日本の国債はデフォルトしないのか?
国債による借金が1,000兆円を超え、大借金大国とマスコミなどでも報道されます。
国民一人当たりの借金は〇百万円になるともよく表現されています。
このままだと日本の財政は破綻するとの危機説もよく耳にします。
ギリシアやジンバブエのようになってしまうという不安をあおる説もあるようです。
今日は日本の国債のデフォルト説について書いていきます。
興味のある方はご覧ください。
この記事を読むと、日本の国債はデフォルトしない。したがって財政破綻もしないことがわかります。
Contents
中小企業診断士の視点:日本国債はデフォルトしない
記事の内容
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この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
三橋貴明氏の発言
- 日本の国債はデフォルトしない
中小企業診断士でもある三橋貴明氏は、よく「日本の国債はデフォルトしませんよ。財務省もそれはわかっています。財務相のホームページにもそれは載っています。」と、言っています。
いままでは、それを聞いて「そうなんだ。三橋氏の言うことだからそうなんだろう」と思うだけで、特に調べもせず、鵜呑みにしていました。
しかし、私も中小企業診断士です。鵜呑みにせず、本当に財務省のホームページに掲載されているのか調べてみることにしました。
財務省のホームページ
- 日本国債のデフォルトは考えられない。
調べてみると確かに書いてあります。
「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。」
財務省https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htmより切り抜き
文面から、外国の格付け機関が日本の国債の格付け評価を下げたことに対する反論だと考えられます。
平成14年4月30日の日付となっています。
これによれば、財務省は「自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。」と言っています。
つまり、理論的にありえないことはわかっているのです。
まあ、円を刷ればいいのですから当然です。
ということで、「自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。」
ということです。
財務省もそう考えていることがわかりました。
デフォルトしないことは以前から認識していたはず
- 政府の負債(借金)を放置していたのは、デフォルトはありえないとわかっていたから?
日本の負債と長期金利の推移のグラフ
2018年の政府の債務は1970年の152倍となっています。デフォルトするならとっくにデフォルトしていると私は思ってしまいます。
大蔵省時代からデフォルトしないことははなから分かっていたから、この状態を放置していたのではないのでしょうか。
東大卒や京大卒の超優秀な官僚たちです。そんなことは昔から分かっていたような気がします。
まとめ
日本の政府の負債は1,000兆円超ですが、デフォルトはしない(ありえない)ことが財務省のホームページからも確認できました。