オンライン授業が進まない理由
新型コロナウイルス感染症の影響で、地域により学校が休校になっています。
そんな中、自宅でも学習できるようにオンライン授業を検討しているところもあるようですが、なかなかすんなりとはいかないようです。
そんな疑問に応えます。
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学校でオンライン授業が進まない理由
本記事の内容
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- 本ブログ記事の信頼性
これを書いているKAZUTOYOは中小企業診断士です。
10年以上家電量販店勤務(パソコン売り場も)の経験もあります。
インターネット環境の有無
- プロバイダー業者と契約してない家庭もある
インターネットのプロバイダー業者と契約を結んでいない家庭が結構あるようです。
今の時代、そんな家庭があるのかと思いましたが、結構あるとのことです。
スマホがあれば、インターネットに接続はできるのでとくに必要ない人もいるのです。
KAZUTOYOの世代は、インターネットを利用するにはプロバイダー業者との契約が必須だったので常識だと思っていたのですが、時代が変わってきたのです。
スマホでもオンライン授業は受けることはできますが、画面が小さいですし、ギガ制限があるため長時間の授業は無理なのです。
パソコン、タブレット、スマートフォンの所有状況
- 対応機器の所有状況にも問題
スマホでも授業は受けられますが、画面が小さいので利用しにくい面があります。
また、パソコンやタブレットがない家庭もあるということです。それも結構多いというのです。
KAZUTOYOからすると信じられない気もしますが、自分の常識は他で通用するとは限らないのです。
KAZUTOYOの周りの中小企業診断士は、ノートパソコンやタブレットやらIT機器を使いこなしている方が大半なので、いつのまにか自分の基準が世の中の基準とはかけ離れたものになっていたようです。
学校の先生方もパソコンは使っているはずなので、パソコンやタブレットがない家庭が多くあることに気が回らなかったかもしれません。
- 総務省の調査
総務省の調査によると、インターネットの利用率は80%前後とかなり高くなっています。
このようなことを知っていたので、当然パソコンやタブレットを持っている人は多いのだろうと思っていましたが、それは違うようです。
インターネット利用率の推移
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232120.html より
また、次のグラフからわかるようにインターネットの利用端末はスマホが多いのですが、スマホでしかインターネットが利用できない状況の人も多いということなのです。
インターネット利用端末の種類
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232120.html より
保護者のサポートとレベル(時間的・技術的)
- 保護者のサポートも影響します
保護者が家庭でどの程度オンライン授業をサポートできるのかも重要です。
時間がない保護者も多いでしょうし、もともとIT関連の操作にうとい保護者もいるのです。
IT機器を使い慣れている保護者であればいいのですが、それほど多くはないのが現実なのです。
練習する日を別に設置して対応
KAZUTOYOの中小企業診断士仲間で、Zoomを最初に利用したときには、接続&使い方を練習する日を事前に設けて、それから本番という順番でやっていきました。
IT機器操作について慣れていて経験がある中小企業診断士仲間でさえそうなのです。やはり事前の準備をしっかりやっておくことが大切だと思います。
まとめ
学校でオンライン授業が進まない理由
プロバイダー業者と契約してない家庭もあります。
パソコン、タブレッを所有していない家庭もあります。
時間がない保護者も多いでしょうし、もともとIT関連の操作にうとい保護者もいるのです。 |
学校でも使えばよいのに。何が問題なのだろう。