中小企業診断士の視点:中小企業診断士で稼ぐ秘訣

中小企業診断士で稼ぐ

中小企業診断士には独占業務がありません。ですから中小企業診断士で稼ぐのは難しいと思われています。

実際そうだと思います。

でも、やり方はあると思います。

中小企業診断士として、中小企業診断士の業務でかなり稼いでいる人がKAZUTOYOの周りにもいます。

やり方はあるのです。

今回は、KAZUTOYOが最近になって思っている中小企業診断士として稼ぐ考え方について書いていきます。

中小企業診断士の視点:中小企業診断士で稼ぐ秘訣

記事の内容

  • クライアントの立場で考え、親身になって対応する。
  • 環境の変化を先取りする
  • クライアントに変化を促す

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが自分の体験を踏まえて書いています。

クライアントの立場で考え、親身になって対応する。

  • 大切なのはクライアントの立場で考えることです。

中小企業診断士が自己中心的な考えではダメです。こちらの考えを押し付けるようなやり方ではうまく行きません。

例えば、極端な例ですが、設備投資できるような経営状態でないのに、そのようなことを理解せず設備投資をするしか方法が一番良いなどと、できもしないようなことを提案するなどです。

また、親身になって対応することも大切です。

例えば、ビジネスライクに対応時間をきっちり定めて、時間がきたら「途中ですが、契約の時間が来ましたので今日はここまでです。あとは次回ということでお願いします。料金はいくらになります。お振込みお願いします。」というような対応だと、相手の気分も良くないでしょう。

超有名なコンサルタント、もしくは唯一無二のコンサルタントだったら許されるかもしれませんが、単に中小企業診断士の資格を取得したばかりの新米診断士が、そんな態度をとったらすぐに切られます。企業が対象でも、対応するのは感情をもった人間なのです。

中小企業診断士もサービス業であることを心得ましょう。

お客様がいなければ、商売にはならないのです。

もちろん、お客の中には変な人もいるので、その時は覚悟の上でこちらから切ってもそれは自由です。そのへんがフリーの中小企業診断士のいいところです。

一般の会社員だったらそうはいきません。嫌な客でも我慢することが求められます。

良いクライアントだったら、できる限り親身に親切に対応するようにします。KAZUTOYOのような凡人中小企業診断士の生き残る秘訣ともいえます。

そうすると、長いつきあいができます。

環境の変化を先取りする

  • 環境についていけないと終了です

企業が立ち行かなくなる大きな理由は、環境の変化についていけなくなることです。

例えば、昔、下駄屋さんがありました。でも多くの人が靴を履くように世の中は変化していきました。そんな世の中で、もし、下駄屋さんが頑固にそのままの商売を続けていたら、商売は立ち行かなくなるのは誰でも考えればわかることです。

また、下駄を作っていた下駄工場が下駄の製造にこだわっていれば、やはり商売は続けていくことはできません。

世の中は、常に変化しています。自分の商売がその変化に対応できないと、いずれ廃業ということになります。

中小企業診断士は、世の中の変化を先取りしていくことが必要です。中小企業診断士が近い将来のことを先取りできなければ、クライアントにアドバイスもできません。

中小企業診断士は、世の中の変化を先取りし、それをクライアントに伝えていく必要があるのです。

クライアントに変化を促す

  • 人間は変化するのを嫌います。

世の中はどんどん変化していきます。世の中の変化に応じて、商売も変化させていかないと、立ち行かなくなるのは明白です。ですが悲しいかな、多くの人間は変化を嫌うのです。

変化を嫌うので、商売(ビジネス)もずっと同じことを継続していこうとします。でもそれは通用しません。

変化を嫌うと、先ほどの下駄屋のように、下駄しか売らない、下駄しか作らないことを続けて、結局は廃業することになります。

同じようなことを継続していては、ダメな世の中なのです。

中小企業診断士は、時代の流れを先取りして、それを中小企業に伝えて世の中の変化に対応するように促していくのも仕事です。

先ほどの下駄屋だったら、下駄だけでなく靴も扱うように勧めてみるのです。店頭の靴が売れるようになってきたら、店主も考え方を変えてくれるかもしれません。

地道にそのようなことをやっていくのです。

KAZUTOYOの例ですが、中小企業診断士になったときには、ホームページを作っていない中小零細企業は多く存在していました。

でも世の中は変化しています。これからの企業は中小企業といえどもホームページぐらいないとダメだと考えていたので、ホームページの作成を提案してきました。

最初はそんなの必要ないという人もいましたが、現在はそう考えている人は少ないはずです。

KAZUTOYOのアドバイスでホームページ作成をしてくれた企業も多くあります。

このように、中小企業診断士は世の中の変化を先取りし、変化を先取りした取り組みを中小企業に促していくことが必要です。

よほど際立った特徴のあるビジネスを展開している企業を除き、多くの人は時代遅れの企業や店舗には魅力を感じないものです。環境の変化についていけるように、企業に変化を促すことも中小企業診断士に求められていることだと思います。

当たり前ですが、自分の為でなく、クライアントの為になすべきことを考えて提案していくことが必要なのです。

まとめ

  • クライアントの立場で考え、親身になって対応する。

まず、大切なのはクライアントの立場で考えることが大切です。

  • 環境の変化を先取りする

環境についていけないと終了です。企業が立ち行かなくなる大きな理由は、環境の変化についていけなくなることです。

  • クライアントに変化を促す

人間は変化するのを嫌います。世の中の変化に応じて、商売も変化させていかないと、立ち行かなくなるのは明白です。中小企業に変化を促すようにします。

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。