本日が今年の仕事納め
今日訪問したのは、「中小企業診断士の視点:相談案件-キャッシュレス決済ができない」
で書いた事業者さんです。
多少進展がありましたので、それについて書きたいと思います。
「中小企業診断士の視点:相談案件-キャッシュレス決済ができない」を読んでないと意味がよくわからないと思います。
興味のある方は読んでみてください。
この記事を読むと、どんなことをやったのかわかります。
中小企業診断士の視点:本日が今年の仕事納め
記事の内容
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この記事は、中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
キャッシュレス決済事業者からキットが到着していた
- 決済キットなどが到着
会社を訪問すると、キャッシュレス決済事業者からキットが到着していました。
中を見ると、会社の口座番号の情報が印刷されているQRコードのシール、それを貼る台紙、台紙を立てる台が入っています。組み立てるとこんな感じになるものです。
画像出所:https://paypay.ne.jp/store/より
また、事業者向けのマニュアル類、お客さんが使うためのアプリの入手方法などが書かれたものなども入っていました。
これだけあれば、とりあえずキャッシュレス決済ができるようになります。
ただし、支払の時はお客さんが金額を自分で入力して、お客が事業者に提示しないといけないため、少し面倒になります。
使い方の説明
- 使い方を社長に説明します。
キャッシュレス決済の仕方を社長に説明します。
言葉で説明しても、なかなか伝わりません。でもユーチューブではキャッシュレス決済の方法などがいろいろアップされているので、それを見てもらいます。
こういう時はやはり動画があるといいですね。見ていればすんなりと頭に入ってきます。社長も決済の仕方については理解できたようです。
でも、お客が事業者のQRコードを読み取って、自ら支払金額を入力して、相手に見せて承認をもらう決済方法よりも、コンビニなどと同じように店がバーコードリーダーでお客のスマホのバーコードを読み取ってもらう方法と同じようにしたい、との希望です。
でも、それには読み取り装置が必要になります。
今回のキャッシュレス還元事業では、読み取り装置は実質無償になります。
ということで、今回のきっかけになっている取引金融機関の担当者に問い合わせることにしました。
話が食い違っていた
- キャッシュレス還元事業に申し込んだつもりが違っていた
今回、社長としてはキャッシュレス還元事業に申し込んでくれたと考えていたようですが、それは違ったようです。
形としてはある一つのキャッシュレス決済事業者に、キャッシュレス決済ができるように申し込んだだけのようです。
経済産業省のキャッシュレス還元事業とは関係のない話だったのです。決済端末の話が出なかったはずです。
経済産業省のキャッシュレス還元事業が絡まなければ、キャッシュレス端末は有償だからです。
ということで今度こそ、経済産業省のキャッシュレス還元事業に申し込むということになりました。取引金融機関の担当者が決済事業者を連れてくるとのことです。
来年に、動き始める予定です。
キャッシュレス還元事業は来年の6月までです。そのことを言うと、社長は「まあ、しようがない。今回はキャッシュレス端末だけ無償になれば良しとしよう。」ということです。
まとめ
コミュニケーションをよくとっていないとそのようなこともあるのです。 |