インターネット広告は伸びている
ユーチューブを見ていると、いつのまにか大手企業の広告がよく入るようになっています。
企業もインターネット媒体で宣伝することに力を入れきた表れです。
私もユーチューブを見て楽しんでいますが、最近は、頻繁に入る広告がうざいと思っています。
広告を見たくない人は、料金を払えば広告が入らないようになるようですが、まだやっていません。
今日は、そんな環境の中、インターネット広告がどのくらい伸びてきたか、そしてテレビ広告と比べてどうなのか、書いていくことにします。
この記事を読むと、企業が支出する広告費の額がわかります。
また、その内訳(テレビ、インターネット、新聞、ラジオ)と、最近の推移がわかります。
Contents
中小企業診断士の視点:インターネット広告費とテレビ広告費
記事の内容
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この記事は、電通のホームぺージの広告関連のページ
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0228-009767.html
とnippon.comのサイト
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00405
を元に中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
日本の総広告費
- 日本の総広告費は、6兆5,300億円
日本の総広告費(前年比102.2%)は6兆5,300億円となり、7年連続のプラス成長とのことです。
あまり景気の良い話は最近聞かないのでどうかなと思っていましたが、意外と伸びているものです。
日本の総広告費の推移
- ほぼ右肩上がりで伸びている
日本の総広告費をグラフ化したものです。
2011年に前年を下回ったものの、あとは右肩上がりで増えていることがわかります。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0228-009767.htmlより切り抜き
主要メディアの広告費の推移
- インターネット広告費が、地上波テレビ広告費1兆7,848億円に迫っています
主要メディアの広告費の推移が下のグラフです。
地上波テレビ広告費の伸びが横ばいなのに対して、インターネットの広告費は急激に伸びていて、もう時間の問題で追い抜くことが推測できます。
新聞は取っているいる人が少なくなっていると、よく耳にします。それが広告費にも表れているようです。
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00405より切り抜き
インターネット広告費
- インターネット広告費は急伸
2018年のインターネット広告費は、1兆7,589億円(前年比116.5%)となっており、5年連続の二桁成長しています。他の媒体と比較して急激に伸びていることがわかります。
IT関連の技術の進展、コンテンツの充実とともに、インターネット媒体への広告は今後も増加していくと考えられます。
また、そのなかでインターネット媒体もいろいろありますが、インターネットの通信速度が画期的に速くなる5G規格が浸透するにつれ、動画メディアへの期待が大きくなってくることが予想されます。
(理由:スマホだとギガ制限のため、動画の視聴を控えていた人、視聴できなかった人がその縛りが少なくなり、外でもギガを気にせず動画を自由に見ることができるようになるからです。)
従って、インターネット広告でも特に動画メディアへの広告費の支出増加が予想されます。
ユーチューブは今後も広告効果が期待できるメディアと言えます。