Windows10への移行は無償でできます(違法ではありません)

Windows10への移行はお済ですか?

先日、関与先でWindows 7のパソコンがあるが今後どうしたら良いだろう、という話がでました。

Windows 7のサポートは2020年1月に終了します。

そのことを社長は心配しているのです。

該当のパソコンは、特殊な業務のためのパソコンではなく、一般的な事務処理に使っているとのことです。

やっぱり買い替えないとだめかな、ということです。

Windows 10の無償アップグレードは、2016年7月29日(日本時間)に終了しています。

ですからOSを入れ替えるにしても、有料になると考えているようです。

それだったら新しいパソコンを買った方が良いかな、と迷っているようです。

ただ、現在でもWindows 7のパソコンをWindows 10に無償アップグレードにする方法はあります。(違法ではなく、マイクロソフトのHPにも掲載している正式なやり方です。)

パソコンに詳しい方はそのことを知っていますが、一般には知られていないのですね。

Windows 10に無償アップグレードにする方法はありますが、パソコンによっては簡単にはできない場合もあります。

また、パソコンの性能も関係します。

性能の芳しくないパソコンをWindows 10にしても、さくさく動くかどうかは保証できません。

やってみる価値はあるのですが、時間の無駄になることもあります。

ということで、今回はWindows 10の無償アップグレードの話です。

一応関与先には、Windows 10へは無償アップグレードできる方法があり、できる可能性はありますよ、ということは話しておきました。

ただ、人によっては面倒な作業と思うかもしれませんし、自分でやると時間はかかります、とは伝えてあります。

この記事を読むと、現在は2019年8月15日ですが、Windows 10の無償アップグレードが合法的にできることがわかります。

ただし、パソコンによってはうまくいかないこともわかります。

Windows10への移行は無償でできます

記事の内容

  • Windows10への移行は無償でできます
  • パソコンによってはできない、もしくは非常に面倒な場合もある
  • パナソニックパソコンを使っている方
  • ディスクのバックアップをとっておきましょう

この記事は、私の経験も踏まえて書いています。

Windows 10への移行は無償でできます

  • Windows 10へ無償アップグレードできる方法

まずは、Googleで「Windows 10 のダウンロード」と検索します。

すると私のパソコンでは下のように表示されました。

次に2番目に表示されている「Windows 10 のダウンロード – Microsoft」をクリックします。

すると下の画面が表示されます。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10%E3%80%80より切り抜き

今すぐアップデートでも良いのですが、私はその下の「ツールをいますぐダウンロード」をお勧めします。

これはプログラムをいったんUSBメモリに保存する方法です。

あらかじめ、8GB以上のUSBメモリを用意しておく必要があります。

以降、画面の指示通りに作業を進めていくとWindows 10に無償でアップグレードできます。ライセンスについてはもともと既に使っているパソコンのライセンスを引く次ぐようになっているようです。

ですから、あとでお金を払う必要もありません。

パソコンによってはできない、もしくは非常に面倒な場合もある

  • パナソニックレッツノート(CF-SX1)の場合は、面倒なので断念

私はパナソニックレッツノート(CF-SX1)を持っています。2012年頃の製品で、OSはWin7です。CPUはi5-2450Mですが、メモリーを増設し、当初500MBのHDDを1TBのSSDに載せ替え、まあまあ快適に使っていました。

今後も継続して使うためには、Win10にした方が良いだろうということで、上の方法でWin10にアップグレードしようとしましたが、面倒なので今のところ断念しています。

断念した理由

  • 特殊なドライバーを使っている

レッツノート(CF-SX1)は、バッテリー管理等専用のドライバー(10個ぐらいあるらしい)を探してきて手動でインストールしなければならず、面倒な作業が必要だとわかったからです。

いろいろ調べると、仮に面倒な作業を全部やっても後で不具合がでることもあるようなので、とりあえずWin7のままになっています。

というように、パソコンによっては簡単にはいかない場合もあるようです。

パナソニックパソコンを使っている方

(2019年10月25日追記)

KAZUTOYOのまわりの中小企業診断士はパナソニックパソコン レッツノートシリーズを持っている方が多いです。

この記事を読んでいる方の中にもレッツノートパソコンをお持ちの方がいるかと思いますす。

Windows 10でない以前のパナソニックパソコン レッツノートシリーズを持っている方は、

panasonic Windows 10サポート情報 」のページを参考にしください。

更に、Windows 7のパソコンからWindows 10にアップグレードをしたいと思っている方は「Windows 10 Anniversary Update アップグレード情報

のページも参考になります。

上の情報によると、

レッツノートでもWindows 10にアップグレードを想定しているのは、2013年夏モデル以降のパソコンとなっています。

2013年より前のパソコンについては、Windows 10へのアップグレードはサポートしていないようです。

何年製なのかわからない方も多いと思います。(KAZUTOYOもそうでした。)

年式はパソコンの型番を見るとわかります。

型番はパソコンの裏面に記載されています。パナソニックパソコンを持っていて、まだWindows 10にアップデートしていない方は確認してみると良いでしょう。

(2013年より前のモデルでもパソコンに詳しい人は、ネットでいろいろ調べて自力でなんとかできるかもしれないですが、そうでない人はあまり深みに入らないほうが良いかもしれません。)

ディスクのバックアップをとっておきましょう

(2019年10月25日追記)

  • 念のため複製ディスクを作っておきましょう

Windows 10にアップグレードにするときは、必ずあらかじめバックアップをとっておくようにしましょう。

HDDのクローン装置を使うと時間は多少かかりますが、バックアップは簡単です。

内蔵HDDもしくは内蔵SSDの複製を作るのです。複製したものをWindows 10にアップグレードするようにします。

こうすると仮に失敗したときも安心です。元に戻せば良いだけだからです。

また、成功したと思っても、しばらくしてソフトにより不具合が生じることもあります。

バックアップして予備も作っておくといざというとき安心です。

イメージディスクなどを作っておく方法もありますが、面倒くさいし復元するのも面倒です。

まとめ

  • Win10への移行は無償でできます

Googleで「Windows 10 のダウンロード」と検索します。「Windows 10 のダウンロード – Microsoft」をクリックし、指示に従って作業を進めていけばできます。(自己責任でお願いします)

ただし、時間は非常にかかります。

  • パソコンによってはできない、もしくは非常に面倒な場合もある

私のパナソニックレッツノート(CF-SX1)の場合は、できなくはなさそうですが、面倒なのでいまのところ断念しています。

  • パソナソニックがWindows 10にアップグレードを想定しているのは、2013年夏モデル以降のパソコン

2013年より前のパソコンについては、Windows 10へのアップグレードはサポートしていません。

  • バックアップも忘れずに

クローン装置を使うとHDDやSSDの複製は簡単です。

当ブログ記事「Win7のレッツノート(CF-SX1)パソコンをWin10にアップグレードしました」、

中小企業診断士の視点:Windows 7 からWindows10への無償アップグレード方法」も関連します。

よろしかったらご覧ください。

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。