フリーランス中小企業診断士のある日の仕事
中小企業診断士の資格をとって独立したい方もいるかと思います。そして中小企業診断士の仕事について知りたい方もいるでしょう。
今日は、フリーランスの中小企業診断士の日常の仕事について書きたいと思います。
この記事を読むと、フリーランス中小企業診断士の仕事の一部がわかります。
Contents
フリーランス中小企業診断士の仕事について
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この記事は私自身の経験に基づいて書いています。
ある日の中小企業診断士の仕事
①経営改善計画策定企業のモニタリング ②どんな仕事なのか ③報告書等の作成 |
①経営改善計画策定企業のモニタリング
- 経営改善計画策定企業の訪問
経営改善計画は中小企業の経営改善のために作成する計画です。中小企業支援機関、金融機関、信用保証協会も関与している計画です。
経営改善計画は計画を作ってあとは企業にお任せというわけではなく、定期的に企業を訪問し、計画が実行されているかどうか確認する必要があります。そのような制度になっているのです。
計画策定を支援した中小企業診断士が確認のために訪問することになっています。
ということで、その日は経営改善計画を策定した企業の確認日(モニタリング日)だったので、その企業を訪問し、経営改善計画のモニタリングをしてきました。
②どんな仕事なのか
- 計画が実行されているかの確認
計画は作っただけではダメです。実行されなければ絵に描いた餅です。ですから計画がキチンと実行されているかどうか、実際に中小企業を訪問し、確認するのです。
経営改善計画では、細かいアクションプランがありますから、実際にそのアクションプランをちゃんとやっているのかどうか等を確認します。
報告書等の作成
- 報告書を作成して、関連機関に送付します。
経営改善計画は、金融機関や中小企業支援機関が関与しています。訪問したらその内容について報告書類を作成し、送付する必要があります。
報告書類が受理されると、こちらに料金が振り込まれるようになっています。
また別の日の中小企業診断士の仕事
①顧問先への訪問 ②アイデアの具現化 ③その他 |
①顧問先への訪問
- 顧問先に訪問し、相談に乗ります
顧問先へは定期的に訪問しています。つい先日行った顧問先は、専門家派遣で何回か訪問した後、社長に継続してお願いしたいとのことで、顧問になりました。
顧問先では、社長の相談に乗ったり、今後の取り組みなどについて話しています。
②アイデアの具現化
- 社長のアイデアを具現化する
社長に、今後ああしたい、こうしたい、というのがあっても何から手をつけていけばいいかわからない、ということがあります。
そんな時、社長の頭の中にある考えやアイデアを整理し、具体的な計画にして実行していけるようにアドバイスするのも中小企業診断士の役割です。
③その他
- 雑務もあります。
先日訪問した中小企業では、ITに詳しい人がおらずIT関連の相談事もよく受けます。
先日は、そこの社長さんがある任意団体の幹事をやっていて、パソコンで任意団体の領収書を作成したい(ただし、任意団体には予算がない)とのことだったので、無料で手に入る領収書の書式を紹介し、インストールしてもらいました。
また、無料の電子印鑑のようなものも見つけたので、インストールしてもらいました。
そのような、雑務もあります。まあ、私がそのようことが、嫌いではないのでほいほい受けてしまうということもありますが。
フリーランス中小企業診断士の仕事について、のまとめ
ある日の中小企業診断士の仕事
経営改善計画策定企業を訪問します
計画が実行されているかの確認します
報告書を作成して、関連機関に送付します。
また別の日の中小企業診断士の仕事
顧問先に訪問し、相談に乗ります
社長のアイデアを具現化します
雑務もあります |