中小企業診断士を試験で突破するには二次が関門となります
今更ですが、中小企業診断士には一次試験と二次試験があります。試験で中小企業診断士になろうとすると二次試験突破は必須です。
中小企業診断士に試験だけでなろうとする人は、一次試験は通過点と捉えて、一次試験が終了しても気を緩めることなく二次試験に向かうことが大切です。
今回は、一次試験から二次試験にかけてのメンタル面・行動面のポイントについて書いていきます。
できれば、二次で足踏みすることなくストレートで中小企業診断士になっていただくことを願っています。
この記事を読むと、中小企業診断士の一次試験から二次試験にかけてのどのような気持ちでいたら良いのか、行動をしたらよいのかについて分かります。
参考にしていただければ、幸いです。
Contents
中小企業診断士の一次試験は通過点、気を抜かないで二次の準備をすぐ開始
記事の内容
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この記事は私の失敗経験も踏まえて書いています。
中小企業診断士一次試験は通過点
①一次試験終了で気を抜かない ②一次試験の答え合わせはしない ③一次試験の合格発表を待たないで二次の勉強をする |
①一次試験終了で気を抜かない
- 一次が受かっても中小企業診断士にはなれません
二日間に及ぶ中小企業診断士一次試験が終了すると、誰しも疲れを感じます。ここまで努力をしてきて肉体的にも精神的にも疲れているかと思います。
ですが、試験で中小企業診断士になるには二次試験に合格する必要があります。
これで、終わりではないのです。
一次試験終了でほっとしてしまって、気が緩んでしまうことがないようにしてください。
いったん気が緩んでしまうと、立て直すのにエネルギーがいります。
二次に合格して中小企業診断士になるのが目標ですから、ここで気を抜かないようにしてください。
年間最多安打を打ったイチロー選手は最多タイ記録に並んだときも、厳しい表情を崩しませんでした。最多安打を放つまでは、気を抜かないようにしていたのです。イチロー選手の目標はタイ記録に並ぶことではなく、新記録を達成することだったからです。
あなたもそのようにしてください。中小企業診断士になることが目標なのです。試験でそれをかなえるには二次試験を突破することが必須だからです。
イチロー選手の動画(音声注意)タイ記録の場面は43:03です
②一次試験の答え合わせはしない
- 一次試験が終わると、自分の解答があっていたかどうか不安になりますが過去のことです
一次試験が終わると、誰しも答えあわせをしたくなります。
手ごたえのあった人も一次合格を確信したいし、手ごたえがなかった人もひょっとしたらという気持ちがあるからです。
気持ちは分かりますが、答え合わせをしても時間の無駄です。点数が増えるわけではないし過去のことを取り戻せるわけではないのです。
ここは、気持ちを切り替えて次に進むようにしてください。
答えあわせとしていると、またそれにのめりこんでしまって、時間を費やしてしまうこともあります。(私がそうでした)
でも時間を費やしても一次の結果がこれ以上よくなるわけではありません。
そんなことをしている間に、二次試験までの時間が刻々と少なくなっていきます。時間を無駄にしないようにしましょう。
③一次試験の合格発表を待たないで二次の勉強をする
- とにかく、すぐに二次の勉強を開始します。
一次試験が終了し、気持ちが高揚し、興奮がおさまっていないかもしれないですが、二次に向けて準備していきましょう。
気持ちを切り替えて、二次にむけて勉強を継続していくのです。
ここからが本当の勝負です。二次試験は一次試験を突破した者が戦う場です。陸上競技で言えば、一次試験は予選のようなものです。二次試験は優秀な方でもボロボロ落ちる試験です。厳しい戦いは二次試験になるのを忘れないようにしましょう。
ストレート合格が目標
①ここからが勝負、気合をさらに入れる ②とにかく自分のペースで勉強を続ける ③二次試験が終わるまで気を抜かない |
①ここからが勝負、気合をさらに入れる
- 中小企業診断士の本当の勝負は二次試験です。
何度もいいますが、勝負は二次試験です。ここからが本当の勝負です。気合を更にいれていくようにします。まわりは、一次を突破した強敵だらけとなります。
ドラゴンボールでいえば、サイヤ人からスーパーサイヤ人にならないと突破できない試験です。
精神論になってしまいますが、最終的には超優秀な人を除き、中小企業診断士になりたいという気持ちが強い人から順番に合格していくような気がします。
更に気合を入れていくことが必要です。気持ちで負けないようにしましょう。
②とにかく自分のペースで勉強を続ける
- 一次試験の合格発表から二次の勉強をすることのないようにしましょう
一次試験が終了したらちょっとの休憩は良いと思いますが、一次試験の結果が出るまで何も手につかない、というのでは困ります。
そのような人は二次試験のストレート合格はかなり厳しいと言えます。
なぜなら、二次試験の多くは前年二次に合格できなかった人達です。一年みっちり勉強を重ねてきて、いわば準備万端で臨んでくる人達だからです。さらにこの人たちは、後がない「背水の陣」です。相当強い気持ちで挑んできているのです。勉強も十分、気力も十分なのです。
そんなかで、ストレート合格を狙う人が、一次試験の結果がでてからスタートでは、いくら優秀な人でもスタートが遅すぎます。
一次試験終了日から一次試験の合格発表までは一ヵ月あります。その一ヵ月にどれだけ真剣に二次の勉強ができたかかがストレート合格できるかできないかの鍵です。
とにかく一次合否の結果を気にせず、二次の勉強を始めるようにしましょう。
③二次試験が終わるまで気を抜かない
- 気を緩めるのは二次試験が終了してから
一次試験が終了し、ちょっと休むのは良いかもしれませんが、長く休んでしまうと気が抜けてしまうこともあります。
目標はあくまで、二次合格です。一次試験が終了しても二次試験が終了するまでは絶対に気を抜かないようにしましょう。
断酒している人は、まだ断酒です。
たんたんと勉強を継続していくようにしましょう。
一次はあくまで通過点です。本当の本番は二次試験です。それを忘れないようにしてください。
まとめ
中小企業診断士一次試験は通過点
一次が受かっても中小企業診断士にはなれません。まだまだ気を緩めるのは早いのです。
一次試験が終わると、自分の解答があっていたかどうか不安になりますが過去のことです。点数が上がるわけでもありません。
とにかく、二次試験は目の前です。すぐに二次の勉強を開始します。
ストレート合格が目標
中小企業診断士の本当の勝負は二次試験です。
一次試験の合格発表から二次の勉強をすることのないようにしましょう
気を緩めるのは二次試験が終了してからです |