特別定額給付金(10万円給付)の申請をマイナンバーカードとパソコンで行う方法

特別定額給付金申請が始まっています

特別定額給付金(10万円給付)の申請受付が始まっています。

特別定額給付金は市区町村から通知が来てから申請するという方法もありますが、マイナンバーカードを持っている人は、通知を待たずに自分のパソコンで申請ができるようになっています。

申請は「マイナポータル」のサイトからができます。

このサイトに入ると、自分の市区町村がマイナンバーカード利用による申請が可能かどうかわかるようになっています。

既に5月8日から多くの市区町村で申請が可能となっていることを確認できました。

KAZUTOYOの住んでいるところもマイナンバーカードによる申請受付が始まっていることがわかりました。

KAZUTOYOはマイナンバーカードを持っているので、市区町村からの通知を待たずに申請の手続きができます。

ということで、感謝の気持ちで申請させていただくことにしました。

この記事を読むと、特別定額給付金(10万円給付)の申請をマイナンバーカードで行う方法について概要がわかるようになります。

 

特別定額給付金(10万円給付)の申請をマイナンバーカードとパソコンで行う方法

記事の内容

  • ICカードリーダーの準備
  • 利用者クライアントソフトのダウンロード
  • 銀行の預金通帳の画像を準備
  • マイナンバーカードの置き方
  • 申請の実施

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが自分の経験したことを元に書いています。

ICカードリーダーの準備

  • ソニーRC-S330を購入

KAZUTOYOはマイナンバーカードを持っていますが、ICカードリーダーは持っていません。

ですから、まずマイナンバーカード対応のICカードリーダーを入手する必要があります。

このためだけに、ICカードリーダーを購入するのはもったいない気がしますが、ICカードリーダーがあれば、e-Taxで確定申告もできるようになります。

ちょうどよい機会です。今年から確定申告はe-Taxでやることにしようと思います。

そこでe-Taxも利用できるICカードリーダーを探したところ、ソニーのICカードリーダーが良さそうだとわかりました。実際の利用者の声も参考にしました。

 

ということで、ネットでソニーのICカードリーダーを探したのですが、やはりKAZUTOYOと同じように考えている方が多いのか、新品在庫がほとんどなく、やむなく中古のICカードリーダーRC-S330を選びました。

送られてきた商品は中古のため、説明書などは何も入っていませんでした。(本体とUSB接続ケーブルのみ同梱)

 

ドライバーソフトのインストール

  • 2つのドライバーソフトのインストールが必要

早速パソコンに接続しましたが、全く動作しません。

ネットで調べるとソニーRC-S330をパソコンで利用するには、2つのドライバーソフトのインストールが必要であることがわかりました。

次の2つです。

  • NFCポートソフトウェア
  • PC/SC アクティベーター for Type B

NFCポートソフトウェアの入手先はこちらです。

PC/SC アクティベーター for Type Bの入手先はこちらです。

以上のドライバソフトをインストールしないと、ICカードリーダーをパソコンに接続してもICカードリーダーは作動しません。

 

利用者クライアントソフトのダウンロード

  • クライアントソフトダウンロード

次に、利用者クライアントソフトをダウンロードし、実行します。

パソコンでサービスを利用する場合は、パソコン版の利用者クライアントソフトをダウンロードしてインストールする必要があるのです。

利用者クライアントソフトとは、公的個人認証サービスを利用した行政手続き等を行うときにマイナンバーカード(ICカード)に記録された電子証明書を利用するためのソフトウェアです。

以上https://www.jpki.go.jp/download/index.htmlより引用

利用者クライアントソフトのダウンロードし、実行します。

利用者クライアントソフトのダウンロード先はこちらです。(Windows用とMac用があります)

 

実行した後、画面左下「スタートボタン」をクリックすると画面左上部に次のような画面が表示されるはずです。

次に画像中の「ICカードリードライタの設定」をクリックします

以下のようになっていれば、正常です。

 

ボタンのチェックが異なっていたら、PC/SC対応にチェックするようにしてください

ここまでの設定で、ICカードリードライタの設定は終了です。

 

銀行の預金通帳の画像を準備

  • 預金通帳の画像を準備

申請の最後のほうで、銀行の預金通帳の画像(名前がカナで表示され、口座番号等がわかるようなページ)ファイルを送信するように求められますので、あらかじめ準備しておくようにします。

(KAZUTOYOの場合、通帳を開いた1ページから2ページをスキャンして送信しました。5月13日18時追記:先ほど地元市役所から連絡があり、通帳の1ページから2ページではなく、通帳表紙のほうがよいとのこと。先日のはキャンセルにするので再申請して欲しいとのこと。再申請することにしました。今度は通帳表紙の画像を送信るようにしました。マイナンバーカードとICカードリーダーがあるのですぐに対応できました。かかった時間は5分~6分程度です。)

 

マイナンバーカードの置き方

ICカードリーダーをパソコンに接続し、マイナンバーカードを次の画像のようにセットします。

 

申請の実施

  • 専用サイト(マイナポータル)から申請します

パソコンのOSとブラウザについて

  • 申請する際には、利用するOSとブラウザに条件があります。

Windowsの場合

OS

・Microsoft Windows 8.1

・Microsoft Windows 10(マイナポータルAPを利用する方はCreatorsUpdate以降のバージョンが必要です)

ブラウザ

・Microsoft Internet Explorer(バージョン11)

・Microsoft Edge(バージョン40以降)

・Google Chrome(バージョン61以降)

 

Macintoshの場合

OS

・macOS 10.12 Sierra

・macOS 10.13 High Sierra

・macOS 10.14 Mojave

・macOS 10.15 Catalina

ブラウザ

・Safari(バージョン12以降)

・Google Chrome(バージョン63以降)

以上です。

 

マイナポータルで申請

マイナンバーカードを利用しての給付金の申請は「マイナポータル」サイトで行います。

「マイナポータル」サイトはこちらです。

画面を見ながら入力していきます。

途中で「申請者のメールアドレス、電話番号のいずれかを入力してください。」と表示されます。

メールアドレスを書いておくと、申請の途中経過を自分あてにメール送信できるようになります。

途中経過を送信するようにしたところ、以下のような件名で送信されました。

 

なお、マイナンバーカードの2つの暗証番号(4桁のものと長いもの)も入力するようになっています。

忘れている方は、あらかじめ準備しておく必要があります。

 

ICカードリーダーはアマゾンで購入できます

振込確認しました(5月24日追記)

5月22日に特別定額給付という科目名で10万円の振り込みがあったのを確認しました。ありがとうございます。(^^♪

 

まとめ

特別定額給付金(10万円給付)の申請をマイナンバーカードとパソコンで行う方法

  • ICカードリーダーの準備

ソニーRC-S330(中古)を購入しました。2つのドライバーソフトのインストールが必要となります。

  • 利用者クライアントソフトのダウンロード

マイナンバーカード(ICカード)に記録された電子証明書を利用するためのソフトウェアが必要となります。

  • 申請の実施

「マイナポータル」を利用して、申請します。

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。