アイスクリームの賞味期限は何か月?
KAZUTOYOはあまり気にしたことがなかったのですが、どうやら今まではアイスクリームには賞味期限というものがなかったそうです。
だから、その表示もなかったのです。
ですが、明治がアイスクリームにも賞味期限表示をすることに決めました。
ということで今回はアイスクリームの賞味期限表示の話です。この記事を読むとアイスクリームの賞味期限表示の理由やその期間がわかります。
Contents
中小企業診断士の視点:アイスクリームの賞味期限は何か月?
記事の内容
|
この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
アイスクリームの賞味期限表示の理由
- 消費者の要望があったから
明治がアイスクリームの賞味期限表示を決めた理由は、消費者の声です。最近食への関心の高まりのせいか、「冷凍庫に保存しているアイスはいつまで食べられるのか」といった問い合わせが年々増加していて、賞味期限表示を希望する声も多くなっているからだそうです。
そのような背景もあって、明治はアイスクリームの賞味期限の表示を決めたとのことです。
市場の声に対応していくということです。
明治の取組内容
- アイスクリーム全商品について順次、賞味期限表示をしていく
従来、冷凍庫で保存するアイスの品質の劣化はわずかで、大半のメーカーは「要冷凍(マイナス18度以下で保存)」という記載をすることで、賞味期限の表示はしていませんでした。
ですが、上記のように賞味期限表示希望の消費者の声が増加したので、明治は賞味期限表示をすることにしたのです。
まずは、すべてのアイス30品目のうち「明治エッセルスーパーカップ」シリーズの7品目は今年6月の出荷分から先行して記載し、他の商品も順次表示していくとしています。
アイスクリームの賞味期限の期間は2年間
アイスクリームの賞味期限は一部を除き、製造日から2年後に設定することにしています。これは保存試験の結果や海外事例を参考にしたということです。
消費期限と賞味期限の違い
- いたみにくい食品が賞味期限、いたみやすい食品が消費期限
次に賞味期限と消費期限についてその違いを書きます。
賞味期限
いたみにくく、品質の劣化が比較的緩やかなものは「賞味期限」を、食品に記載します。
基本表示は「年月日」まで記載します。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」ということを示します。ですが、作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります。
明治のアイスクリームも、3ヵ月以上もつので「年月」で表示されるようになると考えられます。
賞味期限表示の食品例は、スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料などです。
消費期限
いやみやすく、品質の劣化が早いものは「消費期限」で表示します。
表示は「年月日」まで記載します。袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」という意味になります。
具体的な食品例は、お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなどです。
まとめ
消費者の要望が高まってきたためです。
明治ではアイスクリーム全商品について順次、賞味期限表示をしていくとしています。
いたみにくく、品質の劣化が比較的緩やかなものは「賞味期限」を、食品に記載します。 いやみやすく、品質の劣化が早いものは「消費期限」で表示します。 |