中小企業診断士の視点:アメリカでアマゾンがリアルな「レジなしスーパー」開店

アマゾンが「レジなしスーパー」開店

2月25日にアメリカでアマゾンが「レジなしスーパー」を開店しました。

アマゾンというとインターネット通販が思い浮かびますが、「レジなしスーパー」はリアルな店舗のことです。

アマゾンがリアルのスーパーを開店したのです。

今回は、アマゾンがリアルの「レジなしスーパー」を開店した話です。

この記事を読むと、アマゾンはネットビジネスだけで満足している会社ではないことがわかります。

アメリカでアマゾンがリアルな「レジなしスーパー」開店

記事の内容

  • 米アマゾンがレジなし食品スーパーを開店
  • 米アマゾンは2018年からリアル店舗を運営

この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。

アマゾンがレジなし食品スーパーを開店

※画像出所https://www.amazon.com/b?ie=UTF8&node=20931388011より切り抜き

  • アマゾンのレジな食品スーパーは人口知能(AI)技術を活用したスーパーです。

アメリカのアマゾンが開店したのは「アマゾン・ゴー・グローサリ―」という面積1000平方メートル程度のレジなし食品スーパーです。

2月25日にアメリカ西部ワシントン州シアトルで開店しました。シアトルと言えば、イチロー選手が所属していたシアトル・マリナーズが本拠地としている市で、多くの日本人にもよく知られた市ではないでしょうか。

店舗運営には人口知能(AI)技術を活用しているということで、いかにもアマゾンらしいところです。

店舗名の「アマゾン・ゴー・グローサリ―」のグローサリーは食料品雑貨を意味する単語です。

店舗運営の仕組みですが、まずお客はあらかじめスマホで専用アプリをダウンロードしておきます。

お客は入店する際に、専用アプリを開いて自動改札機のようなゲートにかざして入店します。

店舗の天井にはカメラがあり、陳列棚にはセンサーも設置されていて、お客が取り出した商品を読み取るようになっています。

お客が店から出ると、精算されるようになっています。

包装されていない野菜や果物も販売されています。

米アマゾンは2018年からリアル店舗を運営

※画像出所https://ja.wikipedia.org/wiki/Amazon_Goより切り取り

  • レジなしコンビニは2018年から運営

アマゾンが「レジなしスーパー」を開店したのは先月の2月ですが、実はレジなしコンビニは2018年から展開していました。レジなしコンビニの名称は「アマゾン・ゴー」です。

今回開店したレジなし食品スーパーは「アマゾン・ゴー」に食料品雑貨を意味するグローサリーを後ろにつけた名称だったのです。

現在「アマゾン・ゴー」の店舗はニューヨークやシカゴなどに25店舗あります。

「アマゾン・ゴー」の運営でノウハウが蓄積されてきたところで、本格的な食品スーパーにチャレンジしてきた、ということだと考えます。

今後アマゾンでは、「レジなし」店舗システムを、自社店舗の運営に利用するだけでなく、コンビニなどを運営する他の企業にも販売していきたいという考えをもっています。

近い将来、アマゾンの「レジなし」店舗システムを利用するコンビニが、日本にもできるのではないかと思います。

まとめ

アメリカでアマゾンがリアルな「レジなしスーパー」開店

  • アマゾンがレジなし食品スーパーを開店

アメリカのアマゾンが開店したのは「アマゾン・ゴー・グローサリ―」という面積1000平方メートル程度のレジなし食品スーパーです。

  • 米アマゾンは2018年からリアル店舗を運営

レジなしコンビニの名称は「アマゾン・ゴー」で2018年から展開していました。

ABOUTこの記事をかいた人

中高年のフリーランスの中小企業診断士です。独立する前は家電量販店の店員をやってました。1970年代から1980年代の洋楽・ロック等をよく聴いています。