中小企業診断士の視点:世の中には閉塞感が漂っていて息苦しいですか?

閉塞感が漂う世の中?

テレビを見ていると、社会的な問題をテーマにして討論をしているような番組があります。

その中では、社会的な問題点が多くあって明るい世の中をイメージできず、世の中には閉塞感が漂っている、というような論調で話を展開していることがあります。

KAZUTOYOは楽観的に考えていて、そのようなことは思っていません。

むしろ、昔と比べれば世の中は、良くなっていると思っています。

今回は、そのことについて書いていきます。

興味がある方はお読みください。

この記事を読むと、視点を変えれば世の中はどんどん良くなっていることがわかると思います。

中小企業診断士の視点:世の中には閉塞感が漂っていて息苦しいですか?

記事の内容

  • 長期的視点では世の中は良くなっている。
  • グローバルで活躍できる社会が実現しています
  • チャンスはどこにでもある
  • 個人的には閉塞感は感じていません

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが自分の体験を踏まえて書いています。

長期的視点では世の中は良くなっている。

  • 世の中は良くなっています

KAZUTOYOは昔と比べれば、世の中はどんどん良くなっていると思っています。

生活の進化

KAZUTOYOが物心ついた時には、家電製品はほぼそろっていました。ですがエアコンはついていませんでした。ですから夏は暑かったのです。

ただ、風呂はマキ(木)で沸かすものでした。ですから風呂を利用するのにも労力と時間がかかっていました。それが今では蛇口をひねればお湯が出るのですから便利になったものです。昔は、大変だったのです。

当時は、風呂で使うマキ(木)を売っている店がありました。マキ屋と言っていました。そこでは、マキだけでなく炭や練炭(れんたん:炭を細かく砕いて固めたものです)を売っていました。火鉢というのが当時まだあって、炭や練炭は火鉢に使うのです。ですが、石油ストーブを使うようになって火鉢はいつの頃からか使わないようになっていました。

そしてマキ屋はいつの間にか、なくなっていました。需要がなくなったからです。

こうしてどんどん、世の中はどんどん便利になっていったのです。

インターネットの登場

時代はずっと下って、インターネットの登場は一段と世の中を更に進化させました。

電子メールは画期的でした。無料で使えるというのはありえないと思いました。

また、ホームページによる情報発信ができるようになったことも、世の中を変化させるのに大きな役割を果たしたと思います。

KAZUTOYOが中小企業診断士になったときには、ITに詳しい中小企業診断士の先輩から、ホームページぐらい自分で作れないとだめだよ、とのアドバイスを受け、自分で作ることにしました。

最初はホームページビルダーというソフトを使って作りました。

素人感丸出しの出来でしたが、自分なりの情報発信はできました。

ホームページがきっかで、仕事にもつながりました。

また、本も何冊か出版し、専門誌への記事掲載も経験していますが、全てホームページがきっかけとなっています。ありがたいなあ、と思いました。

ホームページは一回作れば、一年365日休みなく24時間ずっと営業マンとして、文句も言わず働き続けてくれるのです。コストもそれほどかかりません。

こんないい営業装置はありません。本当に便利な世の中になったものです。

というように、KAZUTOYOは考えています。長期的な視点で見ると、世の中は便利で生活しやすくなっています。

だから電化製品がないような、インターネットがないような時代に戻りたいかと言われれば、まったくそう思いません。

グローバルで活躍できる社会が実現しています

  • 国境を越えて活躍できる時代です。

現在は国境を越えて活躍できる時代です。

KAZUTOYOが子供のころは、例えば大リーグの野球で日本人が活躍するなんて、思ってもいませんでした。ですが、今はそう思っている人はいないでしょう。

野茂やイチロー、松井選手が道を切り開いてくれました。

日本人でもすごいやつはいる、ということはわかってきたのではないでしょうか。

これは他のスポーツでもそうです。サッカーや最近ではバスケットでも活躍しています。

KAZUTOYOが子供の頃には想像さえできなかったことです。

確実に世界規模で活躍できる時代になっていると思います。

日本の中でしか活躍できないなら、閉塞感が漂っていると言っていいかもしれませんが、門戸は世界に開かれているのです。閉塞感があるとは思いません。

また、ITはどんどん進化しています。国と国との間には言語の隔たりがあるのですが、高性能な自動翻訳機もそのうち登場するでしょうから、そのハードルも今後小さくなると思います。

チャンスはどこにもある

  • チャンスは誰にも平等にあります。

チャンスは平等にあるのです。インターネットやITを利用した情報発信の進化がそれを可能としています。

KAZUTOYOのようにホームページから、本の出版や雑誌への記事掲載につながったことはITを利用した情報発信の進化のおかです。実にありがたいことです。現在は都会に住んでようが、田舎に住んでようが関係ないのです。

また、ヒカキンさんのようにユーチューブ動画をきっかけに、有名人になった人もいます。

ヒカキンさんは確か、もともとスーパーの店員さんだったはずです。学歴も特別良いとはいえなかったはずです。そんな環境の中でもあれだけの存在になったのです。良い世の中になったと思いませんか?

こうした事例を見ていると、KAZUTOYOには世の中に閉塞感が漂っているとはどうしても思えません。

個人的には閉塞感は感じていません

  • KAZUTOYOは閉塞感を感じていません

KAZUTOYO自身は、むしろ昔のほうが閉塞感があったと思っています。

昔は会社に入ったら、一生同じ会社にいて会社員として生活していくというのが普通の考え方でした。

KAZUTOYOは秋葉原の家電量販店で働いていたのですが、毎日満員電車に揺られて、接客業特有のストレスや不満をいっぱい抱えつつ、でも辞めることもできずにいました。

心も体も自由ではなかったのです。その時代のほうがKAZUTOYOにとって身動きできない閉塞感を強く感じていました。

ようするに現状に不満を多く抱えている人は、閉塞感があると感じているのだと思います。

それは、自分で変えていくしかないと思うのです。

KAZUTOYOの場合、今は違います。

フリーランスの中小企業診断士ですが、心も体も自由です。

ストレスもありません。満員電車に乗って毎日会社に通勤しなくても良いのです。

仕事も自分で選べます。

良い仲間、良いクライアントとつきあうようになっています。閉塞感など感じていません。

苦しかった昔と比べれば、今は天国のようです。

でも今の若い人はもっと恵まれていると思います。

ヒカキンさんなどの成功例の存在を既に知っているからです。

運動能力、学力など特別な才能がなくても成功できる世の中になっているのです。KAZUTOYOももっと後に生まれていたら、早いうちに別の道を見つけることができたかもしれません。

昔は、今のような考え方・発想をする人はいなかったから、他の道があることを知らなかったのです。

でも今は、ユーチューブなどで、直接成功者の話を無料で聞ける時代です。彼らは特別な人間ではないことがわかるはずです。彼らに続けば良いのです。

良い時代になったと思っています。

まとめ

  • 長期的視点では世の中は良くなっている。

KAZUTOYOは昔と比べれば、世の中はどんどん良くなっていると思っています。

  • グローバルで活躍できる社会が実現しています

国境を越えて活躍できる時代になっています。

  • チャンスはどこにでもある

チャンスは平等にあるのです。インターネットやITを利用した情報発信の進化がそれを可能としています。

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。