中小企業診断士になって知った謎の組織と不思議に思ったこと

中小企業診断士になって知った謎の組織と不思議に思ったこと

KAZUTOYOは中小企業診断士になる前は、家電量販店の店員でした。

結構激務だったので、職場で消耗し、会社と自宅アパートの往復しかないような日々を送っていました。

ですからKAZUTOYOの世間は狭かったのです。

そして、いざ中小企業診断士になってみると、自分が知らない世界があることがわかりました。

今回はそんなことを思い出し、書くことにします。

この記事を読むと、世の中には知らないことが結構あるとわかります。

 

中小企業診断士になって知った謎の組織と不思議に思ったこと

記事の内容

  • 謎の組織について(3つあります)
  • 金融機関の不思議

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが体験に基づき書いています。

 

謎の組織について

  1. 謎の組織1:信用保証協会
  2. 謎の組織2:中小企業団体中央会
  3. 謎の組織3:〇〇産業創造財団

①謎の組織1:信用保証協会

  • 信用保証協会は銀行を助ける機関です

信用保証協会って何をする機関なのか、普通の人にはわかりづらいはずです。KAZUTOYOも中小企業診断士の勉強をするまでは、その存在も知らなかったし、当然何をしているのかもわかりませんでした。

信用保証協会は、KAZUTOYOから見れば銀行を助ける機関です。

企業が金融機関からお金を借りる時に、信用保証協会がその借入金に対して保証を与えるのです。

どういうことかとういうと、企業が金融機関からお金を借りるときに、信用保証協会の保険(保証)をかけた上でお金を貸すのです。

もし企業が借金を返せなくなっても、信用保証協会が企業に代わって返済してくれるのです。

昔は、借入金の全額を返済してもらえました。

 

要するに、信用保証協会の保険をかけた借入金は、企業が仮に倒産しても、金融機関は全額信用保証協会から返済してもらえたのです。

 

金融機関はノーリスクだったのです。

 

これは、小売業出身のKAZUTOYOからすれば、考えられないことでした。

企業が倒産して、借金を返済できなくなったら金融機関が全面的に損すると思っていたからです。

 

世間が狭かったKAZUTOYOにとっては、知らない世界のことでした。

 

②謎の組織2:中小企業団体中央会

  • 中小企業団体中央会は中小企業の組合を支援する機関

中小企業団体中央会というのは、中小企業の組合を支援する機関です。

なんらかの組合に入っている企業の方なら知っていることもあります。

KAZUTOYOは、まったく知りませんでした。そもそも組合についてもよくわかっていませんでした。

中小企業の組合を支援する、とはどういうことかというと、まずは規模の小さい中小企業を集めて組合を作ることを推進し、組合ができたら組合に所属する企業も随時経営支援していく、ということです。

組合になると、規模が大きくなるのでいろいろと有利な面があるのです。

 

家電店の店員時代は、そのような社会の仕組みをまったく知らなかったのですが、中小企業診断士になって関わることによって、実際の姿を始めて目にしたのです。

 

③謎の組織3:〇〇産業創造財団

  • 専門家派遣などをする元締め機関

〇〇産業創造財団の〇〇に地名、県名がはいります。〇〇産業創造財団は中小企業者にとっては経営相談をする機関で、中小企業診断士にとっては、専門家派遣などをする元締め的な機関と言えます。

 

中小企業者などで、利用したことがある人ならその存在を知っている人もいるかもしれませんが、普通の会社員だと一生出会うことのない機関だと思います。

 

機関内には金融機関等から出向で、働いている人もいます。

 

中小企業診断士になっていなければ、KAZUTOYOもその存在に気が付くことなく過ごしていたことと思います。

 

世の中には普段目にしない謎の組織があるものです。

 

金融機関の不思議

  • 個人のメルアドがない

金融機関で不思議に思ったことがあります。担当者の名刺をみても金融機関ドメインの個人メルアドがないのです。

KAZUTOYOにとって金融機関はITが張り巡らされた進んだ組織だと当初は思っていました。最先端の機関だと思っていたのです。なのに個人メルアドがないなんて変だなと感じました。

理由は単純なものでした。

金融機関は、個人情報を扱うので情報が漏れないようセキュリティ上、そのようになっているのだそうです。

相手の立場でよく考えればわかります。

とは言え、結構不便です。

こちらの業務連絡はメールでのやり取りが多く、書類を送ったり、受け取ったりするのもメールです。

それが、利用できないのです。

なら、FAXでいいじゃん、となりますが、FAXも当然NGです。

 

担当者は携帯電話は持っているので、会話での対応はできます。ですが、書類のやりとりが自由にできないのはやはり面倒なものです。

 

金融機関の内部はいろいろ大変なようです。体も壊す人もいます。合併や再編などの動きも激しいです。

一方、フリーランスのKAZUTOYOは気楽なものです。

 

まとめ

中小企業診断士になって知った謎の組織と不思議に思ったこと

  • 謎の組織1:信用保証協会

信用保証協会は銀行を助ける機関です

  • 謎の組織2:中小企業団体中央会

中小企業団体中央会は中小企業の組合を支援する機関です

  • 謎の組織3:〇〇産業創造財団

〇〇産業創造財団は専門家派遣などをする元締め機関です

  • 金融機関の不思議

個人のメルアドがないのが不思議でした。

 

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。