企業はなんでメルマガを使うのかな?
あなたはメルマガを配信している企業を良く見かけませんか? また、ホームページでもメルマガ登録してください、と書いているのを目にしたことがありませんか?
なんでメルマガに登録させたいのか、意味がわからない。教えて欲しい、と思っていませんか?
そんな疑問にお答えします。
この記事を読むと、なぜ企業がメルマガを登録させたいのか、その理由がわかります。
Contents
メルマガをビジネスに使うと何が良いの?
記事の内容
- メルマガの役割(3つあります)
- メルマガの効果(3つあります)
私もその手に乗せられて、あるところでいろいろ買っています。教材はすごくよくて、実際にちゃんとやれば結果はついてくると感じます。知識もかなり身につきます。
うまいやり方だなあ、と感心しています。
メルマガの役割
メルマガの役割は主に次の三つです。
①見込み客を見つける。 ②見込客の囲いこみを行う ③購入の動機付けを行う |
①見込み客を見つけることができる。
- メルマガは見込客を見つけるのに最適なツールです。
普通の商売は、すぐに購入してくれるお客を相手にしています。将来は買うかもしれないが、今は購入しないお客というのは、相手にしても非効率なので相手にしないことが多いのです。このような人を『見込み客』といいます。
メルマガは将来買ってくれるかもしれない人(見込み客)を見つけられるところに特徴があります。
住宅販売を考えてください。
将来家を建てようと、事前調査のために住宅メーカーのホームページを見て研究している人がいるとします。
ある住宅メーカーのホームページに「住宅を選ぶ際に忘れていけない10のポイント」という小冊子をPDFで無料進呈します、ニックネームとメールアドレスだけ入力してクリックしてください、というのを見かけます。
すぐに住宅を建てることは考えていないが、将来のためにもらっておこうと、クリックしたくなります。
ニックネームとメールアドレスだけなら、どこの誰かもわからないので、営業マンがいきなり来ることもないはず、と申し込む人もいるでしょう。
そのような人は、すぐには買わないけど将来買ってくれるかもしれない「見込み客」なのです。
つまり、住宅会社はそこで見込み客を見つけることができたのです。
このような見込み客を多く集めておくと、あとのビジネスが楽になるのです。
②見込客の囲い込みを行う
- 見込み客が見つかったら囲い込む
見込客が見つかったら、リスト化していきます。ときおり、メルマガを配信するようにしておけば、ずっと関係が維持できます。
住宅の例では、例えば地域で開催する住宅セミナーに参加するように誘導することもできます。
「今度〇〇市で、住宅に関するセミナーを開催します。お近くにお住いの方、ぜひご参加ください。」というような内容で発信するのです。
いつもメルマガを受け取っている会社なので、うまくいけば参加してもらえるかもしれません。
また、見込客もいざ購入という時には、いつもメルマガを送ってくれるメーカーがまず頭に浮かぶのではないでしょうか。
このようにメルマガは見込み客を囲い込むという役割があるのです。
今のところメールは無料で配信できるので、使わない手はないのです。
③購入の動機づけを行う
メルマガは購入の動づけとなります。
メルマガを継続的に送付し、購読者もそれも読んでいるとします。
もともとメルマガ購読はその人の希望で購読しているはずなので、メルマガを配信している会社の商品やサービスには興味をもっている人たちです。見込み客です。
もともと興味を持っている人たちが、関連する内容のメール何回も読んでいると欲しいという欲求が高まってきます。
人間というものはそういうものです。
例えば、パソコンに興味があり、とりあえずパンフレットをもらいに家電店に行きます。
パソコンのパンフレットを家に持ち帰り、眺めてみます。すると、パソコンがどんどん欲しくなってきます。
そういうものです
メルマガにもそのような役割があるのです。
購入の動機づけとなる役割があります。
ぜひうまく活用したいものです。
メルマガの効果
①信頼性、親近感を高める ②見込客を育てることができる。教育できる。 ③見込客・顧客が資産となる |
①信頼性、親近感を高める
- 心理的な効果を期待できる
住宅メーカーの場合、見込み客は既にそのメーカーのことを知っている場合が多く、最初からある程度の信頼性はあると思います。
ですが、今まで聞いたことがないメーカーの場合はどうでしょう。メルマガ購読者はそのメーカーに対して最初は信頼性を感じていません。
そのような場合、メルマガを配信し続け、購読者に価値ある情報を提供し続けていくことでることによって、徐々にそのメーカーに対して信頼性が高まっていきます。
また、親近感といったものも持つようになります。このようにメルマガには心理的な効果があるのです。
購入するのは人間ですから、気持ちの面は大きい要素となります。
②見込客を育てられる。教育できる
- 見込み客に情報を提供し続け、育てていける
見込客を育てるなんていうと、「上から目線」、「偉そう」、「何様だ」、と感じるかもしれませんが、メルマガにはそのような効果もあります。
見込み客は、メルマガを購読する段階は迷っている段階です。一応希望する商品やサービスの資料をもらった段階で、迷いがあり、はっきり自分の心を決めた段階ではないのです。いろいろ不安に思っている段階です。
メルマガでその不安な要素を一つ一つ解決していくようにするのです。そのようにして、無理なく購入できるように導いていくのです。
分かりやすい例を挙げます。
例えば、英語を話したいと思って、インターネットを検索したら英語教材を販売しているホームページにたどりついたとします。資料請求はこちら、とあったのでメールアドレス登録し、資料請求します。
ただ、この段階だと、購読者は果たしてその英語教材を買って自分が話せるようになるか不安です。ですからすぐには購入しないことが多いのです。
メルマガを読んでもらい、こういった不安を取り除いていって、この英語教材を買えば英語を話せるようになると思ってもらえるようになるまで、購読者を導いていく必要があります。
それが教育なのです。
やってみようという気持ちまでもっていく。それが見込客を育てられる。教育できる、ということなのです。
③見込客・顧客が資産となる
- メルマガリスト(メルマガ購読者)が資産になる。
普通資産というと商品や、他の流動資産、固定資産のことを言います。
ですが、メルマガをビジネスに利用すると、メルマガ購読者を資産と考えることができるようになります。
メルマガを配信している会社は、メルマガ購読者に自社の他の商品・サービスを案内することができます。
購読者はメルマガを配信している会社に信頼感、親近感を持つようになっています。
他の会社でも同じような商品は買えるが、親近感のあるこの会社で購入しよう、ということになるのです。
会社の貸借対照表には表示はされませんが、メルマガ購読者は資産なのです。
例えば、メルマガ購読者1万人というのは、その会社にとって結構大きな資産といえるのではないでしょうか。
まとめ
①見込み客を見つける。 ②見込客の囲いこみを行う ③購入の動機付けを行う
①信頼性、親近感を高める ②見込客を育てることができる。教育できる。 ③見込み客・顧客が資産となる |
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