中小企業診断士の視点:小学6年生の就きたい職業は?

小学6年生の就きたい職業は?

中小企業診断士はマーケティング面で企業にアドバイスするのも仕事です。

そのためには、世の中の変化についてもアンテナを張ってキャッチするようにしていくよう心掛ける必要があります。

子供たちが将来就きたい職業について知っておくことも、その一つです。それを知ることで世の中がどのように変わっていっているのか実感できるようになるからです。

中小企業診断士は世の中の変化についていくことが必須です。

変化を知ることによって、時代にあったアドバイスを企業にできようになるのです。

ということで今回は、子供たちが就きたい職業をテーマに記事を書くことにします。

ランドセル製造のクラレが、今春小学校を卒業した子供たちに将来就きたい職業を尋ねています。

その結果について書いていきます。

この記事を読むと、小学6年生の将来就きたい職業についてわかります。

定番の職業と時代の変化を感じさせる職業があることがわかります。

 

小学6年生の就きたい職業は?

記事の内容

  • 調査の概要
  • 小学6年生の就きたい職業
  • 男子スポーツ選手の内訳
  • 女子の就きたい職業の特徴
  • この記事は、中小企業診断士のKAZUTOYOが地元新聞とクラレの該当ページを見て書いています。
  • KAZUTOYOは中小企業診断士になる前、家電量販店店員(パソコン売り場も担当)として10年以上働いた経験があります。
  • パソコン売り場にいたこともあり、IT関連の知識も多少あります。
  • 中小企業診断士としての活動歴も10年以上です。

 

調査の概要

  • 約1000名からアンケートで尋ねています

調査対象2020年3月に小学校を卒業した子どもとその親が対象です。

調査方法:使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る当社の社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンにご協力いただいた方にアンケートを実施して調査しています。(2020年1月13日~3月中旬)

有効回答男の子とその親:各478名/女の子とその親:各543名です。

https://www.kuraray.co.jp/news/2020/200707 より

 

小学6年生の就きたい職業

  • 男子No.1はスポーツ選手、女子No.1は保育士

小学6年生の就きたい職業は以下のようになりました。

小学6年生の就きたい職業ランキング

男子 女子
今年 昨年 就きたい職業 今年 昨年 就きたい職業
1 1 スポーツ選手 1 2 保育士
2 3 医師 2 3 看護師
3 6 大工・職人 3 4 パティシエ・パン屋
4 2 研究者 4 9 医師
5 4 エンジニア 5 14 薬剤師
6 13 警察官 6 1 教員
7 7 会社員 7 6 漫画家・イラストレーター
8 4 ゲームクリエーター 8 5 美容師
9 11 建築家 9 11 獣医師
10 8 教員 10 7 動物園・遊園地
10
13
IT関係      

男子No.1はスポーツ選手、女子No.1保育士となっています。

男女の10位以内で共通している職業は「医師」と「教員」ですが、男女どちらも「医師」は順位を上げ、「教員」は順位を下げていることがわかります。

先生の人気がなくなっているようです。

 

男子スポーツ選手の内訳

  • 野球選手が最も人気

男子No.1はスポーツ選手ですが、その内訳は野球選手が最も人気が高く、35.0%となっています。昨年の29.6%から大幅に上昇し、サッカーの33.8%を上回って初めてトップとなりました。

今回サッカーを上回って1位となったのは、昨年11月に開催された野球の国際大会「プレミア12」で日本が初優秀した影響とみられています。

 

女子の就きたい職業の特徴

  • 医療系が人気

女子の就きたい職業の特徴として、医療系の職業がトップ5に3つランクインしたことです。

看護師が2位、医師が4位、薬剤師が5位となっています。

今年は、人の健康を守る仕事に人気が集まったところが特徴です。

昨年1位だった教員は6位とランクを下げています。

 

まとめ

小学6年生の就きたい職業は?

  • 調査の概要

2020年3月に小学校を卒業した男の子とその親:各478名。女の子とその親:各543名です。

  • 小学6年生の就きたい職業

男子No.1はスポーツ選手、女子No.1は保育士

  • 男子スポーツ選手の内訳

今年は野球選手が最も人気

  • 女子の就きたい職業の特徴

今年は医療系が人気

  

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。