中小企業診断士の視点:会社選びの4つのポイント

会社選びの4つのポイント

最近、40代50代でリストラされている方が多いと耳にします。

KAZUTOYOも、関与先で聞いたことがあります。

それで、もし自分がサラリーマンでリストラされ、どこかの会社に転職しないといけないといしたら、どんな点を基準にして会社選びをするのかちょっと考えてみました。

KAZUTOYOの視点は普通の人と異なると思いますが、そんな考えかたもあるのだとご理解ください

中小企業診断士の視点:会社選びの4つのポイント

記事の内容

  • 労働時間が短いこと
  • 副業を認める会社であること
  • ストレスが少ない会社であること
  • 給料が少なくないこと

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。

労働時間が短いこと

  • 労働時間が長いと勉強できません

スキルを磨くには勉強は欠かせず、そのためにはある程度の時間を勉強にあてる必要があります。ですが、会社での労働時間が長いと物理的に不可能になります。

労働時間が長いと疲労もあり、精神的にもきついものもあります。

会社は、従業員を一生涯に亘って守ってくれる存在でないことは、最近の情勢をみると明らかです。いつリストラがあるかもしれないのです。それに備えておく必要があります。

自分の人生は自分でなんとかしないといけないのです。

そのためには、個人個人が会社をクビになっても、どこでも働くことができるようなスキルを身に着けておく必要があります。そのためにはスキル向上、勉強は欠かせません。

でも労働時間が長いと、とても自分の勉強ができるような余裕はできません。

ですから、労働時間が短い会社を選ぶようにするのが良いのです。

休みが多いこともポイントです。

KAZUTOYOが会社員時代は、帰宅時間はだいたい夜の10時30分から11時頃でした。それから夕食という感じでした。遅い時は楽勝で12時を回ります。別に一杯飲んで帰るわけではなく、仕事でそうなるのです。

そのような状態だと、本当に帰って寝るだけになってしまいます。とても勉強できるような環境ではないのです。

結局会社を辞めたとき、自分には何のスキルもありませんでした。

そのような、人物だとどこも雇ってはくれません。

そうならないようにしてください。

副業を認める会社であること

  • こそこそ生きたくはないから

自分にスキルがついたら、試したくなります。

つまり、実際に副業にチャレンジしたくなります。その際、会社が副業を認めていないと、こそこそやることになります。また、バレないようにしないといけないなど、余計なことにも気を使わないといけません。

会社で禁止していることをやるので、なんとなく後ろめたい気持ちにもなります。

誰しもそんな思いで、副業をしたいとは思いません。

やるならどうどうとやりたいのです。

副業を認める会社なら、どうどうと副業をできるので精神衛生上良いのです。

ですから、副業を認める会社であることが、会社選びの重要なポイントになります。

そもそも、会社が一生涯従業員の生活を保証することはできないのです。だったら従業員に副業を認めてあげても良いような気がします。まあ、業務上秘密にしておかないといけないことなどもあるでしょう。そのようなことはあらかじめ、決めておく必要はあるかとは思いますが。

ストレスが少ない会社であること

  • ストレスが多いと最悪病みます

ストレスが多い会社や仕事も、避けたほうが良いです。

KAZUTOYOは小売業に従事していましたが、小売業はストレスが多い仕事です。飲食業などもストレスが多い仕事です。基本接客業はストレスが多い仕事です。

日頃のうっぷんを店員で晴らそうと、無理を言ってくる人もいます。

あまりにもストレスが過剰だと、消耗し精神的に病みます。

病んでしまうと、また回復するまでに時間がかかります。ですからなるべくストレスの少ない会社を選ぶことが大切です。

KAZUTOYOは、会社を辞めてから、とある工場の製造ラインで働いたことがあります。ベルトコンベアーで流れてくる部品を組みたてる仕事です。

作業自体は忙しいのですが、変なストレスはなく、「なんだ、接客業と比較すれば楽勝だな」と感じていました。

ラインの仕事は、慣れてくれば勝手に手が動くので、何か別のことを考えていても十分できました。接客業では常に気を張っていなけれらばならず、別のことを考えて仕事をするなんて余裕はまったくなかったのです。

その意味でも、精神的にも楽だと思っていました。

もっとも、その時は派遣社員の立場だったということもあるかもしれません。

給料が少なくないこと

  • ある程度の給料はもらえること

ある程度の給料がもらえないと生活できません。

国が給料の目安を定めているような職種は給料が低いことが多いようです。

例えば、介護職や保育士などです。

やりがいはあるのかもしれないですが、給料が低いのでやめていく方が多いようです。

経済的な側面も重要ということです。

まとめ

  • 労働時間が短いこと

労働時間が長いとスキルを磨くための勉強はできません。

  • 副業を認める会社であること

副業を認める会社なら、どうどうと副業をできるので精神衛生上良いのです。

  • ストレスが少ない会社であること

ストレスが多い会社も、避けたほうが良いです。

  • 給料が少なくないこと

ある程度の給料はもらえることがポイントです。たとえやりがいがある仕事でも、給料が低いとでやめざるを得ないということもあります。経済的な面も重要です。

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。