あなたはテレビ派、それともネット動画派？

新聞社が加盟する日本世論調査会が「テレビを見るか、ネット動画を見るか」の調査を行いました。

この調査により、世代別にテレビを見る割合、ネット動画を見る割合が明らかになりました。

今日は、その調査に関して書いていきます。

この記事を読むと、世代別の「テレビを見るか、ネット動画を見るか」についてわかるようになります。

中小企業診断士の視点：世代別「テレビを見るか、ネット動画を見るか」の調査結果

記事の内容

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが地元新聞に掲載された記事を元に書いています。

調査の方法

• 本調査は新聞社が加盟する日本世論調査会が行っています。

層化２段階無作為抽出法により、約１億人の有権者の縮図となるように全国250地点から１８歳以上の男女３０００人を調査対象に選んでいます。

１８歳未満の人は結果に反映されていないことになります。

調査員が直接面接して答えをもらっているとのことです。結果的に３０００人のうち、１６０５人から回答を得て、その結果を公表したものです。

世代別　日頃主に見る映像

調査結果から表とグラフを作成しました。この表とグラフから世代別別の「日頃主に見る映像」を見ていきます。

①若年層もテレビを見ていることが多い

• 若年層も意外とテレビを見ていることがわかりました。

若年層もネット動画よりもテレビを見ているのです。

これは、ある意味驚きました。この世代ではネット動画を見るほうが圧倒的に多いと思っていたからです。

ただし、繰り返しになりますが、１８歳未満は調査していないので、あくまで１８歳以上の若年層の話です。

②中年層以上はネット動画よりもテレビで映像を視聴している時間が多い

• 中年層以上はネット動画よりもテレビを多く見ている

中年層以上は、主に見る映像はテレビと回答している方が圧倒的です。

これも、KAZUTOYOにとっては驚きでした。KAZUTOYOはテレビも見ますが、ネット動画のほうを多く見ていて、むしろ少数派に属しているとわかりました。

客観的に判断するには、自分を基準に考えないほうがよさそうです。

③６０代以上はネット動画を見る時間はテレビを見る時間よりも少ない

• ６０代以上はネット動画を見る時間は多くはない

６０代以上はネット動画を見る時間はそう多くはないようです。

ただ、調査の質問が微妙で「あなたが常日頃、主に見ている映像は何ですか。」という文言になっています。

ネット動画も見ているが、視聴時間としてはテレビを見る時間が多い人はテレビと答えるような聞き方になっています。

従って、結果の表とグラフは上のようになっていて、パっと見ると高年層はネット動画をほとんど見ないような印象を持ってしまいます。ですが、ネット動画を見ないのではなく、時間配分としてテレビを見ている時間が多いというように考えたほうがよさそうです。

世代別　テレビ番組の一日平均視聴時間

調査結果から表とグラフを作成しました。この表とグラフから世代別別の「世代別　テレビ番組の一日平均視聴時間」を見ていきます。

①若年層のテレビ視聴時間

• 若年層のテレビ視聴時間は２時間までが50％

若年層では、ほとんどテレビを見ない人が8.9％と最も多くなっています。

でも見ない人はもっといると思っていたので、意外な数字でした。若年層では、１日のうち２時間までと答えた人が50％となっています。２時間から５時間見ている人は約40％います。

結構テレビを見ていると感じます。

本当かなと、思ってしまいます。

②中年層のテレビ視聴時間

• 32％は１時間～２時間の視聴

中年層では、ほとんどテレビを見ない人は4.3％です。

中年層の32％はテレビ視聴時間が１時間～２時間です。１日のうち２時間以上見ている人は48％います。

こちらも、意外と長時間テレビを見ている人が多いとわかります。

③高年層のテレビ視聴時間

• ７割が２時間以上の視聴

ほとんどテレビを見ない人は2％しかいません。高年層では７割が一日のうち、２時間以上テレビを視聴しているようです。

３時間以上見ている人が42％いて、最もよくテレビを見る世代といえます。

まとめ