中小企業診断士の視点:小規模事業者はIT(ICT)の知識が武器になる

小規模事業者はITの知識が武器になる

これから、起業、創業、士業として独立を考えている方は、IT(ICT)の知識があると有利です。

以前KAZUTOYOが関与していた小規模企業があります。社長がIT(ICT)に詳しいので、その強みが経営にずいぶんプラスに働いていると感じます。

最近は、IT(ICT)の知識が経営の武器になる時代です。

小規模事業には本当に大きなアドバンテージになっていると感じます。

そんなことを思ってこの記事を書いています。

この記事を読むと、IT(ICT)の知識が経営上大きな武器になることがわかります。

 

中小企業診断士の視点:小規模事業者はIT(ICT)の知識が武器になる

記事の内容

  • IT(ICT)で情報発信が自力で自由にできる(3つあります)
  • IT(ICT)で販売促進が有利になる(3つあります)

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが自分の経験をもとに書いています。

 

IT(ICT)で情報発信が自力で自由にできる(3つあります)

①ホームページを自分で作って、情報発信できる

②ブログ記事も書いて情報発信

③画像の加工もでき、ホームページなどに利用できる

 

①ホームページを自分で作って、情報発信できる

  • 自分で作ったホームページを運用している

KAZUTOYOが関与した会社組織になっている小規模小売業があります。

社長がIT(ICT)に詳しく、ワードプレスを利用したホームページを自分で作って、運用しています。自分でやったことのある人ならわかると思いますが、ワードプレスの導入はそんなに簡単なわけではありません。

 

レンタルサーバーの知識も必要ですし、ワードプレスの使い方も覚えないといけません。ホームページの公開までに準備することは結構あるのです。

 

でも、社長は店の仕事をこなしつつ、自力でホームページを作って公開し運用しています。なかなかできることではありません。

実店舗があって、目立っているはずだと思っていてもホームページを見たから来店した、というお客も結構いるとのことです。

ホームページの修正や変更もタイミングよくできるので、チャンスを逃しません。

 

②ブログ記事も書いて情報発信

  • 新鮮な情報はブログで発信

その小規模小売業はホームページとは別に、ブログでの情報発信もやっています。

ホームページは頻繁に変更することはないのですが、日常の情報発信はブログで行っています。

もともとワードプレスはブログでの情報発信用に作られているので、ブログでの情報発信に適しているのです。

また、ワードプレスのブログだけでなく、地元ブログサイトにも記事を投稿しています。

 

情報発信をすることが当たり前のようになっています。

IT(ICT)で情報を発信していくことが、いかに重要かがわかっているのです。

というか、KAZUTOYOよりもたぶん身に染みて感じているからこそ、情報発信に力を入れているのだと思います。

 

実店舗でも集客には、IT(ICT)を利用しての情報発信が欠かせないということです。

 

③画像の加工もでき、ホームページなどに利用できる

  • 画像加工もでき、利用できる

その社長は、画像加工も自分でできる人です。加工した画像をホームページやブログにうまく使っています。

その結果、ホームページは見栄えも良いものになっています。

ちょっと大きな会社であれば、そんなのは社長の仕事ではないと言われるかもしれません。

でも、会社とはいっても小規模な一族経営です。

社長が自分でやるしかないのです。できなければ業者に頼むしかありません。

となると、コストがかかります。

 

残念ながら、そのような資金的な余裕はそれほどないのです。

 

IT(ICT)で販売促進が有利になる(3つあります)

①新聞折り込みチラシやDMを自分で作成できる

②新聞折り込みチラシやDMをホームページとリンクさせることができ販促効果が上がる

③販売ページを自力で作って設置している

 

①新聞折り込みチラシやDMを自分で作成できる

  • チラシやDMの元原稿を自分で作成

社長はIT(ICT)に強いので、新聞折り込みチラシやDMの元原稿を自分で作成できるのも大きな強みとなっています。

チラシを業者に作ってもらうと結構な金額になります。

その元原稿は自分できてしまうので、デザイン料などはかからないことになります。

 

原稿ができたら、あとはネットの印刷業者に依頼しているようです。ですから印刷代はかなり低く抑えることができているようです。

最近は格安でサービスを提供するネット印刷業者があります。このような業者を利用すれば、コストを低く抑えることができるのです。

 

KAZUTOYOも名刺はネットの印刷業者を利用しています。

一枚あたり、数円できるので良いですね。

 

ただ、印刷物にミスがあっても自己責任です。社長も、価格の表示でミスしたことがあると言っていました。原稿をしっかり確認してから、印刷を依頼しないといけません。

 

②新聞折り込みチラシやDMをホームページとリンクさせることができ販促効果が上がる

  • 情報発信にチラシやDMを連動できる

新聞折り込みチラシやDM、ホームページ、ブログを全部自分でやっているので、販促媒体と情報発信を連動できるのも強みです。

 

ブログで新聞折り込みチラシが入ることを事前に読者に伝えることで、チラシの反応率を高めることもできます。

また、チラシは紙面上あまり細かな内容は掲載できませんが、ブログには細かく書くことはできるのでチラシに書けなかったようなことをブログで補うこともできます。

 

例えば、政府のキャッシュレス還元制度にも対応しているので、そのことについても書いています。

その結果かどうかははっきりわかりませんが、昨年10月以降の落ち込みもあまりなかったようです。

 

実は、社長は消費増税後の12月と本年1月の売上を心配していたようですが、なんとか前年以上で乗り切ったと安どしていました。

 

③販売ページを自力で作って設置している

  • 販売ページも作ってホームページに設置しています

IT(ICT)に強いので、販売ページも自分で設置しています。

販売ページを作るのはハードルが高いと思われるかもしれませんが、最近は簡単に設置できるようになっています。

簡単に販売ページを設置できるサービスを提供している会社があるのです。

売上があったら手数料を払うという契約もあるので、そのような契約をすれば、毎月利用料を支払うこともありません。

 

こんなことができるも、社長がIT(ICT)に強いからです。また、新しい取り組みもいとわない性格もあります。

 

販売ページを設置するのは、最初は結構面倒です。でもそれをやってしまうのは大したものだと思っています。

 

まとめ

  • 中小企業診断士の視点:小規模事業者はIT(ICT)の知識が武器になる

IT(ICT)で情報発信が自力で自由にできる

  1. ホームページを自分で作って、情報発信できます
  2. 新鮮な情報はブログでも発信できます
  3. 画像の加工もでき、効果的な画像をホームページなどに利用できます

IT(ICT)で販売促進が有利になる

  1. 新聞折り込みチラシやDMを自分で作成できるのでコストを低くできます
  2. 新聞折り込みチラシやDMをホームページ・ブログとリンクさせることができ販促効果が上がります
  3. 販売ページも作ってホームページに設置でき、販促効果が期待できます

   

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。