マイクロソフトがスマホ事業に再参入
マイクロソフトがいったんは撤退したスマホ事業にまた戻ってくるとのこと。
来年の2020年にスマートフォンとタブレットで再参入してくるようです。
ただし、日本での販売は未定とのことです。
今日はその話です。
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中小企業診断士の視点:マイクロソフトがスマホ再参入
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この記事は中小企業診断士のKAZUTOYOが書いています。
マイクロソフトが過去スマホ事業から撤退した理由
- アンドロイドとアップルの壁が高かった
マイクロソフトは2014年に、フィンランドのノキアから携帯電話事業を買収し、スマホ事業を始めました。OSはマイクロソフトらしく自社開発のものです。
ですが、アンドロイド勢とアップル社アイフォンの2強が強力で、その牙城を崩せず撤退しています。
再参入の戦略
- スマホのOSはアンドロイド採用
マイクロソフトはスマホには自社開発OSをあきらめ、今度はアンドロイドを採用することにしました。
アンドロイドだったら、既に多くのアプリがあるし、一回自社OSで失敗しているのでそのような判断になったものと考えられます。
来年にスマホとタブレットで再参入することになっています。
参入するスマホとタブレットの特徴は以下のようになります。
参入する新スマホの特徴
- 新スマホの名称は「サーフェスデュオ」
参入する新スマホの名称は「サーフェスデュオ」と言います。
特徴は、折り畳み式で画面が二つになっていることです。2画面携帯端末機種で市場に再参入ということです。
折りたたんでポケットにもいれることができ、手のひらサイズで操作も楽なスマホとなっています。
参入する新タブレットの特徴
- 新タブレットの名称は「サーフェスネオ」です。
参入する新タブレットの名称は「サーフェスネオ」と言います。上のスマホ「サーフェスデュオ」と同様、画面が2つあるのが特徴です。一つの画面は9インチとそれほど大きくはありません。専用のキーボードでも入力できるようになっているとのことです。
タブレットのOSはウィンドウズ10ベースです。
スマホ市場は世界市場で、巨大な市場です。マイクロソフトとしてもぜひとも参入していきたい市場です。しかも今後も成長していくことが予想されます。
いったんは撤退したものの、やはりその市場は魅力的で再参入することにしたのでしょう。
スマホのOSにアンドロイドを採用したのは、いかにもビジネスライクに考えるマイクロソフトらしいと思いました。
自社開発OSにこだわるより、勢いのあるGoogleに乗っかることを選んだのです。最初から多くのアプリが利用できるので利用者も購入しやすくなります。