中小企業診断士の視点:日本郵便もついにキャッシュレス

日本郵便もついにキャッシュレス

郵便局では今まで、窓口での支払いは現金のみでしたが、2月3日から主要な郵便局でキャッシュレス決済が始まりました。

今のところは、主要な局に限定されていますが、今後キャッシュレス支払対応の局を増やしていくとのことです。

今回は、郵便局が支払にキャッシュレスでの対応を始めたという話です。

この記事を読むと、キャッシュレス対応に出遅れていた郵便局がキャッシュレス決済に乗り出したことがわかります。

中小企業診断士の視点:日本郵便もついにキャッシュレス

記事の内容

  • 郵便局のキャッシュレス決済
  • 今後の普及計画

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。

郵便局のキャッシュレス決済

  • 2020年2月3日から主要郵便局で開始

日本郵便が2020年2月3日から、郵便窓口でキャッシュレス決済を始めました。

キャッシュレスの対象は郵便料金、宅配便のゆうパック、切手やはがきの購入などの支払いが対象です。

キャッシュレス化により、日本人利用者の利便性を高めることと、今後増加するであろう外国人観光客の利便性の向上も期待されています。

まずは、全国65の主要郵便局で開始し、本年5月までには約8500局に広げる計画とのことです。

今後は、料金の支払い、切手・はがきなどの購入に現金だけでなくキャッシュレスでの利用が可能となります。

キャッシュレス決済方法は、主要ブランドのクレジットカード、スマホ決済、Suica、PASMOなども対応しているとのことです。(対応するキャッシュレス決済は全部で21ブランドです。)

今後の普及計画

  • 3年後に全国でキャッシュレス

日本郵便では、3年後の2023年には全国2万局にキャッシュレス導入を目指しているとのことです。

まとめ

  • 郵便局のキャッシュレス決済

2020年2月3日から主要郵便局でキャッシュレス開始

  • 今後の普及計画

3年後全国の2万局でキャッシュレス対応を目指す

中小企業診断士KAZUTOYOの視点

キャッシュレスに慣れ、それが常識になっていく日本

コンビニもキャッシュレスになり、ついに郵便局もキャッシュレスになります。

こうなってくるとキャッシュレスの世の中に日本人も慣れてきます。

  • 中国でキャッシュレスが進展した理由

中国でキャッシュレスが進展した理由は、中国人自身の現金への不信感がありました。

銀行でお金を引き出したらその中に偽札が混じっていることがあると信頼できる人が言っていました。

銀行ですらそんなですから、現金をもらってもその現金が100%信じられないのです。

だったら、キャッシュレス決済のほうが良いというわけです。

信頼できない現金より、証拠が残る決済手段のほうが良いというわけです。

このように中国でキャッシュレスが進展した理由は、現金が信じられないということで積極的な理由ではなかったのです。

  • 日本でキャッシュレスが進展しない理由

ですが、日本はどうでしょうか。

ATMで預金を引き出したら、偽札が入っているということが頻繁にあるでしょうか。そんなことはないのです。

日本では、現金は信用できるものです。ですから、特別何が何でもキャッシュレスにしないと、という理由はなかったのです。

ですから、キャッシュレスがなかなか進展しなかったのです。差し迫った理由がないのですから。

  • 多くの人がキャッシュレスになると、変化します

でも郵便局がキャッシュレスになると、だんだん日本人もキャッシュレスの世の中に慣れてきます。

いままで、なんとなくキャッシュレスに踏み出せなかった人も、回りで多くの人がキャッシュレスで支払いをするのを見ると、やはり自分も遅れまいとキャッシュレスに挑戦するようになると思います。

日本人は、そういう面があると思います。

いったんその流れができると、あとは早いと思います。

多くの人がキャッシュレス決済に流れていくのではないでしょうか。まあ、頑固者は最後まで残りますが、そう多くはないでしょう。

KAZUTOYOもコンビニの支払は全てキャッシュレスです。小銭が増えないのもメリットです。

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。