中小企業診断士二次試験受験を断念される方
残念ながら被災された方は多くいらっしゃいました。
その中には、今年の中小企業診断士の2次試験受験を予定している方もいるかもしれません。
中小企業診断士二次試験は10月20日です。
二次試験受験を予定していて、被災された方は受験できるのだろうか、とふと思いました。
体は無事でも、後片付けなどいろいろやることがあるからです。
毎年中小企業診断士二次試験の申し込み者のうち一定割合は、受験していません。
二次試験に合格できれば、中小企業診断士にほぼなれるのになぜだろう、と個人的には思っていましたが、人にはいろいろな事情があるものです。
今回はそんなことを考えて、このブログを書いています。
Contents
中小企業診断士の視点:今年の中小企業診断士二次試験を断念される方
記事の内容
- 中小企業診断士二次試験の受験を断念する理由
この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
中小企業診断士二次試験の受験を断念する理由
毎年、中小企業診断士二次試験受験を申し込んだにも関わらず、断念する人は一定割合で存在します。
今年は、台風で被災して、その影響でやむなく受験を断念する人もいるかと思います。
ここでは、中小企業診断士二次試験を断念する理由と、KAZUTOYOの思いなどについて書きたいと思います。
理由はいろいろあると思いますが、思いついたものが4つでしたので、それぞれについて書いていきます。
①台風19号で被災して、その影響でやむなく受験を断念する場合 ②仕事の関係でやむなく断念する場合 ③家庭の事情で断念する場合 ④身体上の理由で断念する場合 |
①台風19号で被災して、その影響でやむなく受験を断念する場合
- 被災して受験断念
台風19号は関東地方に大きなダメージを残して去っていきました。関東地方で中小企業診断士を目指している方の割合は高いと思います。2次試験受験を予定している方もいるかもしれません。
その中には被災した方もいるでしょう。
仮に体は無事であっても、後片付けなどがあり、とても2次試験受験どころではない方もいるでしょう。
今年一次試験に合格して、二次試験受験の権利が2回ある方はまだいいかもしれません。来年もあるわけですから。ただ今年が最後のチャンスという方もいるでしょう。
その方たちには何て言ったらよいかわかりません。かける言葉もありません。
もう一回挑戦すれば良い、ということは簡単には言えません。
KAZUTOYO自身、もう一回中小企業診断士を一次からやれ、といわれてももうチャレンジする気力はありません。まあ、歳をとったのもありますが。
簡単に合格できたわけではないので、余計にそう思ってしまいます。
しばらく時間をおいて、やる気と気力が復活するようだったら、そうしたら挑戦するというようにしても良いのかなと感じます。
②仕事の関係でやむなく断念する場合
- 仕事の都合で断念
毎年、仕事の都合で受験を断念する方も多いと思います。急な仕事がはいったりするのは勤め人にはよくあることだからです。
勤め先に中小企業診断士に挑戦していることを知らせていない方も多くいるでしょうから、そのような方は仕事を断るわけにはいかないこともあるでしょう。
また、受験のために前泊が必要なところに住んでいる方もいるはずです。試験を受けるためには二日間予定を開けておかなくてはいけません。
でもなかなか予定を組めず、受験できないことをあるかと思います。
タイミングが悪いと受験できなくなることは多いにあります。
③家庭の事情で断念する場合
- 家庭の事情は様々です
家庭の事情で受験できない場合もあります。最近女性の中小企業診断士の方も増えているように思いますが、女性で家庭をもって、中小企業診断士の試験に挑戦するのはなかなか大変かと思います。
また、これは男性でも同じですが、家族が全員中小企業診断士に挑戦することを応援してくれるとは限らないからです。
家庭の中に反対勢力がいるのが一番きついと思います。
家庭内には人にはいえない、いろいろな事情があります。中小企業診断士に挑戦したくてもできないこともあろうかと思います。
④身体上の理由で断念する場合
- 病気やケガで受験できないこともあります
病気やケガをして、受験できないこともあります。KAZUTOYOは高校受験の2ヵ月前に体育のときに転んで右肩の鎖骨を折ってしまって、受験当日なんとか間にあった経験があります。利き腕だったのですが、なんとかなりました。
このように運悪く病気やケガのため受験を断念せざるをえない方もいるでしょう。
でもプラスに考えることも大切です。
ケガや病気でも治癒できるならラッキーといえるかもしれません。
歳をとってくると、身近な人の不幸によく遭遇するようになってきます。そのようなことが重なると、生きているだけでも幸せなことだと思うようになってきます。
生きていれば、チャンスはそのうち回ってくる可能性もあるのです。
明石家さんまさんが、「生きてるだけで丸儲け」ということを言っていましたが、なんとなくその意味がわかるようになってきました。
考え方は年齢とともに変化していくものです。