中小企業診断士になって楽しかったこと、つらかったこと

中小企業診断士になって楽しかったこと、つらかったこと

中小企業診断士になって楽しかったこと、つらかったこと

中小企業診断士になって仕事をするようになると、いろいろなことがあります。楽しかいこともあるし、つらいこともあります。

とはいえ、サラリーマン時代と比べると、基本的には好きなことをしているので圧倒的に幸せで、ずっとサラリーマンを続けていなくてよかったと思っています。でも、会社員時代の経験も役立っているし、今の自分には必要なことだったと考えています。

ということですが、今回は中小企業診断士になって楽しかったこと、つらかったことについて書きたいと思います。

 

今、思いついたことを書いていくので、漏れていることもあるかもしれません。ご了承ください。

この記事を読むと、(今の時点で思いついた)KAZUTOYOが経験した中小企業診断士になって楽しかったこと、つらかったことがわかります。

 

中小企業診断士になって楽しかったこと、つらかったこと

記事の内容

  • 中小企業診断士になって楽しかったこと(3つあります)
  • 中小企業診断士になってつらかったこと(3つあります)

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが経験を基に書いています。

 

中小企業診断士になって楽しかったこと

  1. 経営のことがわかるようになったこと
  2. 好きなことができること
  3. 視野が広がったこと

①経営のことがわかるようになったこと

  • ニュースが理解できる

新聞記事などを見ても、企業の経営面について書いてあることが理解できるようになったことは、自分にとってすごく変化したことでした。

以前は、例えば営業利益や経常利益などについても全く分からず、新聞などである大企業が増収減益などと書かれていても、意味不明でした。収益と利益の区別もわかっていなかったからです。

当然株と社債の違いなど分かっているはずもなく、ようするに全くの無知だったのです。大学は経営学部だったのですが、何を勉強していたんだろうと思います。でも良く考えたら、そういえば勉強していなかったのです。

でも、中小企業診断士になってそのようなこともわかるようになりました。昔の自分と比較すると賢くなったようで、楽しくなってきました。満足感も得られます。

 

②好きなことができること

  • 講師もできた。本も出版できた。

以前KAZUTOYOは家電量販店の店員をしていました。

そのときには、将来講師として人にものを教えたり、本を出版できるなんて思っていませんでした。

まあ、当時の自分にとっては夢のような話だったので、願望することもありませんでした。

でも、それがかなっています。

中小企業診断士になると、いろいろなチャンスが巡ってくるのです。

反省点も多々ありますが、中小企業診断士は基本的に楽しい仕事だと思っています。

 

③視野が広がったこと

  • 未知の業界・人を知ることができます

中小企業診断士になると、いままで知らなかった未知の業界や人を知ることができます。それも中小企業診断士にとっては楽しいことですし、刺激になります。

KAZUTOYOは家電業界のことしか知らなかったので、それがまた楽しいことでした。

製造業、建設業などの会社にも関わることも多々あり、新鮮な刺激を受けます。

また、福祉関連の事業所も公的な案件として、関わることもあります。

中小企業診断士にならなければ、関わることのない業界も知ることができ視野が広がります。

 

中小企業診断士になってつらかったこと

  1. 関与した事業所がなくなること
  2. 変化を促すことができなかった時
  3. 納期がきつかったこと

①関与した事業所がなくなること

  • 悲しい現実に直面します

中小企業診断士が関わる企業というのは、基本的に何か問題や課題を抱えている企業です。絶好調な企業が中小企業診断士に経営面の相談をしにくることはないのです。

中には、切羽詰まって相談に来る企業があるのです。

借金で首が回らなくて、どうにもならない状態で相談されても残念ながら手の施しようがないこともあるのです。

しばらくして倒産したというような話を聞くと、なんともいえない気持ちになるものです。

 

②変化を促すことができない時

  • 人の気持ちを変化させるのは難しいのです

経営状態が芳しくない企業というのは、現在の環境に対応できなくなっているからです。

古いやり方をずっと変えないでいると、いつか行き詰るのです。

例えば、KAZUTOYOが以前いた家電量販店も苦しくなっています。ネットで家電を購入する人が多くなっているからです。今まで、家電量販店で家電を買っていた人がネットに流れているのです。

この傾向は今後さらに進んでいくことは、まず間違いないことです。それに対応していく必要があるのですが、なかなか変化するのは難しいようです。

中小企業も同じです。環境が変化したら、企業も環境に対応していく必要があるのですが、それがなかなかできないのです。

店主や社長が自ら変えようと決意しないと、ずるずるといくだけです。

中小企業診断士とはいっても企業にとっては他人です。他人が人の気持ちを変化させようとするのはなかなか難しいのです。

そんな時には、無力感を覚えるものです。

 

③納期がきつかったこと

  • 仕事がきついこともあります

中小企業診断士になって一番きつかった仕事は、今思いついたのは本を執筆していた時です。

文章を書くのが決して得意なわけではないので、本を出すなんて思っていなかったのですが、あまり関係ないのですね。運がよければそのような機会はあるのです。

それで、執筆なのですが、納期が決まっているのでかなりきつかったのを覚えています。徹夜もありました。タイトな納期なのです。また、必ずその後指摘される点があるので、修正も必要です。当然それにも納期があるのです。

〇月の〇日に出版というスケジュールが出版社で決まっているので、それに間に合うようにするしかないのです。

有名人で本をたくさん出している人がいますが、天才だと思ってしまいます。KAZUTOYOのような凡人にはとてもできません。

 

まとめ

中小企業診断士になって楽しかったこと

  • 経営のことがわかるようになったこと

新聞記事の経営関連のニュースが理解できるようになったこと。自分が賢くなった気がしました。

  • 好きなことができること

講師もできたし、本も出版できました。

  • 視野が広がったこと

以前には知らなかった未知の業界・人を知ることができたことです

 

中小企業診断士になってつらかったこと

  • 関与した事業所がなくなること

関与した企業がしばらくして倒産したというような話を聞くと、なんともいえない気持ちになります。

  • 変化を促すことができなかった時

人の気持ちを変化させるのは難しいのです

  • 納期がきつかったこと

たまには仕事がきついこともあります

  

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。