中小企業診断士一次試験終了
今年の中小企業診断士一次試験が終了しました。
無事に終了したと思っていますが、どうだったのでしょうか。
受験された方は、大変お疲れ様でした。
地方の方などは、ホテルに連泊して臨んだ方も多かったはずです。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、本当に試験が実施されるか多くの受験生が不安に思っていたことと思います。
実際、中小企業診断士一次試験とほぼ同時期の7月5日に予定されていた司法書士試験筆記試験は9月27日に延期されました。
また春に実施予定だった情報処理の国家試験は中止になっています。
更にここ一週間は、天候も悪く豪雨で被害を受けた方もいます。
ある意味、試験を受けられた方はそれだけでラッキーだったと言えるかもしれません。
ただ、中小企業診断士は一次試験で終了ではありません。二次試験も合格してようやく中小企業診断士になれるのです。
中小企業診断士に試験だけでなろうとする人は、一次試験は通過点と捉えて、一次試験が終了しても気を緩めることなく二次試験に向かうことが大切です。
多くの受験生は一次試験に向けて努力を続けてきたはずです。
今回は勉強の疲れだけでなく、新型コロナウイルスに感染しないようにするためにもいろいろ気を使う日常だったとおもいます。
二重に疲れる日々だったと推察します。
ですが、できれば最短で中小企業診断士になるのが理想です。
最短で中小企業診断士になれるかどうかは、これからの日々の過ごし方にかかっています。
しばらくの休憩は必要かもしれませんが、あまり気を緩めず二次試験に向けて勉強を開始していくようにしてください。
まあ、KAZUTOYOのように長期戦になってしまってもかまわない、という方は別ですが。
今回は、中小企業診断士の一次試験から二次試験の間、どのような気持ちでいたら良いのか、またどのような行動をしたらよいのかについて書いていきたいと思います。
少しでも参考にしていただければ、幸いです。
(内容は、去年書かせていただいたものとほとんど同じです。去年読んでくれた方は読んでいただかなくてもかまいません。よろしくお願いします。)
Contents
記事の内容
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- この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
- KAZUTOYOは中小企業診断士になる前、家電量販店店員(パソコン売り場も担当)として10年以上働いた経験があります。
- パソコン売り場にいたこともあり、IT関連の知識も多少あります。
- 中小企業診断士としての活動歴も10年以上です。
中小企業診断士一次試験は通過点
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①一次試験終了で気を抜かない
- 一次が受かっても中小企業診断士にはなれません
二日間に及ぶ中小企業診断士一次試験が終了すると、誰しも疲れを感じます。ここまで努力をしてきて肉体的にも精神的にも疲れているかと思います。今年はコロナの影響で気を使うこともありました。
ですが、試験だけで中小企業診断士になるには更に二次試験に合格する必要があります。
これで、終わりではないのです。
一次試験終了でほっとしてしまって、気が緩んでしまうことがないようにしてください。
いったん気が緩んでしまうと、立て直すのにエネルギーがいります。
二次に合格して中小企業診断士になるのが目標ですから、ここで気を抜かないようにしてください。
②一次試験の答え合わせに時間をかけない
- 一次試験が終わると、自分の解答があっていたかどうか不安になりますが過去のことです
一次試験が終わると、誰しも答えあわせをしたくなります。
手ごたえのあった人も一次合格を確信したいし、手ごたえがなかった人もひょっとしたらという気持ちがあるからです。
気持ちは分かりますが、答え合わせに時間をかけても、点数が増えるわけではないし過去のことを取り戻せるわけではないのです。
一次試験の答え合わせに時間をかけ一喜一憂してもしかたありません。気持ちを切り替えて次に進むようにしてください。
そんなことをしている間に、二次試験までの時間が刻一刻と少なくなっていきます。時間を無駄にしないようにしましょう。
③一次試験の合格発表を待たないで二次の勉強をする
- すぐに二次の勉強を開始しましょう
一次試験が終了し、気持ちが高揚し、興奮がおさまっていないかもしれないですが、二次に向けて準備していきましょう。
気持ちを切り替えて、二次にむけて勉強を継続していくのです。
ここからが本当の勝負です。二次試験は一次試験を突破した者が戦う場です。陸上競技で言えば、一次試験は予選のようなものです。
二次試験は優秀な方でもボロボロ落ちる試験です。更に厳しい戦いは二次試験なのです。その二次試験がこの後控えているのを忘れないようにしましょう。
最短で合格しましょう
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①ここからが勝負、気合をさらに入れる
- 中小企業診断士の本当の勝負は二次試験
中小企業診断士の本当の勝負は二次試験です。気合を更にいれていくようにします。なにしろ、二次試験の競争相手は一次を突破してきた強敵だらけなのです。
箱根駅伝でいえば、一次試験は予選会です。
二次試験が本番なのです。
そして精神論になってしまいますが、最終的には超優秀な人を除き、中小企業診断士になりたいという気持ちが強い人から順番に合格していくような気がします。
気持ちで負けないようにしましょう。
ここから更に力を入れて勉強を続けいけるのかが、合否を左右します。今があなたの精神力が試される時です。
②自分のペースで勉強を続ける
- 一次試験の合格発表から二次の勉強をすることのないようにしましょう
一次試験が終了したらちょっとの休憩は良いと思いますが、一次試験の結果が出るまで何も手につかない、というのでは困ります。
そのような人は二次試験のストレート合格はかなり厳しいと言えます。
なぜなら、二次試験の多くは前年二次に合格できなかった人達です。一年みっちり勉強を重ねてきて、いわば準備万端で臨んでくる人達だからです。
さらにこの人たちは、後がない「背水の陣」で試験に臨む人達です。相当強い気持ちで挑んできているのです。勉強も十分、気力も十分なのです。
そんなかで、ストレート合格を狙う人が、一次試験の結果がでてからスタートでは、いくら優秀な人でもスタートが遅すぎます。
一次試験終了日から一次試験の合格発表までは一ヵ月あります。その一ヵ月にどれだけ真剣に二次の勉強ができたかかがストレート合格できるかできないかの鍵です。
とにかく一次合否の結果を気にせず、二次の勉強を始めるようにしましょう。
③二次試験が終わるまで気を抜かない
- 気を緩めるのは二次試験が終了してから
一次試験が終了し、ほっと一息でちょっと休むのは良いかもしれませんが、長く休んでしまうと気が抜けてしまうこともあります。立て直すだけでもエネルギーを消費します。
目標はあくまで、二次合格です。一次試験が終了しても二次試験が終了するまでは絶対に気を抜かないようにしましょう。なんとかそこまで気持ちを緩めないで粘っていきましょう。
まとめ
中小企業診断士一次試験終了 中小企業診断士一次試験は通過点
一次が受かっても中小企業診断士にはなれません。まだまだ気を緩めるのは早いのです。
一次試験が終わると、自分の解答があっていたかどうか不安になりますが過去のことです。点数が上がるわけでもありません。
とにかく、二次試験は目の前です。すぐに二次の勉強を開始します。
最短で合格しましょう
中小企業診断士の本当の勝負は二次試験です。
一次試験の合格発表から二次の勉強をすることのないようにしましょう。
本当に気を緩めるのは二次試験が終了してからです。 |