進化が遅い部分、進化が速い部分
私は、田舎の中小企業診断士で、移動には自動車を使うことが多いです。
訪問先は公共交通機関で行けないところが多いからです。
また、そもそも田舎だと電車の本数も少ないし、バスも路線が昔と比べると少なくなっています。
車でないといけないところが多いのです。
ですが、たまに電車に乗って移動することもあります。
そのときに、ふと気が付いたのです。
電車に乗っている人の風景が昔とは違うなあ、ということに。
電車はほとんど変化していません。ですが、乗っている人の様子はずいぶん変化しているのです。ほとんどの人はスマホを見ています。スマホで何をやっているかは分かりませんが、ほとんどの人がスマホをいじっています。
そういえば、大昔はスポーツ新聞を見ていたり、本を読んでいる人が多かったのにそんな人はそう見かけません。
圧倒的にスマホです。
そんなことがあったので、今回は世の中の進化が遅い部分を電車、進化の速い部分をスマホを例にしてその理由と今後の展開について書いていきます。
あくまで予想なので、はずれることも十分あります。
この記事を読むと、電車の未来、スマホ(通信技術の進化)によって社会がどんなふうに変化していくか、変な中小企業診断士(KAZUTOYOのこと)の考えていることがわかります。
Contents
中小企業診断士の視点:世の中の進化が遅い部分、進化が早い部分
記事の内容
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電車はそう変化しない
- 電車は画期的に変化することはない
電車は、あたりまえですが昔からあります。多少の進化はありましたが、大きな変化は個人的には感じられません。小さい部分でいえば、大昔は改札に切符にはさみを入れる係員が立っていましたが、今はそのような人はいません。自動改札になっています。
電車も、大昔はエアコンがついておらず、夏は天井につけた扇風機が回っていました。
でも、基本的にすごく変化したとは私は感じていません。
のんびりとした進化です。
今後も、多少の変化はあったとしてもそう大きく変化することはないと考えます。
変化しない理由
- 変化するのに制約が大きいから
電車は変化するのに、制約が大きいのです。
便利になるには、運行する本数を増やせば良いのですが、それにはコストがかかります。
田舎でも通勤・通学の時間帯は混むことがあり、座れないこともあります。とはいっても、東京の混むのとは次元が違います。田舎の電車は混むとは言っても座れない程度です。
でもその時間帯だけ本数をもっと増やしてくれるとありがたいと思います。東京では過密なダイヤグラムでもうまく運営しています。
ソフト的には無理ではないと思います。
となると、電車の動力車両を増やせばできると思います。
でも、それにはコストがかかります。混むのは通勤・通学の時間帯だけで、基本あとはガラガラなのです。そんな状態で新たな動力車両を通勤・通学の時間帯のためだけに購入するのは割りにあいません。そのほかの時間帯は利用しないのですから、お金の無駄遣いともえいます。
現在は、通勤・通学帯は客車車両の編成を長くして対応しています。まあ、このあたりが限界なのでしょう。
本数を多くするのは、ますます人口が少なくなってくることが予想される田舎では今後も考えにくいのです。
売上減少が用意に予測できる環境の中で、新たに投資することはないでしょう。
スマホは変化する
- スマホは今後も変化します。
スマホは今後も変化します。スマホは昔の携帯電話が進化してきたものですが、インターネットとアクセスすることで、一段と進化てしてきました。
昔の携帯電話は、電話がメインの機能でした。現在ではスマホの電話機能は多くの機能のなかの一部となっています。
スマホの使い方は人それぞれです。スマホに本を読んでいる人もいるし、ゲームをしている人もいます。ラインをやっている人もいます。何かニュースを見ている人もいます。
本当に人それぞれです。
スマホに関連する技術は進化していて、できることもどんどん広がっています。スマホは今後も進化していくことが考えられます。
スマホが進化する理由
- 通信規格が変わる
現在は3G、4Gの通信規格が主に使われています。しかし今後5Gの規格が普及してくることが確実です。
これにより、スマホはまた画期的に変化していくと考えられます。
5Gになるとどのように変化していくか、短い時間でわかる動画があります。
これです。(音声注意)
この動画によると、
- 通信速度が100倍になる
- ギガが使い放題になるかも
- 通信速度が速くなることでバッテリーも長持ちする
- 長い映画も数秒でダウンロードできる
- タイムラグも10分の1になる
- VRも進化する
などです。
電車の場合は、進化するのに制約がかなりありますが、通信規格の場合は費用対効果で見れば容認できる範囲なのだと考えられます。
例えば、東京の電車を複線化するのは相当なコストがかかります。コスト以外でもいろいろ考慮するべきとことがあることが想像できます。
ですが、5Gの場合はそうでもないのです。もちろんインフラを新しくする必要はありますが、電車の複線化と比較すればその制約は少ないはずです。
ただ、ここにきて電波の割り当てが難しくなってきているようです。
電波は有限な資源です。
現在でも目に見えませんが、様々な電波が空中を飛び回っています。
電波は周波数によって特性が変わってきます。
スマホ等で利用しやすい電波の周波数というのがあり、その割り当てをいかにしていくかというのが今後の課題になっていきます。それは総務省の管轄ですが。
ただ、そのあたりはクリアーしていくはずですので、今後もスマホは進化していくことが予想されます。
中小企業診断士のKAZUTOYOが5Gに期待すること
- 5Gに期待するのはVRの進化
個人的に5Gに期待するのは、VRの進化です。
理由は、遠方に車でいくのが好きではないからです。
田舎の中小企業診断士は、客先に行くのは基本車です。中には、長時間かかる場合もあり、山道もあります。
あまりそういうところには時間をかけて行きたくないのです。
定期的にそれを繰り返すのが苦痛なのです。
実際に出向かないとわからないこともあるので、全部なくすことは現実ではないですが、半分以下になれば良いと思います。
テレビ電話やスカイプなどを使えば良いのでしょうが、臨場感に欠けます。
そこで、期待するのが5Gを利用したVRです。
客先に行かなくてもコンサルティングできるようになるのが理想です。
現場の視察もVRを利用することで、現場にいるのに近い感じでできるようになることを期待します。
多くの家庭や職場でVRの機器が普及していけば、現場に行かなくてもコンサルティングができるようになると考えます。
現場に出向く回数は減らしてもVRコンサルティングの回数を増やせば、よりきめ細かな支援もできるうようになると思います。
視覚だけだなく、現場の匂いなどもわかるように更に良いのですが、それはまだまだ時間がかかりそうです。
早くそのような世の中になることを期待しています。
まとめ
スマホは5Gの技術で更に進化することが予想されます。
中小企業診断士としては、現場にいかなくてもコンサルティングができる5Gを利用したVRコンサルティングが手軽にできるようなることを期待しています。