手帳です。(クリックすると拡大します)
3.販売士手帳の内容
販売士手帳の中身・内容については写真に撮って、またはスキャナーで取り込んで掲載するのがわかりやすいですが、著作権侵害の恐れもあるので言葉で紹介します。
一応順番に言葉で紹介します
- 年間カレンダー、
- 月間カレンダー、
- 週間カレンダー、
- メモ、
- 日本地図 9ページ(地下鉄路線図有)、
- 東京路線図
- 東京地下鉄路線図
- 大阪周辺路線図
- 大阪/名古屋地下鉄路線図
以下資料として
- 各地販売士協会名簿、
- 都道府県別登録講師名簿、
- リテールマーケティング(販売士)検定試験制度の概要
- 受験者数・合格者数の推移、
- 卸売業・小売業の事業所数・従業者数・年間商品販売額の推移、
- 小売業の業態別事業所数・年間商品販売額、
- 小売業売上高日本ランキング、
- 全国・全世帯の消費構造の推移、
- 年齢早見表
- 国内郵便料金表
- テレフォン・ガイド
以上の構成となっています。
4.中小企業診断士との関連
- 販売士は中小企業診断士と相性の良い資格
販売士の資格は中小企業診断士と相性の良い資格と言えます。まず、中小企業診断士一次試験の試験科目「運営管理」の生産管理、店舗管理、各種情報システムのうち、店舗管理、各種情報システムは販売士と内容が似通っています。
販売士2級あたりと取得しておくと、「運営管理」の勉強ははかどるはずです。
また、一級販売士を取得しておくと中小企業診断士になったあと、専門学校等の販売士講座の講師をするチャンスが回ってくる可能性もあります。実際、私は販売士講座の講師を結構やらせてもらいました。
一級販売士は、中小企業診断士の資格取得後に挑戦しても良いと考えます。